「スカイウォーカーの夜明け」から「Skywalkerの年明け」へ

令和元年の大晦日、二子玉川ライズにある109シネマズで、『スターウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』を観た。上映方式にこだわらず時間帯で選んだら、「エピソード9」とシンクロする「スクリーン9」での鑑賞となった。原題の『The Rise Of Skywalker』とRise(ライズ)が重なっていた事も含め、上映前からシンクロ率は上がりっ放し。

ちょうど、年末のプチ断食(3日間固形物と糖分を取らない)と寒さの影響で、席に座った時には体がすっかり冷え切っていたのだが、途中からぐんぐん熱くなってきて、終盤には暑いと感じるほどになっていた。不思議なのはその温まり方で、体(ハート)の深奥から熱が広がって体幹部までが満たされ、頭や顔は平常、手先は最後まで冷えたままであった。

空調や鑑賞者の熱気の影響もあったと思うが、劇中シーンとの連動性や、最終的な体感が天真体道の稽古後に近かった事から想像するに、多次元的な繋がりを想起させるストーリーを通じて源泉的な場にアクセスし、存在の深いレベルから活性化されたのではないかと自分では思っている。

実際、終了後にお手洗いで鏡を見ると、やはり稽古後のようにケロ化(若返り現象のこと)していた。同じ現象がLにも起こっていて、Lの方からそれを口にしたので、自分だけの思い込みではなかった事も確認できた。

「確か、以前にも同じような事があったはず…」と過去のブログを検索してみたら、10年ほど前にキアヌ・リーブス主演の『地球が静止する日』を観た時に、似たような現象が起こっていた。ブログタイトルの【クラトゥ・バラダ・ニクト】は、「13の月の暦」提唱者のホゼ&ロイディーンがよく使っていたフレーズでもあるので、暦ユーザーの方は、リンク先にも飛んでみると面白いだろう。

それにしても、映画鑑賞を通じて得られるこの変化は何とも興味深い。劇中、離れた場所にいるレイとレン(ベン)の時空が、フォースを通じて接続してしまうシーンがあったが、ある面それに近いのかもしれない。当日未明にUPした【天皇とリンポチェを結ぶ126と166】というブログや、剣武天真流とのシンクロ率があまりに高かったので、おそらくそうした場と接続してしまったのであろう。

何しろそのブログには、2組の「祖父と孫」の関係性とか、神話的家系とも言える天皇家について書かれているのだ。それに、スターウォーズは、もともとチベットや剣武に直結するモチーフがとても多い。思いつくまま列記してみよう。

・ジェダイの死に際して肉体が消えるのは、チベットに伝わるゾクチェンの「虹の身体」そのまま
・大切な情報を未来の然るべき時のために隠すのは埋蔵経典(テルマ)そのもの
・ライトセーバーの初期の日本語字幕「電光剣」は剣武の技名そのもの
・レイが終盤二刀を操るシーンが出てくるが、今年から女性のための剣武天真流二刀法の教授が正式に始まる
・フォースは、天真体道で用いる「天真」の意味と多くの面で重複する

加えて、大晦日は古代マヤ暦のツォルキンで「9・キミ」、『13の月の暦』的に表現するとKIN126(9・世界の橋渡し)に相当する日でもあった。上記ブログで触れたKIN126のゾンサル・ケンツェ・リンポチェは映画監督でもあるが、スターウォーズシリーズを生み出したジョージ・ルーカスも同じKIN126。そして、同ブログ内に登場するシェチェン・リンポチェが手にしている『シンクロニック・ジャーニー』の編集者・天野照久さんもKIN126なのだ!

こうして見ると、126代天皇の「令和」という時代にシンクロして「エピソード9」が上映される流れ自体が、銀河的な物語になっているようにも思えてくる。「白い世界の橋渡し」も「赤い空歩く者(Red Skywalker)」も『13の月の暦(ドリームスペル)』という銀河暦の世界観では、火星軌道に対応する「太陽の紋章」である。

そして、2020年(令和2年)の元旦は、この暦でKIN173「4・空歩く者(Red Skywalker)」から始まったのである。まさに、スカイウォーカー(Skywalker)の夜明け、そして年明けである。

365日暦の元旦(G7/26)に同期する260日暦の日付(今は白い磁気の魔法使い)が一年の名前になるというルールは、古代マヤ暦の「年の担い手」に倣ったやり方であるが、仮にそれをグレゴリオ暦に当てはめてみると、2020年(令和2年)は、「赤い自己存在の空歩く者(Red Self-Existing Skywalker)」の年、とも言えるのである。

そして、「赤い空歩く者(Red Skywalker)」の紋章コードNoは「13」。「13」は『13の月の暦』の骨格とも言えるウェイブスペルを示す数であると同時に、一つの終わりと次の始まりへの「魔術飛行」を担う、宇宙創造論の最終段階を意味する数でもある。

従って、この暦の観点からすれば、スターウォーズシリーズは、9つからなるエピソードを「13の夜明け」で発展的に完結させた銀河叙事詩であるとも言えるのだ。「9.13.0.0.0」「テレクトノン」「光の剣」と連想は果てしなく続くが、この物語をどう自分の物語に統合させて行くかが、ドリームスペル(13の月の暦)プレイヤー、そして時空のサーファーとしての腕の見せどころとなるだろう。(D)

律動の月24日 8・地球(KIN177)

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