「マヤの光」という銀河からのメッセージ

ドリームスペル(13の月の暦)』では、銀河の音「8」に「銀河の」という名前が付けられているのだが、今日はそれが月日で重なっている上、太陽暦の日付も8日で、更に「銀河の活性化の正門」も連続開放7日目という「超銀河の魔術の亀の日」だ。

という訳で、4日前のKIN108(4・星)に体験した、嬉しい出来事をシェアしたいと思う。【GM(ギャラクティック・マヤ)108X】に書いた通り、この日は、ホゼがフンバツと共にパレンケで儀式を行い、パカル王からのメッセージを受け取った1989.3.12(KIN108)から、ドリームスペル・ツォルキンが正確に42回巡った日だった。

その日は午後に剣武天真流の本部稽古があり、【カトマンズで伊勢「高麗広」の番人に出会う】にご登場頂いた杉山さんが体験参加をされるというので、稽古前に少し時間を取ってお会いしましょうという事になった。実は、今回もカトマンズの時と同じで、最初は別日程を検討していたのが二転三転して最終的にKIN108となったのだった。

だからこそ、この流れ自体に銀河マヤからのメッセージを感じてしまうのである。前々から噂に聞いていた杉山さんに初めてお会いしたのは、上記ブログにある通り、道友・木村悟郎さんがカトマンズで経営している「マヤ」レストランでの事で、日付はG11/21(KIN27)だった。

という事は、結果的にそこから81(=108-27)日後に再会した事になる。81=9×9、108=27×4、27=3×3×3という数字遊びがしたくなる美しい組み合わせだが、何と言っても注目したいのは、パカル王と杉山さんとの関係だ。

パレンケ「碑銘の神殿」で、考古学者アルベルト・ルスによってパカル王の墓室が発見されたのは、1952.6.15(KIN218)のこと。同じ場所で、ホゼがパカル王の声を聞いたのは、1989.3.12(KIN108)。その声から生まれたドリームスペル(13の月の暦)についての講演で、ホゼ自ら「生涯最高の出来だった」と語ったのは、2004.3.30(KIN141)の事。

そう言わしめた講演の場は、伊勢内宮ご神域エリアにある高麗広公民館だった。その公民館の運営委員長を22年も務められているのが、KIN218生まれの杉山さんなのだ!つまり、私たちがホゼの講演をそこで聞いた時には、既に運営委員長だったのである。その杉山さんにお会いするのがKIN108(調波27)になるのだから、何とも出来すぎた話だ(最初はKIN27)。

しかし、時空はさらに完璧な舞台を用意してくれていた。分かり易さと稽古会場への移動を考えて、直前にヒカリエで待ち合わせる事を思いついた私は、実は一度も使った事がない7F飲食店街に目をつけた。連休中の昼過ぎで混み合っているのは覚悟だったが、思いがけず「マヤルス」というお店を見つけて、ここなら多分大丈夫だろうというイメージが浮かんだのだ。

《マヤ文明のころから用いられている食材や調理法が、近年、世界的に注目されているメキシコ料理。店名の「マヤルス」は、メキシコを中心とした代表的な「マヤ遺跡」、現地語で「光」を意味する「ルス」を合わせた「渋谷ヒカリエ」ならではの造語を店名として起用しているモダンメキシカンのお店》

ヒカリエが渋谷に生まれたのは、マヤ長期暦の大周期の完了で騒がれていた2012年。その7階(7は13の中心)にあるこの店は、アルベルト・ルスがパカル王の墓室を発見した日付(KIN218)が誕生キンの杉山さんと話すのに、申し分の無い場だと言えよう。予想通り、フロア全体はかなり混み合っていたが、マヤルスにはそれほど待たずに入る事が出来た。

稽古前ということもあったので、軽くメキシカンをつまみながら、色々と話を伺う。まだ日本人が誰も訪れていない頃に太極拳の故郷・陳家溝を訪れ、数多の名人たちに直接指導を受けた時のお話や、インドやタイを旅した時の話、治療家としての考え方や教えるという事について等、話は尽きなかったが、あっという間に時間が来て、そのまま稽古会場へ移動となった。

意識的に余計な知識や情報を入れないようにして、直接、現場に飛び込むという杉山さんのスタイルは、『マヤのリズム』P191で紹介したバックミンスター・フラーのやり方に通じるものがあって、深い共感を覚えた。やはり、自分の感性を信じて探求を続けている方の話は面白いし、喜びがある。

肝心の剣武の稽古は、青木宗家が体勢について多様な切り口で教えて下さって、私自身多くの事を学ばせて頂いたが、一人稽古を中心に体感を深めて来られた杉山さんにとっても、練気をはじめとする様々な組手稽古は刺激となったようで、大いに楽しんで頂けたようである。

パレンケと深く結びついた銀河ツール『テレクトノン』のマニュアルは、「テレクトノンは光の剣であり」という一文から始まる。古来、世界中で「剣」に象徴的な意味が込められる事が多いのは、実際に、精神(霊)的な領域と深く結びついた働きを持つからであろう。

この日、伊勢のご神域エリアから「白い惑星の鏡」の杉山さんが「剣武」の稽古に参加されたのは、ホゼとの繋がりを抜きにしても大変興味深い出来事だったと言えるが、20年周期の式年遷宮とマヤ暦カトゥンとの関係や、ホゼが伊勢の神域について「原初の記憶をそのまま残している時間の無い場所」と語った事を振り返ると、やはり伊勢とマヤには深い繋がりがあると思えてならない。

そして、杉山さんとの出会いには、きっとこれから先につながる銀河的な流れが関与しているのだとも思う。偶然性を装った必然的出来事の中に、既にそれは示されている。

銀河の月8日 8・人(KIN112)

追記:渋谷ヒカリエの商業施設が開業したのは2012.4.26(KIN228=7・星)。マヤルスのTELは、03-6803-8977(683はパカルが死んだ年)。

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