「地上で読む機内誌」のダイマクション・マップ

時のからだ塾」新メンバーのKさんは、『PAPER SKY』という素敵な雑誌の編集に携わっている方で、取材でオアハカを訪れた時に味わった時間感覚の違い(現地の人々の時間に対する感性の違い等)をきっかけに探求が始まり、その流れで塾に参加する事になったという面白い経緯の持ち主。

オアハカといえば、マヤに引き継がれる260日暦と365日暦が最初に生み出された土地で、サポテカ文明の遺跡モンテ・アルバンは特に有名だ。また、過去記事【13人のグランマザーの亀「13の月の暦」新年に】に記録してある通り、私の中では「13人のグランマザー」と「12人のマスター」の両方に選ばれたJulietaさんがいらした地としても記憶されている。

2012年にカトマンズで全く思いがけず「13人のグランマザー」にお会いした事は『霊性のアート』や『天地人々ワレ一体』にも記した通りで、その後「12人のマスター」にも選ばれたJulietaさんのお姿を目にしたのは、NY国連ビルで行われた会議で青木先生と共に写った写真の中でのことだった。

青木先生とJulietaさん

そのJulietaさんが今上天皇(KIN166)の誕生キンとシンクロするKIN166(2018.7.23)に他界していた事は、「オアハカ」というキーワードから上記のブログを辿ったことで改めて気づけた点である。ちなみに、今上天皇の誕生からJulietaさんの他界までは82(41×2=164÷2)銀河スピン。

2013年「銀河の同期(KIN164)の年」に伊勢で行われた式年遷宮が、第41代持統天皇の御代に始まったという事実を知っていると、そして、伊勢内宮に『ドリームスペル』をホゼと共に奉納した体験があると、この数字にも『ドリームスペル(13の月の暦)』だからこその関係性を感じてしまう。

5/5、第5リズム第2回目のクラス終了後、Kさん(KIN197)は、オアハカを取材した時の『PAPER SKY』バックナンバー(No.57)をプレゼントして下さった。KIN57は「5・地球」、KIN197は「2・地球」で、第5リズム第2回とも見事にシンクロ。ご本人は用事があって参加されなかったが、ランチまで一緒だったメンバーで回し読みをして色々な発見があったので、それをメモしておきたい。

最初の驚きは、表紙にも目次にもバックミンスター・フラーが発明した「ダイマクション・マップ」が使われていた事。大陸の形や面積の歪みが少なく、全大陸がひとつに繋がっているように見えるこの地図を、そういう場所に使っている時点でこの雑誌の方向性が分かる。

ページをめくると、美味しそうな料理の数々や色彩豊かな街の様子など、一枚一枚の写真がとても美しく、眺めているだけで楽しくなる構成。ちょうど、この日のクラスでは、B・フラー、十勝、利根山光人という画家(パカル石棺の拓本を取った方)などを話題にしていたのだが、まるでそれらが予め用意されていたかのように記事の中に登場するものだから、皆で大騒ぎ。

しかも、その発見プロセスが面白い。『PAPER SKY』とシンクロする「SKY WALKER」のRさん(KIN33)が、P44の写真の中のブラザーミシンに惹きつけられて記事を読んだら、そこに「利根山光人」の名を見つけたのだ。直接的にではなく、全く別な角度からアプローチすることで、思いがけず必要なところに到達する。これは、この日の塾で私が伝えたことの一つだったが、まさにそれを皆で体験したのだった。

P44のシンクロ発見のあとに目にした44の車

もう一冊、Kさんから頂いた『マンモス(MAMMOTH)』というフリーペーパーには「あそびのなかにこそ学びがある」というコピーがあるのだが、「時のからだ塾」の副読本『霊性のアート』の「まえがき」には「心の豊かさは、特定の成果を期待しない遊びのようなやり方を通じて育まれる」という一文がある。表現は違うが、きっと同じような方向に視線を向けている人々とは、自然に共鳴して繋がって来るのだろう。

3日後のKIN195(5/8)に、またパラパラと『PAPER SKY』をめくっていたら、更に発見があった。P64に京都で「monk」というお店を開いている方の記事を見つけたのだ。平成最後の天皇誕生日(満月)に京都で顔を合わせていたNさんが働いているお店だ。

その日、京都から東京へ戻る際に乗ったのは「のぞみ44号」であった事は【天皇誕生日の寂光院(125-81=44)】に書いた通りだが、一冊の雑誌の中で、これだけピンポイントでシンクロしまくる事も、そうないだろう。そもそも、利根山光人という画家やmonkというお店を知っている人が、どのくらいいるのだろうか。

ちょうど今頃、「時のからだ塾」卒業生のAさんが住む福岡の志賀島に、第1リズムからのメンバーであるSさんが訪れているはずなのだが、KIN197のKさんは、何と1回目から2回目までのひと月の間に仕事で福岡を訪れ、志賀島を車で巡る機会があったという。それまで、縁の無かった島に「時のからだ塾」に入った途端に行ってしまうという不思議さ。

そして、今日はそのKさんの誕生キンである今日KIN197(2・地球)だ。おめでとうございます!(D)

スペクトルの月8日 2・地球(KIN197)

★「13の月の暦とマヤ暦の大基本」  初心者必読!

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