「赤い月の月」に流れる祝福の名曲

昨日10/14は、『13の月の暦(ドリームスペル)』のツォルキンで「赤い月の月(KIN249)」という日で、とてもめでたい1日だったので、朝から時間を追って振り返ってみたいと思う。

一歩踏み出すたび、3〜4mくらい飛び上がって進むという軽快感を味わったまま目覚め、「月の重力ってあんな感じかかもな〜」と思いながら起き上がった。無意識で「赤い月の日」だと知っていたからか、最近の稽古や実験の影響なのかは分からないが、とてもリアルな感覚のある明晰夢だった。

朝、さすがに年季が入り過ぎた風呂敷(剣武稽古着用)を見て、「そろそろ新しいのを手に入れようと思う」と口にすると、Lがその場でスマホを使って検索開始。Lも前々から気になっていたらしい。途中から一緒に見ていて「お、これは!」と目に飛び込んで来たのが、一つ前の記事に書かれた「赤い月」の風呂敷だった。タイミングも完璧という事で即注文。

その後、今や滅多に袖を通さないスーツに着替えて、剣武天真流蒼天道場生で天真体道瞑想クラスへの最多出席記録も持つ大空夢湧子さんの結婚式へ。ポストにハガキを出す関係でライズ側を巡って行くと、投函した直後に美しいメロディが聴こえて来た。

聴き覚えのある美しい旋律に、フィレンツェでの体験(街中でE・モリコーネの名曲が完璧なタイミングで聴こえて来た)を思い出し、思わずボイスメモで録音。そのまま音源に近付いてみると、やはり生演奏で、ちょうど最後のフレーズが終わるところだった。

後でピエトロ・マスカーニ作曲の「カヴァレリア・ルスティカーナ(田舎の騎士道)」という曲だと知ったが、私は『ゴッドファーザーⅢ』のラストシーンで流れる曲とだけ記憶していたので、それをこのタイミングで聴けるとは!といきなり興奮度maxに。それには、いくつかの理由があった。

私の中で『コッドファーザー』は、結婚式のシーンが多い映画という印象があり、この曲が流れる場面でも回想の中で結婚式のシーンが映し出される事。先週から放映が始まった『ジョジョ第5部』は、そのゴッドファーザーのモチーフをかなり使っているという事(特に終わり方)。さらにこの日は、フィレンツェで手にいれた靴を履いていたからでもあった。

だから、この曲を耳にした瞬間、私は既に結婚式場にいるような気分になってしまったのだ。もし、ハガキを出す用事がなければ、そのまま改札に向かっていて、この演奏を耳にする事は無かっただろう。実際、直接改札に向かったLには、全く聴こえていなかったらしい。

ちなみに、そのハガキは、新刊『「天地人々ワレ一体」宇宙ととけあう究極の心法』に対する感想をわざわざ手紙で送って下さった天真会会員の方に対してのものだったので、この日の一連のシンクロは、ある意味、天真体道のご縁によって生じたとも言える。もしかしたら、式場が天真書法塾で毎月通っている市ヶ谷だったことも、偶然ではなかったのかもしれない。

チャペルで行われた式の中でも、特に印象に残ったのは「You Raise Me Up」という曲が流れた瞬間。歌詞の内容もさることながら、数年前、NPOクリカで支援しているマナサロワール・アカデミーの子供達が、歓迎セレモニーの中で歌ってくれた曲だったのと、トリノ五輪で金メダルを取った荒川静香選手がエキシビジョンで使用した曲として、色々と思い出す事もあったからだ。

2014年に「サムライと書道展」でトリノを訪れたのが、私の初イタリア体験で、マナサロワール・アカデミーを強力に支援しているASIAというNGOはイタリアに本拠地があり、そのNGOを設立したのが、先ごろ遷化されたナムカイ・ノルブ・リンポチェである。

リンポチェとお目にかかったのは一度きりだが、そのご著書や教えには大きな影響を受けていて、私たちNPOクリカは、数日前にリンポチェとそのご家族に関する映画『MY Reincarnetion』の自主上映会を来春開催する計画を立てたばかり。ちょうど10/12(KIN247)に届いた上映用DVDを、10/13(KIN248)に観はじめたタイミングでもあった。

それで改めて知ったのは、リンポチェがナポリ大学で教鞭をとられ、トスカーナに最初のゾクチェン・コミュニティ・センターを設立されたという事実。ジョジョ第5部オープニングの舞台はナポリをモデルにしたネアポリス。そして、トスカーナはフィレンツェやピサのエリア。式で流れた曲から色々な事が繋がってくる。

満面の笑みの大空さん

あたたかさと幸福感に満ち溢れた式は無事終了し、私たちは記念にジョジョ立ちを決めてから帰宅。そこで「You Raise Me Up」という曲が、もともとはシークレット・ガーデンというグループのアルバム『Once in a Red Moon』に収録されたものだいう事を知ったのだった。赤い月の月の日に「Red Moon」とは!全くもって驚きだ。

蒼天道場のメンバー

一服してから剣武の本部稽古へ。稽古場でお話するまで知らなかったのだが、何と、この日体験にいらした方は、イタリア人道友が取材された「Youは何しに日本へ?」を通じて剣武を知った方で、ご自身もお仕事の関係で、フィレンツェに住んでいた事がある方であった!

稽古終了後、「面白かった」と即入門を決められたので、またイタリアのスユアが活性化しそうな気配である。それにしても、イタリア在住経験のある方が、他の日ではなく、この日体験に来られて、そのまま入門してしまうというのは、驚きである。少なくとも、朝からカヴァレリア・ルスティカーナを耳にしてしまった私にとっては。

蒼天道場長

こんな驚きと祝福に満ちた「赤い月の月の日(KIN249)」は、「赤い電気の蛇(KIN185)」から始まった「赤い銀河の季節」の65日間を締めくくる日でもあった。

そして今日は、電気の月26日&KIN250(3・犬)で、銀河の音3が月日で重なる「魔術の亀の日」。同時に「白い銀河の季節」の65日間の始まりでもある。サイ時間もパカル王の墓室が開いたのと同じKIN218(白い惑星の鏡)だから、私的には「ホワイトマジックが活性化し洗練される期間」だと思っている。

大事なポイントさえ外さなければ、誰でも1日でこういう世界(体験や経験が統合される共時性秩序の世界)に入る事ができる。ただし、それは文章だけで伝わるものではなく、映像で伝えきれるものでもない。

★東京 10/20(土)KIN255 神楽坂セイギー
★大阪 10/21(日)KIN256 チャクラ
☆帯広 10/25(木)KIN260 ルミ・カペ *満員御礼

だから、私はその時空にシンクロできる方に常にライブで伝え続けているのである。(D)

電気の月26日 3・犬(KIN250)

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