こどものように数字で遊びながら意味を問う

月1回、全6回の連続クラスを固定メンバー行う「時のからだ塾」。第5リズム2回目のクラスが「令和」最初の新月、こどもの日(KIN192)に行われた。こどもの遊びのようなノリで進められるこの塾には、決まったカリキュラムがある訳でもなければ、クリアしなければならない課題も無い。

面白そうと思った方が集い、各自が好きなように自分のペースで学び、ここでの学びは十分と思ったら、そのリズム(シリーズ)で卒業する事を自分で決める。修了証もなければ何かの資格が得られる訳でもないが、もしそれに相当する何かがあるとすれば、この塾の仲間と共に育んだ時間だったり、発見の喜びだったりということになるだろう。

全てが実験的な塾なので、正直、先の事は分からないが、空席が出たらその人数分だけ新メンバーを募集するスタイルで、ゆるやかにメンバー交代が進んでいる。最初のシリーズからずっと参加している人もいれば、1シリーズだけで卒業する人もいて、今のところ程よいバランスが保たれていると思う。

第5リズムから入塾した2名は、「銀河の音」が「2」、「太陽の紋章」が「赤」、静岡県出身という共通項がある方同士。もちろん、そんな事はお互い知らずに参加された訳だが、やはり同じタイミングで参加する人にはそれなりの縁がある。

さて、この日、そのうちのお一人であるYさんから、静岡の新茶をいただいた。帰宅後、何気なくラベルを見ると製造会社の住所は「1-9-3」。翌日5/6がKIN193(11・空歩く者)になると分かっている立場でそれを目にすると、お茶そのものとは別に色々な意味合いが感じられて来る。

まず、5/6は『13の月の暦』の365日暦だと11番目の「スペクトル月5日」で、「銀河の音・11」が月日で重なる「魔術の亀の日」。それも「令和」最初の「魔術の亀の日」だ。加えて、塾生Nさんの365日暦誕生日であり、2回目を欠席した別な塾生Kさん(KIN193)の260日暦誕生日(キンバースデー)でもある。

ここで「その意味は?」という問いが生じた人は、まず自分で想像してみること。なぜなら、その人が体験するリアリティは、その人の受け取り方によって変わるからだ。例えば「今回Kさん(KIN193)は参加できなかったけれど、お茶になって参加してたんだな」という読み方もアリだし(笑)、「Nさんはこれから1年、静岡と縁が深まるのかもしれないな」というような読み方も可能だ(可能なだけでそう決まっている訳ではない)。

だが、何より重要なのは、自分がどう受け止めるかなのだ。ここが分からない限り、本当の意味で(主体性と自律性を促す)『13の月の暦(ドリームスペル』が使えるようにはならないし、ここが分かるまでは、外部から飛び込んで来る様々な情報にひたすら振り回される事になる。これは暦に限った話ではなく、その人が体験するリアリティ全てに関わる話である。

面白い繋がりに着目するクセが付いている私なら、KIN193に(住所の数字が)置き換え可能なお茶を下さったYさんご自身もまた、KIN93(2・空歩く者)であるところに注目する。というのも、この日、Yさんは蜂蜜入りのお菓子をメンバーに配って下さったのだが、5/6から1年間KIN193の道筋を歩む事になるNさんもまた、蜂蜜入りの別なお菓子をメンバーに配って下さっていたからだ。

こちらは近所の公園でホバリングしていた蜂

そうすると「空歩く者」は、ここでは「蜂」というイメージにもなる。それを証明するかのように、塾生の中にもう一人いる「7・空歩く者」のRさん(KIN33)は、こどもの日のクラスの時に「蜂」のクリップを手帳につけていた。塾生には「塾長はいつも楽しそう」と言われるが、それは、私が勝手に楽しむ(特に繋がりを見つける)技を身につけているからである。

そして、繋がり(シンクロ)に注目する遊びをしていると、実際に思いがけない繋がり(シンクロ)が生じてビックリする事になり、それがまた楽しみを増大させるのである。

尚、「空歩く者」が「skywalker」の邦訳である事は、過去記事【二子玉川ライズのスカイウォーカー】などに記した通りだが、別に「人間」と限定されている訳ではない。「蜂」だって「空歩く者」とも言えるし、中には目に見えない「空歩く者」もいるかもしれない。要は、あまり意味を限定してしまわない方がいいという事だ。

今日から始まった新しいウェイブスペル(13日間)も、日本の一部だけでしか通じない「潜在意識」などというデタラメな説明に振り回される必要など一切ない。本来の意味を知りたければ、自分で原典(ドリームスペル)を辿り、もし、そこに書かれている説明がよく分からなければ(分からないのが普通 笑)、何となく想像しながら使えばいいのである。自由意志を育てる暦で誰かの解釈の奴隷になるほど愚かな事はない。自らの知性で問うところに、この暦を使う意味があるのだ。(D)

スペクトルの月8日 1・戦士(KIN196)

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