サンタマリアノベッラ薬局、伝統の気付け薬

約2年半前、フィレンツェのサンタマリアノベッラ薬局の奥の小さな部屋(薬コーナー)で、小さな巻物のような筒に入った液体ACQUA DI S.M.NOVELLA ELISIRを手に入れた。手のひらサイズの魔法の水、お値段もとても可愛い。

調べてみるとそれは、ANGIOLO MARCHISSL修道士の1614年のオリジナルレシピで作られたもので、ペパーミント、スペアミント、セイロンシナモン、サンタマリア草などが抽出されている。効果としては、気持ちや魂をスッキリさせるためのものらしい。早い話が気付け薬!

ELISIR(エリクサー、エリキシル)は、錬金術用語で不老不死になると伝えられる霊薬・万能薬のことで、それが名前の由来となっている。ずっと放置していたが、ある日ふとそれを飲みたくなり処方に従って飲んだ(水で希釈し極少量を飲む)。

これで私たちが不老不死になったかどうかはわからないが(笑)、何かがサーーーーッ!と祓われて爽快になったのは確かである。次にフィレンツェに行ったら、またELISIRを忘れずに買ってこよう。(L)

ウォーターセラピーのお水の方が魔法度が高いのは言うまでもありません。花粉、ウィルスの今の時期、最強のお守りになりますよ。

こちらは、香水などがあるメインのホール。お薬は奥の小さな小部屋です。

共振の月25日 11・橋渡し(KIN206)

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