ルネサンスの都へ(1)

フィレンツェ洗礼堂

★こちらの記事は、クリカのメルマガ”Happy シンクロ Days♪”Vol.63(青いスペクトルの嵐の年 磁気の月13日 10・猿/2016.8.7)からの転載です。


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◆シンクロニック・ジャーニー 【 ルネサンスの都へ(1) 】byD
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旅に出ると、そこでしか味わえないシンクロを「これでもか!」という位沢山体験させてもらえます。国内・海外問わず、スピリチュアルで美味しい旅の話を、シンクロ体験満載にてお届けします。

【 ルネサンスの都へ(1) 】

2016年が始まって間もなくの頃、Lが「フィレンツェに行きたい」と言い出した。過去の旅で何度も証明されている通り、彼女がそう言い出すのは、何かの波が確かに来始めている時だし、私も一度は訪れてみたい街の一つだったから「いいね」と返事をした。だが、その時点では、具体的に何時頃行くかを決める程、決定的な何かがある訳ではなかった。

明確なサインがやって来たと感じたのは、5月のゴールデンウィークに入ってから。安倍首相が欧州外遊の最初の国として、イタリアを訪れた時だった。イタリアのレンツィ首相(KIN138)と安倍首相(KIN6)が会談したのは、首都ローマでも、前年に万博が行われたミラノでもなく、何とフィレンツェのヴェッキオ宮殿だったのだ!しかも、レンツィ首相の道筋は、第266(260+6)代ローマ教皇(初の南半球「空歩く者」エリア出身)のフランシスコ(KIN23)とシンクロし、安倍首相の道筋は、私達の結婚記念キン(伊勢内宮に本籍を移した日)であるKIN171とシンクロしていた。

何故フィレンツェなのか?と思って調べると、5月末に予定されている伊勢志摩サミットの次の開催国がイタリアで、首相が生粋のフィレンツェ子であることと関係しているのが分かった。何しろレンツィ首相はフィレンツェ大学の出身で、フィレンツェ市長、フィレンツェ県知事を歴任し、ついにイタリア共和国第63代首相(→ 本メルマガはvol.63)となった政治家なのだ。

この発見から一気に旅に向けたシンクロが加速するのだが、その前に、少しだけ時間を遡って、ここに至るまでの流れが、何時頃どう始まったのかを振り返っておきたい。もちろん、綺麗に「ここから」と区切れる始まりなど無いのだが、序曲的シーンという事なら、ある程度言及可能である。今回なら、それは「銀河の同期」直前の2013年6月にあったと言えよう。フィレンツェのグッチ・ショールームで荒木飛呂彦氏の代表作『ジョジョの奇妙な冒険』の原画展が行われたのだ(*1)。

私をシンクロ世界に導いた一人と言っても過言ではない荒木氏の作品についてグッチの担当者は「荒木さんの作品は、すべての文化とシンクロするアートだ」と述べている。その年の秋、やはりジョジョに導かれてNYを訪れた折、ミラノからのゲイカップルに出会い(*2)、翌2014年の2月には剣武天真流の演武でトリノへ(*3)、さらに2015年4月の台北でもイタリアシンクロが色々あった(*4)。その時、旅のお伴にしていた本『前世への冒険』(*5)は、まさにフィレンツェが舞台。

こんな感じで、ずっとイタリアからの静かなる誘いは続いていたのだ。しかし、決定的になったのは、やはり伊勢志摩サミットだろう。何しろ剣武天真流の能登プレ合宿(師範のみ)が始まった5/26(KIN158=2・鏡)に完全シンクロする形で、オバマ、メルケルなど各国首脳が、私達の本籍地がある伊勢神宮に参拝したのだ。しかも、レンツィ首相(8・鏡=八咫の鏡)は、先にも書いた通り、内宮に通じる国道23号とシンクロするKIN23の道筋を歩んでいた。

ここから一気にシンクロは激しくなる。何と、イタリアのピサから剣武の合宿に参加したニコロとジュリアーノの2人が、人気番組「Youは何しに日本へ?」の取材チームに目をつけられて、5/27~5/31の丸4日間密着取材を受ける事になったのだ。30名余りいた海外からの参加者の多くはフランス人だったのに、何故かイタリア人の2人が取材される流れになり、金沢駅からのバス移動もその2人だけ日本人チームと一緒(人数の関係で)。しかもバス内でのアナウンス係は私だった。

5/2にフィレンツェを訪れた安倍首相は、その日のうちに政府専用機でピサ国際空港から飛び立っている。ニコロは名門ピサ大学で量子力学を学ぶ学生で、指導教官も日本人だという。後から気付いたのだが、このメルマガのVol.56(昨年の6月発刊)で紹介した『意識はいつ生まれるのか──脳の謎に挑む統合情報理論』(*6)の著者の一人、ジュリオ・トノーニもピサ大学の出身だった。そして、当時、立ち読みだけでピンと来て紹介したこの本を、私は6/2(水晶の月4日)に、遅ればせながら手に入れた。

興味深いのは、同じ日に届いた『地球の歩き方 フィレンツェとトスカーナ』の表紙が「ピサの斜塔」で、『最新世界史図説タペストリー』のP152にもピサ大聖堂が、P153のアーサー王物語(エクスカリバーや円卓の騎士)との見開きで掲載されていた事だ。ピサ大聖堂が教科書に出るのは別に珍しくないが、「水晶の月」にアーサー王とセットというのがミソ。だが、その前日の6/1(KIN164)、『イヤシノウタ』P125に「イタリアを愛する」というタイトルを見つけたのも、かなり衝撃的だった。何故なら、125は伊勢神宮の社の数でもあるからだ。

この本が届いたのは、安倍首相がレンツィ首相とフィレンツェで会談した前日の5/1(KIN133)。偶然パラッと開いたP96に「エリジアム」という文字を見つけ、そこから、ホゼの『アルクトゥルスの監視』を思い出して調べ、火星の地名に、レムリアやアトランティス、エリジウム(エリジアム)という名を付けたのが、イタリアのスキアパレッリであった事を確認した。誕生キンがKIN60で、KIN123(4/21)に他界したプリンスと同じである事にもサインを感じたが、ここでは深入りは避けておくことにする。

細かく書くとキリが無いので、以下、日付順に必要なメモだけ残すとしよう。6/18(KIN181)魔術の亀の日。この日行った集いの仕上げにKIN181の人物についてツイートしたら、参加者の一人でもあったKIN164の方から驚くべき応答があった。2012年に一度だけ家に招かれ、異次元的体験をした後、ボルサリーノの帽子などをもらい受ける事になったのがKIN181の人物なのだが、KIN164の方は、その人物を直接知っているだけでなく、イタリアの服飾ブランドに勤務していた経験もある方だったのだ(しかもジョジョに対する理解もある)。

この日、放映された『美の巨人たち』という番組は、ちょうど800回記念で、内容は何とフィレンツェ(前編)。日伊国交150周年というタイミングが関係しているのが理由だと分かったが、多くの選択肢がある中、フィレンツェが選ばれるのは、やはり興味深い。いよいよという事になって、3日後の6/21(KIN184)には、旅の日程を確定し、Lがフライトチケットを予約。6/25(KIN188)は『美の巨人たち』フィレンツェ(後編)の放映。前後編通じて、ダ・ヴィンチを追うスタイルが取られていたことに注目。

7/11(KIN204)、「Youは何しに日本へ?」が予定通り放映。場合によっては放映されない事もあると聞いていたし、話が面白くなるよう勝手に編集されるのがテレビ番組というものなので、あまり期待はしていなかったのだが、その考えを撤回しなければならない程の素晴しい作りで、思わす感動してしまった。その後、公式サイト(*7)にも掲載されたが、動画サイト(下記infoコーナー参照)を探すと、後半部分で剣武天真流の様子が紹介されていて、ニコロやジュリアーノに混じって、私もチラリと映っていたりするので、時間のある方は探してみて欲しい。

7/18(KIN211)、シネスイッチ銀座で映画『ウフィツィ美術館』を観賞し、7/21(KIN214)から今日まで、『ダヴィンチ・デーモン』(下記ライブラリーコーナー参照)のシリーズをDVDで見続けている。前者は、堅めのドキュメンタリーで、後者は完全なフィクションだが、BBCが手がけたドラマだけあって、かなり面白い作りになっているし、物語の展開はともかく、ダ・ヴィンチ像としては、かなり的を射ているのではないかと思えてしまう。

それは、新年明けてすぐの7/27(KIN220)に、イタリア文化会館で行われた「レオナルド・ダ・ヴィンチ 最後の謎」という講演の中で、コンスタンティーノ・ドラッツィオ氏が語ったダ・ヴィンチ像とも重なる部分があったからだ。本国イタリアで大ヒットしたと言う彼の新作『レオナルド・ダ・ヴィンチの秘密 天才の挫折と輝き』は、その場でサインしてもらって手に入れたが、できれば旅の前に読み終えておきたい一冊だ。

最後に、ダヴィンチの生没年について記しておく(ユリウス暦情報をグレゴリオ暦に変換してから導いているので多分間違いないだろう)。

★レオナルド・ダ・ヴィンチ
生年:1452年4月24日、KIN186(4・世界の橋渡し)
没年:1519年5月12日、KIN219(11・嵐)
KIN219は、言うまでもなく、始まったばかりの今年一年とシンクロしている。そして、KIN186は、私が愛してやまない音楽家エンニオ・モリコーネの誕生キンでもあり、自分自身の49(7×7)才、つまりあと2年少し先の「運命の道筋」でもある。ダ・ヴィンチについて、ずっと関心を持ちながらも、今頃、その生没年を調べる事になるのが不思議でならない。しかし、それによって、今がフィレンツェを訪れるタイミングである事を、私は改めて確信したのであった。(→つづく)

(*1)GUCCI×ジョジョ 荒木飛呂彦の原画展
http://www.fashion-press.net/news/7182

(*2)”Happy シンクロ Days♪”Vol.54【 アートオータムNY(9)】
http://archives.mag2.com/0000184705/20150216211653000.html

(*3)魔術都市トリノの聖なる引力
http://happykulika.blog91.fc2.com/blog-entry-784.html

(*4)”Happy シンクロ Days♪”Vol.59【 台北の皇帝鏡(4)】
http://archives.mag2.com/0000184705/20151211080000000.html

(*5)『前世への冒険ールネサンスの天才彫刻家を追って』(森下典子著)
→ http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4334784437/

(*6)『意識はいつ生まれるのか──脳の謎に挑む統合情報理論』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4750514500/

(*7)「Youは何しに日本へ?」バックナンバー132回目
http://www.tv-tokyo.co.jp/youhananishini/backnumber/160711.html


★東京 10/20(土)KIN255 神楽坂セイギー
★大阪 10/21(日)KIN256 チャクラ
☆帯広 10/25(木)KIN260 ルミ・カペ *満員御礼

自己存在の月3日 8・鷲(KIN255)

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