亀の年、亀の月の「魔術の亀の日」の神聖さ

今日は、『13の月の暦』で「銀河の音」が月日で重なる「魔術の亀の日」。それも、「13・月の年」の「13番目の月」の「13・太陽の日」と、年・月・日の全てが「銀河の音・13(宇宙の)」で重なる特別な「魔術の亀の日」だ。そして、年内最後の「魔術の亀の日」でもある。

「13」は「銀河の音」の最大数であり、古代マヤの世界観では天界を意味する最も神聖な数の一つ。今日はそれに加えてツォルキン最後の日でもある。年月日で「銀河の音・13」が重なるタイミングは13年に一度で、そこにKIN260(13×20)がシンクロするのは多分52年に一度だ。

つまり、「最高数が最高に重なる聖なる日」である今日は、この暦が誕生してから初めて巡って来た日で、おそらく自分にとっては生涯一度きりとなる超スペシャルデイである。

提唱者のホゼ&ロイディーン・アグエイアス夫妻による『13の月の暦・説明書(「13の月の暦」で銀河時間の波に乗る)』には、以下のように「亀」の重要性が記されている。

”地球上のすべての先住民は、亀の知恵と力を知っており、またそれを尊重していました。亀の甲らには、時間の知識と13の月の知恵があります。亀の知恵は、宇宙的な知識の力です。亀の甲らは13の面でできています。地球が太陽のまわりを1回まわるあいだに、月は13回まわります。”

「惑星奉仕のウェイブスペル」と呼ばれる13ヶ月の流れを紹介している本書の中で、「亀」は13番目の「宇宙の月」のトーテムとして紹介されているが、「カメは〈存在を持ちこたえる〉」という表記もあることから、「銀河の音」とも密接に関わっている事が分かる。

従って、見方によっては、今日は、亀の年の亀の月の亀の日、とも言えるのである。「13」自体が亀と直結している上に、月日の「銀河の音」が重なる日を「魔術の亀の日」と呼ぶことから、更に「亀」が重なって、少々ややこしい話になっているのだが、とにかく今日は「最高の亀の日」だという事である。

ちなみに、「魔術の亀の日」という用語の出典は『テレクトノン』で、私が知る限り、それ以前に出た『ドリームスペル』や上記『13の月の暦・説明書』の時点では、まだその説明はなされていない。せっかくなので、『テレクトノン』にある説明を引用してみよう。

ただ、この部分はキット内に含まれるカードの配置との関係で書かれているので、ここだけ読むと分かりにくい文章にもなっている。より正確に把握したい方は、こちらからマニュアルをダウンロードして、前後もよく読んでみる事をお勧めしたい。

”魔術の亀の日:毎日の<銀河の翼>の銀河の音が、28日間の月のカードの音と同じとき、あなたはその日を「魔術の亀の日」として祝うことができる。魔術の亀の日には、毎日の<銀河の翼>の位置のカードの代わりに、<ハート>の位置のカードの裏側を使う。魔術の亀の日の目的は、他のテレクトノン・プレイヤーと接触し、学んだものを相互に共有することである。”

最後の一文は「水晶の円卓の日」ともニュアンスが良く似ているが、それは、この暦の使い方の根本に「それぞれが学んだことを共有する」精神があるからだ。従って、「13の月の暦」の精神を理解した人は、まず、自分が学びのどの段階にあろうとも、「学んだこと、発見したことを共有する」ようになるのだ。そして、それを実践した人は、より深くこの暦を理解するようになる。

この根本的なポイントが分からないと、「もう少し理解が進んでからシェアしてみたいと思います」などという見当違いな発想をする事になるのである。シェアするから理解が進むのであり、理解できてからシェアするという発想では、その道のりはますます遠ざかるばかりなのだ。最高の近道は、まず実践してみること。それだけだ。(D)

宇宙の月16日 13・太陽(KIN260)

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