皇太子さまと東京大空襲をつないだ「なつぞら」

新元号の発表があった4/1は、『ドリームスペル(13の月の暦)』ツォルキンで見るとKIN158(2・鏡)という日だった。午前中は清々しい晴天で、河原に体操に行くと、初めてツガイのカワセミを目にする事が出来た。

お昼になって新元号「令和」が発表された時は、誰にも予想されないような元号をよく選んだものだと感心しつつ、ちょうどこの日が元旦だったマヤ暦とのシンクロにも驚きを隠せなかった。古典期のマヤ遺跡に刻まれた太陽暦(ハアブ)をそのまま数え続けた場合、今年は4/1が「0・ポプ」という始まりの日に当たっていたからだ。「0」は「レイ」でも「ワ」でもある。

加えて、チベット語でReiwaは「希望」の意味だとのことで、しばらくすると、チベット人も盛り上がっているという話がSNSで伝わり始めた。チベットサポーターとしては、チベット人の皆さんにも喜んでもらえる年号となったのは嬉しい事。

さて、新元号の出典は万葉集で、天平二年正月十三日に大宰府の大伴旅人の邸宅で梅の花を愛でる宴が催された時の様子が記された「梅の花の歌三十二首の序文」からの引用だとのこと。新元号を「光輝(こうき)」と予想し、ツイートもしていた私は、今まさに太宰府天満宮で奉仕されているコウキさんという人物の事を、思い出さずにはいられなかった。

日付があると調べてみたくなる性分なので、まず天平二年正月十三日を「換暦」というサイトでグレゴリオ暦に変換。すると730.2.8で、更にこれをKIN3Dでドリームスペル(13の月の暦)ツォルキンに変換すると、KIN221(13・竜)となる事が分かった。

「赤い竜」の日の出来事から引用された年号が類似キンの「白い鏡」の日に発表され、その「白い鏡」の反対キンに当たる「黄色い星」の日から「令和」が始まるのも、大変興味深い。

夜になって、この日から十勝が舞台の『なつぞら』が朝ドラで始まった事を思い出し、オンデマンドで視聴。ちょうど160日前のKIN260に、暦のワークショップをほぼ13年ぶりに十勝で行い、翌KIN1には天真書法のワークショップも行っていただけに、新元号の発表と重なる日に放映が始まった事にも、何かあるなと感じたのだ。

その勘が正しかった事は、始まってすぐに証明された。なぜなら、主人公なつが十勝に来る事になった理由は東京大空襲で、それはチベット民族蜂起の日、天真書法塾シャンバラ教室開講日と同じ3/10の出来事だったからだ。

さらに驚くべきは、東京大空襲のあった1945.3.10はKIN166(10・世界の橋渡し)で、何と皇太子さまの誕生キンと同じであった事が判明した点。「令和」という年号が発表されたその日に、この関係性が明らかになったのは、今まで殆ど朝ドラを見た事がない私たちが、十勝シンクロから「なつぞら」を見る流れがあって初めて生じた出来事である。

ここから以下のような関係性が導かれる。東京大空襲から21銀河スピン(260×21)後に皇太子さまが誕生され、大空襲から14年後の1959.3.10(KIN76)にダライ・ラマ法王14世を護ろうとしてチベット民族蜂起がラサで生じ、その51年後の2010.3.10(KIN231)にシャンバラ教室が開講した。

『ドリームスペル(13の月の暦)』の発想法からすると、時空の回路を通じて繋がっている出来事は互いに影響しあう。従って、「白い世界の橋渡しの日」を私達一人一人が活き活きと生きることや、国民が皇太子さまを盛り立てて行くことは、集合的無意識にある東京大空襲の影響(集合的トラウマ)を癒し、その惨劇をもたらした米軍の行動を贖うだけでなく、「白い世界の橋渡し」の惑星ホロンと対応する日本全体を活性化させて行く事にも繋がる可能性を持つ。

自分のためだけに祈ったり願掛けしたりするのではなく、他者のため、生きとし生けるもののために祈るのが、八百万の神々という見方を持つ(全ての事象に神を見出す)古代からの日本のやり方であり、チベットの人々が深く帰依している仏教のやり方であるが、それをフラクタル性を持つ暦を通じて実践するためのツールが『ドリームスペル(13の月の暦)』なのである。(D)

太陽の月28日 4・太陽(KIN160)

人気ブログランキングへ
気に入っていただけたら↑をポチッとクリックしてください♪