納豆の香りがするチョコレート

少し前の話だが、MADE IN ITALYのごく普通のチョコを、エンバランス容器で保管していた事があった。数日後に蓋を開けてみると、何故か納豆の香りがフワリとした。

トップ画像のような状態で、チョコレート以外は何も入っていなかったので、不審に思いながらその容器に鼻を近づけてみると、やはり納豆臭はその中から漂って来ている模様。この容器に納豆など入れた事はないし、こんな香りがしてきたのは始めてだ。一体どういう事だろうか?チョコが発酵でもしたというのだろうか?

おそるおそるチョコの包みを取って嗅いでみると、そこからも何とくなく納豆臭がしてくる。既にエンバランスの効能をあらゆる場面で体験していた私は、チョコが悪くなっているとは思えなかったので、そのまま開封して食べてみる事にした。

何と、その味は…

ごく普通のチョコだった(笑)。味まで納豆化しているのか?という期待もちょっとあったので、少々拍子抜けしてしまったが、多少まろやかになった印象はあるものの、容器に入れる前と極端に味が変わったようには感じられなかった。

しかし、食べてみた後で、もう一度容器の中に鼻を近づけてみると、やはり納豆臭がする!Lにも確認してもらったが、同じ感想だったので、私の鼻がおかしくなった訳ではなさそうだ。チョコレートの香り成分の何かが、エンバランスの働きで納豆の香りに近い成分に変容しているのだろうか。

その後、別なチョコレートでも試してみたが、種類によって香りの強弱はあるものの、基本的にどのチョコでも納豆臭はする事が分かった。理由は分からないし、私としては、これ以上専門的に追求しようとも思っていないが、きっと健康に良いチョコに生まれ変わっているに違いない、と他の食べ物の保管状況から信じる事ができるのである。

それにしても「チョコから納豆の香り」というのは、何とも意外で面白いではないか。古代の人々も、きっとこんな風にして驚きや楽しみを味わいながら発酵というプロセスについて発見して行ったのではないだろうか。エンバランスが手元にある方は、ぜひ試してみてほしい。いや、この記事で初めて知ったという方にもオススメしたい。プラスチックにも色々あるのだという事を深く実感できると思う。(D)

追記:「発酵チョコレート」で検索してみたら、チョコレート自体がそもそも発酵食品であった。そして、その事は『マヤのリズム』執筆時に大変お世話になった国立民俗学博物館の八杉先生による『チョコレートの文化誌』にもしっかり書かれていた。が、納豆臭の謎については解決していない(笑)。

惑星の月24日 2・種(KIN184)

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