13人のグランマザーの亀「13の月の暦」新年に

銀河新年「赤い宇宙の月の年」明けましておめでとうございます!
普遍的な水を清める1年の始まりを記念して、現在も進行中の特別な物語(ドリームスペル)を共有してみます。

『13の月の暦』では、各月それぞれに関連づけられているトーテム(精霊動物)が存在し、13番目の「宇宙の月」のそれは「亀」である。また、「13の月」は13段階ある「銀河の音13」ともフラクタル(相似的)であることから、新しく始まった「宇宙の年」は、ある意味「亀の年」とみなすことも可能である。

「水晶の年」の「宇宙の月」から「宇宙の年」への移行という流れから、私は「13の月の暦」での年内最後の天真体道瞑想クラスで「13人のグランマザー」に呼びかけ、オパールで出来た小さい亀の中にお招きするというちょっと魔法的な試みを最後の瞑想の中で行っていた。

というのも、その日、KIN167は、ネパールのカトマンズで、全く思いがけず「13人のグランマザー」全員に出会ってしまった2012.11.11(KIN167)から、260日暦がぴったり8回巡った日だったからである(メモ8:13は黄金比)。

マザーとの出会いの経緯は『霊性のアート』にまとめてあるが、年末にそのようなシャーマニックな事を試みた理由は、上記の他、翌日の「時間をはずした日」に、IHM水曜会セミナーで講演を引き受けており、その中で「13人のグランマザー」についても触れる予定だったからである。つまり、その瞑想には先にご挨拶をしておく意味もあったのだ。

前日までの酷暑に比べれば幾分か涼しくなってはいたものの、蒸し暑さの残るその日は、1時頃に寝たのに4時過ぎ(時間をはずした日の未明)には暑くて目が覚めてしまった。何の気なしにスマホでインスタを開いてみると、何と「13人のグランマザー」の一人Julietaさんの写真がいきなり表示された!

投稿者は「12人のマスター」を選んだル・シエル財団。最近、財団からの投稿自体が殆どなかったので、私にとっては、このタイミングでJulietaさんの写真を目にするだけで驚きだったが、そこに記されていた英文には特に気を留めないままFBも開いてみた。

すると、今度は龍村ゆかりさんの記事がトップで出てきて、Julietaさんが天に旅立たれたと記されている!毎日がシンクロニシティで満たされている私でも、あまりのタイミングに驚いて、すぐにゆかりさんにメッセージを送り、このプロセスをブログに書く事についての断りを入れてみた。すると殆どテレパシーかと思うような速さでお返事があって、OKという事になった。

それから落ち着いてインスタの英文を読み直すと、Julietaさんが天に召されたのは7/23(KIN166)であることが判明。その日、私は【ミケランジェロから広がる縁】というブログ記事の中で、実は龍村ゆかりさんのお名前を出していたのである。何故なら、さらにその前日の7/22が、龍村ゆかりさんと江本勝所長(IHM創業者)の太陽暦誕生日であったからだ。

この一連の繋がりだけでも十分驚きに満ちているのだが、私は、他の誰でもなく、Julietaさんだったことが、強烈なサインとして迫ってくるのを感じずにはいられなかった。というのも、「時間をはずした日」の講演準備のために、私は「13人のグランマザー」と「12人のマスター」を再確認していて、両方に重複して選ばれたのは以下の3名だけであることを、はっきり意識していたからである。

ネパールのAamaさん、
アラスカのRitaさん、
メキシコのJulietaさん

Amaさんは、毎年NPOの教育支援活動で訪れているカトマンズのチベット人学校のすぐ近くに住んでおられる方で、これまた驚きなのだが、Julietaさんについての驚きは、メキシコの中でも、ツォルキンが生み出された(BC550年頃とされる)と考えられているオアハカという地域のシャーマンだという事である(ただし暦との関係は不明)。

そして、「12人のマスター」にも選ばれていたということは、日本人として唯一選ばれた青木宏之先生ともNY国連ビルでの会議と瞑想を通じて直に交流されている事を示し、私たちもカトマンズで直に会っているという事を示す。

セミナーの最後に、水に愛と感謝を捧げ、世界の平和と地球環境の調和を祈る時に用いた手法(ワカメ体操と天真一法という極意技)は、その青木先生が生み出されたものであり、私たちが天真体道瞑想クラスや天真書法塾、剣武天真流で普段から実践的に活用しているものでもある。

そして、会場では特にお伝えしなかったが、私の胸ポケットには、実はグランマザーをお招きした小さなオパール亀が、ポーランドの暦仲間からプレゼントされた双剣水晶(こちらはお見せした)と一緒に入っていたのである。

水曜会セミナーの参加者は、会場のキャパ目一杯の25名で、ちょうど13人のグランマザーと12人のマスターの合計にもなっていた。参加された皆様の印象はそれぞれだと思うが、少なくとも私は、グランマザーやマスターと繋がった状態で祈りを捧げられたという実感があった。

笑っているようにも見える亀

そして、その流れはまだ続いているとも感じている。セミナーの後に懇親会が行われた中華料理店には人懐こい亀がいて、覗き込むとこっちをしっかり見てコンタクトを取ってきた。多分、「エサをくれー」みたいな感じだったと思うが(笑)、「亀の月」と「亀の年」を橋渡しする「時間をはずした日」に、とても縁起の良い出会いをした印象を受けた。

こうした一連のプロセスを経て、間も無く「赤い宇宙の月の年」の満月(月食)がやってくる。現在進行形のこの物語は、大阪と京都のワークショップでも、より高まった形でお伝えすることになると思う。ここには書ききれていない事が沢山あるし、その場に集う方々のバイブレーションによって、伝える内容も自然と変わって来るからだ。

まだ席には余裕があるので、この大いなる「流れ」(赤い月のキーワードの一つ)に共鳴するものを感じ、真の『13の月の暦』の使い方とそれに直結する極意的な瞑想法を知りたい方には、ぜひこの機会を活用して頂きたいと思う。この生きたエネルギーを伴った情報は今しかお伝えすることが出来ないし、次の関西クラスの予定は未定である。何より年の初めにキャッチすれば、この1年が一気に充実したものになるだろう。

★7/28(土)大阪新年満月祭〜「宇宙瞑想」と「13の月の暦」
★7/29(日)京都ワークショップ〜「天真体道」と「銀河マヤの知恵」

最後に、今日を「マヤ暦新年」とか「マヤ暦元旦」と言ったり書いたりしている人は、単に無知であるというだけでなく、中米地域で先祖からの伝統を引き継いでいる先住民の方々に対しても、また『13の月の暦』の提唱者であるホゼ&ロイディーン・アグエイアス夫妻に対しても、とても失礼で心ない行為を行っているのだという事を、是非、知って頂きたい。

日本でマヤ占い、マヤ鑑定、ツォルキン占い等と伝えられている情報の殆どは、『13の月の暦』の一部情報を勝手に引用改変したもので、『13の月の暦』とも古代マヤ暦とも別物の剽窃創作物である。その要点は【「13の月の暦」の大基本】にまとめてあるし、より詳しい証拠は『マヤのリズム』に7年前に記述してある。参考にして頂ければ幸いである。