260↔︎364変換装置としてのサイ時間単位

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磁気の月8日(G8/2)の午後に行われた時空のサーファークラスの中で、個人的に大きな発見があり、いずれブログにまとめようとメモしてあったのだが、その後も怒涛のシンクロが続き、猛暑でダラけたりしているうちに19日が経過していた。

その日は「ウェイブスペル(13段階の宇宙論)」がテーマのクラスだったが、初参加の方(Eさん)がKIN3(3・夜)だったので、どんな繋がりがあるのか興味が湧いて、手帳にある直近のKIN3を調べるてみる事にした。

といっても、新年が始まったばかりだったので、こういう遊びをするために持参してあった一つ前の年の手帳だ。すると、太陽の月26日(G4/1)が直近のKIN3で、そこにはJSバッハについてのメモがあった。その要点は以下の通り。

・Lの閃きで155枚セットのバッハCDを突如聴き始めたが、この日のサイ時間がKIN155だった
・前日のG3/31がちょうどバッハの生誕335周年だった
・335=260+75だが、3/31の朝、KIN75の人が夢に登場していた
・バッハは1685.3.31生まれのKIN187(5・手)で、5・手=5・7=5:7=260:364

この他にも様々な繋がりが見出せたので、詳細は【バッハが突如やって来た日】にまとめてあるが、2020年が戦後75年だという事には、その時点では気づけていなかった。

さて、手帳にあったこのメモについて参加者に説明をしようとした瞬間、「それにはサイ時間がどういうものであるかを説明する必要がある」と気づいた。

そこで、『13の月の暦・手帳』(こよみ屋)やダイアリーに掲載されている「サイ時間単位」の表を一緒に確認して行くと、KIN3の位置に「1.8」と記されている。これは「磁気(1)の月8日」を意味するもので、まさにクラス当日の日付そのもの!

『倫理プロジェクト』よりサイ時間単位

Eさんの誕生キンであるKIN3から辿った先に、たまたまバッハのメモがあり、その面白さを共有するには「サイ時間」について説明しないと伝わらないという事で、その場で説明しつつ気づいたシンクロ。毎度の事ではあるが、こういう采配にはいつも驚かされる。

しかし、私自身にとっての真の驚きは、その直後にやってきた。その時、私は「サイ時間とは260(5)を364(7)に変換する表である」という説明をしていたのだが、どうしてそのように綺麗に変換できるのかの理由が、突如はっきりと分かったのだ。

「サイ時間」を説明するに当たっては、これまでもずっと「緑のところの日付は3日分の重みで数える」と言い続けて来ていたのにも関わらず、「そうすることで何故260日を364日に綺麗に変換できるのか?」を真面目に(構造的に)考えた事が無かったのだ。

いや、忘却癖のある私の事なので、以前にも同じ発見を何度かしている可能性は十分あるのだが(笑)、それでも確かに言えるのは、今回「ああ、そういう事だったのか!!!」と初めて発見したような感動があったという事。以下、そのプロセス(実際には一瞬)を文章化してみよう。

まず、ツォルキンは全体で260日分ある。その中で、緑に塗られたGAPキンと呼ばれる日付は52日分あり、それは全体の1/5に相当する。サイ時間においては、GAPキンの所は3日分の重みがあるというルールなので、「52日を3回数える」と見なして良いことになる。

すると、実質的には元々の260日に加えて、52日をあと2セット分(104日分)余計に数える事になる。つまり「260+52+52=364」という事だ。

「そんなの当たり前じゃないか」と思われるかもしれないが、高千穂周辺にルーツのある「時のからだ塾」生のシンクロをきっかけに、ここ1年ほどずっと「5:7」の事を考えてきた私には、260(=52×5):364(=52×7)の関係性が一気に紐解けた気がして、感慨深いものがあった。

しかも、高橋徹さん(KIN104)の最新刊は、倫理研究所創立者・丸山敏雄氏について書かれたもので、この「サイ時間」は、倫理研究所からその名が取られた『倫理プロジェクト』に由来する時空変換マップなのだ。

高千穂への旅の前後、敏雄氏に関するその本をずっと読み続けていた事もあって、『倫理プロジェクト』で登場したこの表の本質を、倫理研究所の設立者を通じて、そしてその人物について書いた高橋徹さんを通じて理解できた気がして、とても嬉しかったのだ。

ちなみに、Lは日本で最初にこの『倫理プロジェクト』に触れた一人で、当時、高橋夫妻や丸山敏秋氏(現・倫理研究所理事長)、他数名と共に「サイ時間」の解読を試みる集いがあり、「260+52+52=364」という構造についても、そこで既に発見されていたとの事。

なので、今になって私が騒いでいるのを不思議がっていたが、自分でも「前にも気づいて興奮した気がする」という感覚はどこかに残っているので、実際には2回目か3回目の発見だったのかもしれない。例えそうであっても、文脈と条件が揃った場で改めて気がつくと、新鮮な驚きがあるものなのだ。

まるで、「KIN3のEさんは、この理解を明確にするために参加して下さったに違いない」、と手前味噌な受け止め方をしてしまいたくなる位に、全ての条件がハマっていたからだ。嬉しかったのは、それが一方的なものではなく、Eさんにとっても「まさにわたしが知りたいことだけが詰まった内容でした」と言って下さるような時間だったという事。

後日いただいたメールで知ったのは、テーブルに「月のしずく」という水が並んでいて驚いていたという事。というのも、Eさんは、水に天体の波動を転写したエッセンスやレメディを作られているそうで、そのベースとなる水に 「月のしずく」を使っていらっしゃるのだとか。

確かに、その日はテーブルに「月のしずく」が何本も並んでいたのだが、実はこれ、同会場で同日午前中に行われていた「時のからだ塾」で、三重から参加されているNさん(KIN166=今上天皇)が、わざわざメンバー全員に配って下さったものだった。

お昼をはさんで、そのまま午後のクラスにも参加したメンバーが複数いた関係で「月のしずく」が並んでいた訳だが、それはたまたまこの日だったからであって、実際、過去一度もテーブルに「月のしずく」が並ぶような状況は無かったのである。

この日、Nさんが三重から車で参加して下さった事も含め、それぞれの方が、ぞれぞれの動きをする中で生まれた驚くべきシンクロだったことが分かる。しかし、こういう事が、実は日常の中でも普通に起こっているのだ。まず、その事実に気づくための窓口して『13の月の暦』はある。

サイ時間はテレクトノンとの関係も深いので、明後日に行うZOOMクラスでは、その関係性についても解説する予定だ。テレクトノンにおける「預言の第1年」とシンクロするKIN144から始まった種のウェイブスペル。この波と共に学ぶ方は、より自由な波乗りの仕方を、テレクトノンを通じて知ることになるだろう。(D)

磁気の月26日 1・種(KIN144)

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★8/23(日)ZOOM テレクトノン
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★8/22(土) 天真体道瞑想クラス 上野毛18:00~
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