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時間芸術学校クリカ「シー」
黄色い宇宙の種の年(2005.7.26 - 2006.7.25)

■太陽の月28日(G4/3)4・鷲 KIN75「4匹のカメ」(by L)

全くの晴天!起きてリビングに行くと「あれ、夕べ暖房止め忘れたかな?」と思うほどの温かさ。サっと着替え、いつもの様に新体道エクササイズのため裏手の河原に行く。すると、兵庫橋の上から、2匹のカメが水面から頭を出してボーっと放心の図で漂っているのを発見!Dと二人しばし初ガメに興奮する(まだかまだかと待っていたのです!きっとこの温かさが冬眠を終わらせる合図だったに違いない)。今朝の河原、昨夕の嵐のおかげで空気クッキリ。白銀の富士をバックに、菜の花も紫色の花も満開。その間を色とりどりの蝶が舞う様子の何と麗らかなこと!

   

気付くと、いつも私たちの稽古を見ていた瓢箪池のカモ達が今日はいない(・・・そっか。渡り鳥の彼らはこの温かさで飛び立ったんだね。また会う時まで達者でね)。そして目を凝らすと池の岩に見慣れない物体が・・・。カモ達のかわりカメが2匹、甲羅干しをしているではありませんか。まだ半分眠ってる寝坊助オーラ全開。しっぽの方に浮き草までくっ付けていて竜宮城のカメのよう。しかもそれがカツラみたいで笑いを誘う。いつもは結構用心深く機敏な印象のあるカメ達だけど、今朝は私たちが相当近くまで寄ったところで、アワワと焦りまくって横滑りに池に落っこちた。カメ達のこんな様子を見られるのも、冬眠開けの一瞬なのだろう。本当に全ての時間が宝物に思えて来るね。そして我が家のシンクロ大王は「今日は自己存在の日だからカメも4匹だね!」とか言いながら朝から超ご機嫌。・・・玉川は春なのである。(*この日記、太陽の月のページが容量オーバーのため、惑星の月に入れこんじゃいました。)


■惑星の月9日(G4/12)13・種 KIN104「ディスカバリー」(byD)

G暦昨年7/26からちょうど260日が経過する今日は、当然、年の名前と同じ「13・種(黄色い宇宙の種)」という日になる(なぜなら元旦の日付が年の名となるからだ)。最近「13の月の暦」が再び盛り上がりを見せているのは、今年一年が、高橋徹さん(日本に暦を紹介された最大の功労者の一人であり、ホゼの情報を深い背景まで理解して翻訳できる無上の翻訳者)の「銀河の署名」とシンクロしている事も、大いに関係しているように思う。
 
日中は仕事で久しぶりに横浜ナディアへ。波動測定の空き時間に、拙著をご購入下さった方がいたので、サインをさせて頂いたのだが、銀河の署名を伺うとKIN114(10・魔法使い)との事。「20の銘板」では、ちょうど今月(惑星の月)がKIN114に対応しているし、一年を凝縮した今日という日にたまたまお店に来られたというのは、なかなかのシンクロぶりだ。
 
その後、スタッフの方とオーラソーマの話しになって、私のバースボトルが36「ヴァイオレット/ピンク」、意味は「チャリティー(慈悲心)」という事を教えてもらった。現在ハワイ在住の裕見子さん(ナディアオーナー)は、暦ユーザー歴も長いオーラソーマ・ティーチャーで、随分前から暦とオーラソーマの相関性について関心を寄せられており、その関係で私も何度かオーラソーマ使用者向けの暦レクチャーをやらせて頂いたりしているのだが(従ってバースボトルについても何度も聞いているはず)、お恥ずかしい事に、自分のボトルもよく分かっていなかったのだ。しかし、今日は、ボドルナンバーが今の自分の年齢とシンクロしていた事や、着ていた服が紫色のチベット服だった事もあって、バッチリインプットできた・・・と思う。
 
帰り際、ハワイから帰国していた岡部さんとスリランカ・カレーの話をしていたら、テレパシーでキャッチしてくれたのか、帰宅すると、Lがスリランカスパイス100%のカレーをつくってくれていた。しかも、書道展に臨むにあたってパワーアップしようと、これまで大切にしまっていた青木先生の書「慈悲」を突然部屋に飾ったりもしていた。このシンクロぶり、我が妻ながら流石という他ない。
 
ところで、1スピン前の今日(磁気の月1日=G7/26)は、どんな日だったかなーと思って手帳をめくると、「ディスカバリー号」がスペースシャトルとして114回目の飛行に旅立った(ディスカバリーとしては31回=今週のコドン)というメモを発見!昼間の出来事とのシンクロぶりに驚く。しかも野口飛行士を乗せたそのシャトルは、宇宙に13日間滞在したらしい(宇宙の=「13」という音と対応)。だが、それだけでは済まない。というのは、今日ナディアで波動測定を受けられたお客様の中には(KIN114の方とは別の方)、何と、お仕事で「ディスカバリー」チャンネルの翻訳に携わっている方までいらしていたのだ !! これまでにも何度か測定を受けておられるのに、今日初めてディスカバリーについてのお話をして下さったのは、共時性秩序の時間に触発されたせいかもしれない。それにしても、さすがにこの一年を凝縮して表現する一日。シンクロの濃縮率も半端ではなかった。


■惑星の月10日(G4/13)1・蛇 KIN105「西安碑林」(by L)

ドリームスペルでは今日から燃える青い西の城。変容の時間トンネルの始まりだ。数日前からDも私も、書の作品制作のための引き蘢り生活に入っている。再来月、西安碑林博物館で天真書法塾の展覧会が開催されるのだ。西安碑林博物館といえば、すべての書家の憧れ、書の殿堂。ここで展覧会が開催されるとは日本書道界空前絶後の快挙であるらしい。・・・とあらば、この幸運に感謝しつつ、GW前の締切までは、とにかくナリフリ構わず制作に集中しよう。

人生って「その時にしかできないこと」の連続だ。それを後回しにしてはいけない。日常の中では、あれもこれもやるベキこと山積みで、そりゃー私だって気になる事がなくも無いけど、
こんな時は聖書の「マルタとマリヤ」の話を思い出し、今一番大事なことを最優先できていればそれで良し、とパっと気持ちを切り替える。本当に大切なことって実はそんなに多くない。それにですよ、西安はかつて長安と呼ばれ空海も学んだ千年の古都。WBCでのイチローのセリフではないけど、こんなラッキーな機会をプレゼントして下さった先生方に、へなちょこ(自分を出し切っていない)な作品出して恥かかす訳にはいかないわよね。有難く大暴れして、かの顔真卿公(私が今回取組んでいる超美しくも哀しい祭姪稿の作者)も腰抜かす様な作品を西安碑林に展示しようと思っている。・・・というわけで愛する友人たちよ、しばらく面会謝絶で引き蘢るけど、作品仕上がったら河原のPEACEに遊びに来てちょうだい!

(★近々セッションにお見えになる予定の方々へ。しっかり集中してセッションに向かいますのでどうぞご心配なく!私たち、普段よりもバリバリに冴えてると思います。)


■惑星の月15日(G4/18)6・犬 KIN110「気分転換」(by L)



・・・とか言っちゃってるけど、ポカポカ陽気に誘われて、河原でランチ初PEACE。今は菜の花の黄色がすごいー。今日はカワセミや鵜、カモメも遊びに来てたな。浅瀬では気の早いワンコたちが泳いでいた。

■惑星の月25日(G4/28)3・太陽  KIN120「亀かも」(by D)

昨日は、西安碑林展用の臨書制作を二人してギリギリまで粘り、書法塾の授業に遅刻しつつもなんとか提出。今朝は、思いっきり解放感を味わいながらお天気の良い河原へと向かった。しばし身体をほぐし瞑想をしていると、今日もハトが数羽すぐそばに飛んできた。以前から、瞑想状態に入ると、どうも動物が集まってくる気はしていたが(スリランカの海岸で2日連続犬がやってきて面白い事をしたのがひとつのきっかけだったが、これについてはいずれメルマガの方で触れる予定)、最近はその頻度がかなり高く、ある体感と相関性がある事もわかってきた。

帰り道、池にあるひとつの岩の上に、亀2匹、カモが1羽が仲良く乗っかっているのを発見。他にも岩は沢山あるのに、この石が乗りやすいのか、エネルギースポットなのか、この池の主(カシオペイアと名付けて勝手にペットにしている亀)はいつもここで甲羅干しをしている。小さい方の亀は臆病で、人が近付くとすぐに池に入ってしまうが、カシオペイアとカモは、1m位の至近距離に来て写真撮影しても、まったく気にせず気持ち良さそうにしている。なんとも微笑ましい光景だ。



日中、上野に「最澄と天台の国宝」を観に行く。日本仏教の母体となった宗派の宝物が一堂に集められているだけあって、さすがに見ごたえがあった。中でも、ひときわ印象に残ったのは、岐阜・横蔵寺蔵の大日如来坐像(重文)だった。その穏やかで清々しい佇まいは、周囲に独特の雰囲気(オーラ)を醸し出していて、一巡りしてから、もう一度その姿を拝みたくなるような魅力があった。太陽の日に大日如来というのもなかなかシンクロニックと言えよう。

帰りに二子玉川駅構内の本屋で、ナショナル・ジオグラフィック(以下NG)の最新刊を入手。「ユダは本当は裏切り者ではなく、イエスが認めた一番弟子だった」という衝撃的な内容を取り上げた、『ユダの福音書を追う』という記事がお目当てで、発売日を心待ちにしていたのだ。しかし、目を通してみてはっきりしたのは、『ユダの福音書』そのものの内容については殆ど触れられていないという事だった。『ユダの福音書』関連の報道について、独占契約を結んだNG協会が、ひっぱるだけひっぱって商売に繋げようという姿勢が見え見えで、ちょっとシラけてしまった(ついでに映画「ダ・ビンチ・コード」の公開を明らかに意識している所も)。

ところで、二子玉川駅には改札口は一ヶ所しかないのだが、そこにあるゲートの数は何と13個なのだ。朝出会った亀の甲羅も13個に分かれているし(一般に甲羅は13個に分かれている)、ユダを含む12使徒にイエスを加えれば13人。マヤの伝統では、13は天界を示す数でもあるのだから、ユダが裏切り者ではなかったという事になると、キリスト教文化圏における迷信(13は縁起が良くない数)も、いずれ覆る事になるかもしれない。新月、そしてツォルキンでも黄色い季節(65日間=13×5)に入った今日、何かが熟成し、新たな胎動を始めたような気がしてならない。


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