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時間芸術学校クリカ「シー」
青い水晶の嵐の年(2004.7.26 - 2005.7.25)


磁気の月1日(G7/26)12・嵐  KIN259「HAPPY NEW RING!」
(by  D)

『13の月の暦』では、今日からまた新しい1年が始まります。新プログラム『石の神秘』では、365日のサイクルのことを「1RING(輪)」と呼ぶ事が提案されていますが、確かに木の年輪のことなどを考えても、こちらの方がイメージ的にしっくり来る感じがします。

ところで、今朝、オレゴンでの「時間をはずした日」の様子が、ジェーム ズ・トワイマンの臨時メルマガニュースで入ってきました。これによると、ホゼがマヤの預言や時間をはずした日の重要性について説明し終えると同時に、子供 達が外でレインダンスを踊り、直後、激しい雷雨がやってきたそうです。大きな落雷によって、開催地アッシュランドの街全体が停電になり、その瞬間、3重の 虹が架かって、数百名の人がこの奇跡的な光景を眺めたとの事。私たちはこのニュースを読んだ直後外に出て、河原でいきなり虹を発見!さらに太陽の周りにも RAINBOW・RINGを見つけ、新年早々楽しい体験をさせてもらいました。昨日のレインボーバーティでは、『石の神秘』(こよみ屋手帳P29〜32) についてのレクチャーで、「3つの門をくぐる」という事をお話したり、わいあーさんにガイドしていただいて「虹の橋の瞑想」を行ったりしていたので(しか も世界に先駆けて)、このニュースを知った時はちょっと興奮してしまいました(もちろん、世界中の祈りがシンクロして各地で素晴らしい事が色々と起こって いたと思います)。

水晶(12)の日は、アーサー王伝説の円卓の騎士にちなんで、惑星KIN(13暦 ユーザーとほぼ同意)が集まって互いの体験や経験を分かち合うのに相応しい日(水晶の円卓の日)とされていますが、映画「キング・アーサー」の封切とタイ ミングを合わせるようにして始まった「青い水晶の嵐の年」は、それが年のレベルに拡張されたものと考える事もできます。この1RING、多くの惑星KIN が様々な場面で互いの経験・体験を分かち合い、自己発生的な協力体制が各地で生み出されるのではないかと期待しています。ということで、今RINGもどう ぞよろしくお願いします!


磁気の月7日(G8/1)5・蛇  KIN5 「2012年がやって来る!」(by L)

ジェームズ・トワイマン来日イベントで 「INDIGO」という映画を観た。(昨日は六本木ヴァージンシネマで「DEEP BLUE」だったから、青い年の始まりに青い映画をたて続けに観たことになる。両方ともおススメ!)
トワイマンの通訳を務めているのは私たちの友人で、彼 女の銀河の署名は「青い共振の嵐」。今日もその共振力が発揮された見事な通訳であったが、彼女は私の生まれ年(=カレンダー・ラウンド)のキンであるばか りか、来る2012年の一年に対応するキンでもある。そして嵐は私のガイドキンであり、猿は彼女のガイドキン。互いの紋章がガイド同士の関係になる。楽しみな事に、その彼女がもうすぐ近所に引越して来る事になった。引越 は私たちがニコタマに来てから正確に64日目であるが、64とは青い共振の嵐の年(2012年)に再設定が完了する「時間の法則の20の銘板」のコドンの 総数である。(今年は「20の銘板」8年目にあたり、それはそのまま私達が互いを知る年月だ。)
Dはビーナストランジットの当日「2012年はここで迎える!」と唐突に宣言して私を驚かせたが、その宣言が効いているのだろう、すでにここは新しいエルサレム、バリバリ2012年状態じゃないの〜!・・・と密かに思う私だった。


磁気の月9日(G8/3)7・手  KIN7 「ロイヤルな楽園」(by L)

楽しい夏を過ごしている。
この感じ、何かに似ている、何だろう?と氣になっていたのだが、「そうだ!※ロイ ヤル・ブルー・ラグーンの時間だ!」と今日気が付いた。(※サムイ島の静かな入江にある家族経営の宿で、私のお氣に入りの一つ。美しい庭と白 砂のビーチの間を縫う様にタイ様式のバンガローが13棟。Heaven!と叫びたくなるくらい気持ちの良いところ。)例えばロイヤル・ ブルー・ラグーンでの一日はこう。お部屋を出たら20歩でビーチ。なので、目覚めたらまずはひと泳ぎ。心身共に起きたところで、ゆっくりシャワー と朝食。あとは、読んだり書いたり、また泳いだり昼寝したり・・・一日中思う存分何かに夢中になって楽しく過ごしてるわけです。ただそれだ け。街に用事は無いし、部屋には電話もTVも時計も無い。常時スッピンで、部屋着なんだか寝間着だか区別がつかない格好+時々 裸足、そして水着とサルーン。夜はさすがに(他のゲストに失礼だから)着替えたりもするけれど、ここまで野生化するのに2日とかからない。

考えてみたらココ、ニコタマでも殆ど同じ毎日だ。朝起きたら髪だけまとめて河原へ直行。Dの指導のもと、芝生の上で裸足で新体道エクササイズ。気持ち良く身体が解れ たら泥んこの足で帰宅し、以下サムイと同文てとこかしら。

最後にサムイを訪れたのは3年前の火星最接近の頃。ふと最近の様子が氣 になり先ほどサイトを調べたら、なんと巨大ホテルに変わってしまっている!敷地が10倍に膨れ、木造のバンガ ローが高層の建物に変わり、私がこよなく愛した庭いも、今は無い。ショック!

再び行く事は無いであろうそのホテルには新 しい名前も付けられていて、ロイヤル・ブルー・ラグーンは、もう名前すら存在しないのだと知る。全ての在り様は変わり続けるけれど、でも変わらないものも ある。あの楽園のエネルギーは私の時間の中に刻まれていて消える事は無い。形を変えて、ココ、ニコタマの時間の中にやって来たのだと考える事にしよう。そ れを証拠(?)に、我が家の建物には名前の一部に何故か「ロイ ヤル」がついてるもんね。「ちょっとギョウギョウしいな」と思っていたが、楽園を示すコードだったのだ。そんなわけで、増々野生化進行中の私たちである (どこにも出かけてないのに、もう足の指まで日焼けで真っ黒よ)。


磁気の月9日(G8/3)7・手  KIN7 「レインボー・シンクロニシティ」 (by D)

今日、大阪で巨大なダブルレインボーが現われました!雨が空気の汚れを流したせい か、夕暮れ時の大気は澄み渡っていて、西の地平に沈む直前の太陽からは真直ぐな光が街に注がれていました。それだけでも十分に美しい光景でしたが、この時 立ち現われた完全なアーチ・レインボーは、その大きさも去ることながら、外側にうっすらともうひとつの輪まで携えていて、それはそれは見事な美しさでし た。そういえば今日はKIN7だから、音もコード番号も「7」という「ダブルセブンデー」だし、調波も2、PCUもKIN2(ダブル)と来ているから、7 色の虹が2重に架かったのも頷けます。


元旦(磁気の月1日)の虹と今日の虹の間(この間もまた7日間)には、青、そして 「2-7-12」の月の生命倍音パルサーという繋がりが見出せますが、2日前に「インディゴ(藍→深い青)」という映画を見、トリプルレインボーのニュー スを書いたJ・トワイマン(元旦の日記参照)本人に会っていたというのも、非常に面白いシンクロだと思います。春分の日、平和の祈りのためバグダッドに集 合していた、ホゼ、ルッキングホース、トワイマンが、順番に来日したことも含め、今、日本では次元を貫くレインボー・シンクロニシティが起こっているよう な気がしてなりません。


磁気の月13日(G8/7)11・猿  KIN11 「プレアデス君」 (by D)

今日、KIN11はホゼの銀河のお誕生日。『時間の法則の20の銘板』では、今月 がKIN92に対応しているが、それにシンクロさせるかのように92スピン目を完了するとは、さすが熟練オヤジサーファーだ。夕方、改訂増補版としてリ ニューアル出版が予定されている拙著の校正に取り組み始めたのだが、結局ホゼの略歴紹介のような第一章にしか手が付けられなかったのも、このシ ンクロ力のせいかもしれない(と作業の遅延を人のせいにしてみる)。夜、友人のCちゃんから電話が入る。ちょうど1スピンを迎えた(=ホゼと同じ KIN11)お子さんの「すばる君」に、Lがお祝いメールを送った事に対してのお礼だったが、拙著を新たに出してくれるところがプレアデス(=すばる)出 版という名前であることや、その本に対して今回ホゼが序文を書いてくれた事、さらに、ホゼとすばる君の年齢差にあたる91スピンは、13(暦)と7(すば る)の積である事などを考えると、さすがに猿の魔法がかかっている日だなあ、と感心してしまう。

話変わって、アジアカップサッカー。玉川(東京)と玉出(大阪)を中心に活動している私にとって、ラストを玉田が決めて優勝、というのは密かに嬉しいことだったりする。そういえば、『石の神秘』の今年の情報の中には「ORACLE OF THE THRONE」というタイトルが見受けられるが、直訳すれば「玉座(王座)のお告げ」という事になるかと思う。玉に縁のある者としては、この一年、玉田並に活躍したいものである。


磁気の月18日(G8/12)3・戦士  KIN16 「黄色の道筋」 (by L)

初めてインドを旅した時のことだ。多分3日目の朝だったと思う。ベッドで目覚めると、 自分のからだ全身からカレースパイスの香りが立ちのぼってきて驚いた。だいたいインドでのスパイス摂取量は半端ではない。ある朝ドーナツ(のような揚げた パン)を一口かじったら何かが「ジャリッ」といい、二口目も三口目もジャリジャリが止まらないので、ヒマにまかせてテーブルに並べると丸ごとの黒胡椒が 27粒入っていた。(もちろんまわりの人々は胡椒を取り出して数えたりしない。黙々とお行儀良く食べている。)その時、インドで物を食べるとはスパイスを 食べる事なのだと思った。そして、慣れない私がこんな食事をずーっと続けていたら、神経がスパイス酔いしたまま戻らないかもと心配になったものた。

それなのに。昨日あたりから常時カレースパイスの香りを発している私たちを発見。Dの バースデー月間ということで、「カレー」→「マンゴー」→「カレー」→「桃」→「カレー」そしてまた「カレー」と浮かれた日々が続いているせいか、現在私 たちのスパイス含有量はかなり高いはず。(まるでインドにいるみたい。)Dは「生涯ずーっとカレーでも良い」と豪語する程のカレー好きなので、この調子で 行くと身も心もサフランやターメリックに染まる日が近いかも。そして今日からの彼の「52年の運命の道筋」の色は黄色。この上ないエクスキューズ!こう なっ たら思う存分染まってもらおう。

と言いつ つ、夜はDの誕生祝いと書法塾入塾祝いに久々に外苑前のベッカッチャへ。シェフとツネちゃんが変わらずに元気そうで良かった。お料理ももちろん素晴らし かったが、私たちはこのファミリーが大好きだ。Dは誕生日を機に今日から天真書法の稽古も始めた。今日は「書を書くために生まれてきた人」と青木塾長 に言わせた、たかちゃんのキン。書法の稽古を始めるのにこれ以上ピッタリな日は無いでしょうねー。ねー。


磁気の月18日(G8/12)3・戦士  KIN16 「520部の『20の銘板』」 (by D)

今年の紋章「嵐」は「19」、今日の紋章「戦士」は「16」というコード番号を持っているが、今から丁度19年前の今日、私の16歳の誕生日に日航 機123便が墜落、520名の方が亡くなられた(4名が奇跡的に生存)。事故から16年が経過した2001年、日本語版制作スタッフの代表を引き受けた 『時間の法則の20の銘板』が完成。諸々の条件から500部作る予定だったのを、ツォルキンの倍数にちなんで520部に変更して制作した。その時は、それ 以上の事は何も考えていなかったのだが、『20の銘板』の別名が「16年間のテレクトノン」である事、自分の誕生KIN(241)をPCUに置き換えると 「1.23」であること等に後から気づいた時は、既にシンクロを当たり前だと感じるようになっていた私もさすがにちょっとゾッとした。もちろん、このこと をもって、銘板と事故とを結びつける必要性は全くないし、特定の解釈を与えることに対しては十分注意を払うべきだと考えてはいるが、それでも、ごく個人的 な感覚としては、「ホゼとジョッシュとの関係のように、520名の方が日本の次元間的な扉を開いて下さったお陰で20の銘板が然るべきタイミングで完成し たのかもしれない」とか「520部配布することが亡くなった方に対してのひとつの供養になるのかもしれない」といったイマジネーションを完全に無視してし まう事はできない。運命の道筋がKIN16となった今、このことを記しておこうと思い立ったのも一つのシンクロだろう。

  今年から始まった『石の神秘』のプログラムは、もともと『20の銘板』に登場する「石の神秘の7年」と「9人の時間の主」に由来するものであるが、123 や520をカバラ的に計算すると「7」になる事や、日航機に坂本「九」が乗っていた事、さらに7+9=16である事などを思い出す(気付く)のは、やはり 時が巡ってきているからかもしれない。ところで、熱心な探求者は既にお気付きの事と思うが、こよみ屋手帳P30の『石の神秘』の図中、猿の紋章には 「HPB」という謎の添書きがある。実際、細かい事は聞いていないのでわからないが、これはロシアの神秘思想家ヘレナ・ペトロヴナ・ブラヴァツキーを示し ているという(おそらくは彼女の銀河の署名と思われる)。今日、待ち合わせの時間に読んでいた『ダライ・ラマ/ゾクチェン入門』(春秋社)に、突然この H・P・ブラヴァツキーが登場した。1988年にフィンランドで行われたダライ・ラマの説法が、ブラヴァツキーに関係のあるバラ十字会の寺院でのことだっ た、という紹介で出てきただけなのだが、タイミング的にも文脈的にも予想外のことだったので(しかも、おそらくその本のそのページにしか登場していな い)、少々驚いた。でも、もう少し時空のサーファーっぷりに磨きがかかってくれば、「ああ、HPBとダライ・ラマからの誕生祝いだな」なんて余裕をかましてみせ る事も出来るのかもしれない。


磁気の月19日(G8/13)4・地球  KIN17 「昭和天皇」 (by D)

昨日、誕生日を機に正式デビューした書法塾の帰り、KOZOさんが「浜名湖花博は素晴らしい!」(特に昭和天皇の盆栽が最高)と勧めて下さった のだが、今朝、たかしっちさんがお祝いメールで、KIN16(今年の私の道筋)は昭和天皇の銀河の署名だという事を教えて下さった事で、「これは行かね ば」という気持ちが湧き起こってきた。また、結婚1周年にあたる来年のみどりの日が、昭和天皇の誕生から104年(=52×2=2カレンダーラウンド)に あたり、その時自分の運命の道筋が昭和天皇のKINであること、さらに翌年にはLがその道筋を辿ることも考えると、このタイミングで初めて昭和天皇の銀河 の署名を知ったのは、なかなか意味深い。

父の墓参りに実家に向かう前、仏さん用のお菓子を調達しようと玉高の広大なデパ地下に繰り出す。 幸いな事に、すぐにLが「ふる里13里」という芋カリントウを見つけてくれたので、迷わずゲット(数字の事もあるが、父は大のカリントウ好きだった)。電車で移動中にそのパンフを見ていると、さつま芋の由来について、シルクロードから宮古島(実は間もなく訪れる予定)を経由してきたとか、「九里(栗)より 美味い十三里(さつま芋)」の話などが紹介されていて、このお菓子とも完璧なシンクロで巡り合ったと確信する。父の誕生日は9/13だし、9・13と言え ば、マヤ長期計算法でパカルの活躍した時代を示す。予定通りお墓参りを済ませた後、豆腐料理で有名な「梅の花」でランチを頂く。帰り際、ここの豆腐に使わ れている大豆が十勝産と知って、「また来たか」と思う。もちろん、それまで意識していなかったものに意識を向け始めただけ、という見方もあるが、これまで の数々の体験から言うと、一度その土地に行って(あるいは行く予定が決まって)繋がると、身近にその土地に関する情報が続いてやってくる、という法則があ るように思う。
 
ところで、今日から第28回オリンピックが始まった。アテネでの開催は108年ぶりだという。お盆の時期に108を絡ませるとは、ギリシャの神 々もなかなか洒落たことをするが、案外隠れブッディストだったりして・・・。それとも、28回にシンクロさせているから「13の月の暦」ユーザー か?・・・などと暑さで溶けた頭には、駄洒落的なイメージばかりが去来するので、もう寝ることにしよう。


磁気の月20日(G8/14)5・鏡  KIN18 「バオバブの木」 (by D)

昨日、「梅の花」での待ち時間、置いてあった巨樹の写真集を眺めていて、半分近くがバオバブの木ではないか、と思えるくらい様々なバオバブが登場していて印象に残った。今日、早速「浜名湖花博」について調べようと思ってHPにたどり着いたら、いきなり「バオバブの開花について」と いうトピックスを発見!しかもその説明文には、「7/26に蕾が多数確認されてから20日目で開花した」とか「グレゴリー種」だとか、まるで『13の月の 暦』の紹介かと思わせるような表記がズラリ。この種については過去国内では開花事例が無く、今回初めて花が咲いたという事だが、タイミングといい名前とい い、ちょっと出来すぎな話だ。グレゴリオ暦7/26から始まった新しい年に、20日かけて花を咲かせてくれるなんて、12:60から13:20へのシフト を身をもって示してくれたかのようだ。バオバブバンザイ!


磁気の月20日(G8/14)5・鏡  KIN18 「アワビと4次元アルバム」 (by L)

朝一番で鳥羽のスギハラ氏から荷物が届いた。何だろう?大きな発砲スチロールの箱を そーっとのぞくと中で何かが蠢き、野性的な磯の香りが漂って来た。恐る恐る蓋を開けると・・・それは獲れたての活きたサザエやアワビだった。しかもドッッサリ! 今日は恵比寿ガーデンシネマで封切られたばかりの「華氏911」を 観るつもりだったけど、出掛けている場合では無い。2人で頂くには多すぎるこの海の幸を新鮮な内に何とかしなければ。(贅沢な焦り!)でもラッキーな事 に、アワビはDの母の大好物。なので昨日に引き続きDの実家に発砲スチロールの箱を抱えて押しかけることにする。そして誰一人ワイルド&ライブな 貝の調理法に精通してないのを良い事に、あーでもない、こーでもない、と皆でビビリながらも楽しく調理し、お刺身、酒蒸し、壷焼きにして、全て美味しく頂 いた。

食後は、何故か突然のアルバム大会となった。発端はDカレー狂の話から。一体いつから食べているのか確かめようと母がアルバムをどっさり出してきてくれ た。母によると、Dの1歳の誕生日にカレー・スプーンを頬張っている写真があるはずとのこと。残念ながら今夜はお目当ての写真は見つからなかったが、 Baby 時代のDの写真を沢山見る事ができた。すごく可愛いっ!(もしもこれからプンプンしそうになる事があったらこの姿を思い出して踏み留まる事にしよう!)そ して、1歳のDを抱く母の姿は若々しく、本当に輝くような美しさだ。それから30年以上が経過し今宵 Here we are. という訳だけど、今日はKIN18/白い倍音の鏡。考えてみたら、それはまさにD1歳当時の母の「52年の運命の道筋」。そして今アルバムの 中にその母の姿を見ているのだから、時間は本当に不思議なものだ。そして全てはアワビのおかげなのであった。


磁気の月21日(G8/15)6・嵐  KIN19 「平和な時間」 (by L)

「PEACE」という名のカフェでサンセットを見送った。 ここから眺める多摩川は一味も二味も違う。緑の霧に煙る中洲は、コローやミレーの風景画のように美しく、巨大な白鷺が風に乗って遊ぶ様子は優雅でダイナ ミック。もう驚きだ!これでファルーカが行き交い、ミナレットからアザーンが聴こえたら、まるでナイル上流エレファンティネ島という感じ。本当に平和な時間。「何ごとも時と場所を得てこそ美しい。」とはミレーの言葉だけれど、ここに越してきて得 したな〜。ニコタマの「PEACE」はトレーラーハウスを改造したオープンカフェ。春から秋にか けて多摩川の河川敷で期間限定営業中。(ご近所ルックの私たちに遭遇しても大目に見てね。)


★PEACE Cafe&Restaurant/玉川1-6(←私の今年の道筋ね。ちなみにこのオッサレーなカフェは、私たちが越して来る直前まで何とラーメン 屋さんだったそう。それはともかく、誰もが平和な気持ちになる、そんなカフェです。おすすめ。二子玉川より徒歩3分。)


磁気の月23日(G8/17)8・竜  KIN21 「華氏911」 (by L)

台風15号が近付きつつある中、ヤボ用があり久々に米大使館に行った。以前にも増して モノモノしい警備。道を横切ろうとしたら、大使館の壁沿いの歩道(もちろん公道)を歩くのは禁止されていると警備のポリスに止めら、グルリと大回りする事 になった。用事を済ませたあ と、恵比寿ガーデンシネマにて「華氏911」。(あえて詳しいコメントは避けるが、この映画の制作や公開を可能にした背景なども考えながら観ると、更に深 い情報を読みとる事ができるかも知れない。)「・・・そういえばそうだった!」と、長い間投票結果が出なかった4年前の米大統領選を思い出しながら、どん な事にも運 命を分ける「ポイント」が必ず存在するのだと(個人的な事を振り返りつつ)痛感した。(もちろん、安易に大統領選の結果と、その後米国が辿った4年間を結 び付けるべきではないだろうが。)そのポイントに遭遇していても、自分の見たい様に話を丸めてしまったり、注意を払わずやり過ごしてしまうの だとしたら、その時は正しい見方が出来なくなっている。そこを曖昧に放置してはいけないのだ。何故なら、その態度は積極的にではないにしろ、望まない種が 芽吹いてしまう可能性を 育てているかも知れないからだ。未来を創造し続けているのは、瞬間瞬間の私達なのだ。

ところで、この映画の監督マイケル・ムーアの銀河の署名はKIN115/青いスペクトルの鷲。ジョージ(パパ)ブッシュKIN135/青い倍音の 鷲。サダム・フセインKIN155/青い水晶の鷲。現在の台風も15号で鷲なら、アメリカのシンボル(白頭鷲)、惑星ホロン(米東海岸)も見事に鷲だ。ジョージ・ブッシュJr.は KIN129/赤い水晶の月。ツォルキン(マヤの神聖暦)にマッピングしてみると、なるほど。・・・と頷いてしまう要素が大ありなのだった。


磁気の月25日(G8/19)10・夜  KIN23 「豊かさ・夢見る・直観」 (by L)

久々に美容院に行った。代官山まで小1時間の旅。担当して下さっているJさんに3人目のBABY誕生!名前は「二湖(にこ)」ちゃん。この素敵な名前の由来は「夢で観たから。」だそう。名前の通りニコニコしている可愛い赤ちゃんだった。

夢といえば、PANひろばのMLに、私からパンを半分分けてもらった夢を観た、というKさんの投稿があったが、私はよく誰かの夢に出ては何かを配っている らしい。しかも、いつも食物。高橋徹さんの夢の中では、モンゴルの草原みたいなとこの真ん中で、みんなにスープを配っているらしいし、セドナでは、ある チャネラーに「4次元的に、お立台(←死語)みたいな所から大勢にパンを行き渡らせている。」と言われた事があった。自分ではそんなフトッパラな夢は見た こと無いけれど、感動のあまり号泣して目覚めたり、逆に「こんなのあり得ん!」という内容の、しかもおそろしくリアルな夢を時々観る。そして、その意味に気付き納得するまで繰り返し観させられたりする。「こんなの あり得ん!」という夢の一つに「湖の夢」がある。詳しくは書けないが、一言でいう と、その夢がその後の私の運命を自覚させるきっかけとなり、私をここに連れて来たと言っても過言では無い。誰にとっても「夢の領域」は確かに存在するのだ。そしてそれは、果てしなく豊かな領域だと言っておこう。

夕方、依頼されていた額装のコーディネートのために玉川高島屋のヌーベルへ。額装はい つも渋谷のウエマツ(←店員さん、センス、技術、在庫ともに文句無し!)に頼むのだが、前を通る度に良い感じがしていたので、地元のヌーベルを試してみる ことにした。初めての店は実力がわかるまでちょっとドキドキする(慎重になる)けれど、店の奥のギャラリーに、夏至に訪れたばかり(水 晶の月の日記参照)の「然別湖と天望山」の美しい絵(東山魁夷作)を発見!私たちが目にした風景と寸分違わない。然別湖畔の天望山は「2つの山」とも呼ばれている。まるで待っていてくれたかのようだ。ニコタマではヌーベルを贔屓にしよう。在庫は少な目なの で、急ぎの仕事には不向きかもしれないが、こちらのペースをちょっとスローにすれば良いだけだ。最速モードばかりで生活していると、夢のメッセージを受け取る余裕も無くなってしまうものね。


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