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■磁気の月12日(G8/6)黄色い水晶の太陽  KIN220「サーファーの守り神(by L)

祝・銀河新年!魅惑の緑の中央の城・月の創世記の始まりです。皆さん楽しんでいらっしゃいますか?私たちは、昨年末から今年にかけて、まさに怒濤のマジック・フライト!一日が10年にも感じられるほどの濃さ。今までの時間の概念が吹っ飛び、全ての記憶が一気に蘇っちゃいそうです。(今日は写真を少しだけUPします。)
 
★護国寺で行われた観音菩薩の砂曼荼羅のライブ制作(G7/22~30)。今回もギュート寺からチベット僧侶が来日された。もう目の覚める様な美しさ!崩された曼荼羅の砂を少しだけ分けて頂きました。


 
★伊勢から戻り、赤い磁気の月の年新年は御岳山で滝行。ご遷宮を巡る木曽と伊勢の深い繋がりに驚愕!このタイミング、この新滝、どれをとってもまるで仕組まれているかよう。美しい入滝姿は私達を先導して下さった木村悟郎さん。



★そして。ジャーン!これは今朝早く届いた友人からのサプライズ!マイブームのHONU柄です。嬉しい〜!ちなみに友人の銀河の署名は、今年一年ともバッチリシンクロする「赤い磁気の月」。タイミングも完璧。今日は今年最初の「時空のサファークラス」の日。届いたTシャツには「サーファーの守り神」と書かれているではありませんか。もちろんウッキウキで着て行きましたよ。実は、木曽の滝行でやんちゃ(お転婆か?)のし過ぎで軽い頸椎捻挫の上、肩腕痣だらけの私・・・しかし、サーファーの守り神の到着にそんな痛みは吹っ飛びました。歓びって何よりも効くんだね。

■磁気の月13日(G8/7) 赤い宇宙の竜 KIN221「瞑想カレッジ・銀河ノート(by L)

一昨日は瞑想カレッジへ。遠隔ヒーリングに関して(自分なりに)ちょっと興味深い気付きがあった(具体的に何があったのかは省略)。その効力において鍵となるものは、結局のところは「縁」なのだと思った。知っている(=縁がある)というのは大変な力だよね。お釈迦様の言葉にも「縁無き衆常は・・・」というのがあるけれど、例えばある事柄に対して、どれだけ明確にイメージできるか、どれほど深くシンパシーを感じることができるかも、縁の力によるところが大きい。そうやって色々な扉が開いて行くのだな。

ところで、昨日のサーファークラスでは参加された方々の間で面白過ぎるシンクロの嵐!クラスの最中、私は「銀河ノート」を大きく使ってシンクロニックな個人史の整理に没頭。サイクルのスケールを変えて見てみると、まだまだ「えーーーっ!」と驚くことを沢山発見して新鮮な感動を味わった。銀河ノートすばらし!帰宅する頃には、もうすぐやって来るDの誕生日プランもバッチリ決まった。めでたし。*この魅惑の銀河ノートは残念な事に現在生産終了。再版を願っている私です。

今日は7年ぶりに携帯を新しくした(これで2台目)。Dに相談しつつ、近所のショップで直観とデザインでパっと選んだ。もともと「通話さえできればOK」と思っているので、私が携帯に求める機能は限りなく緩い。しかし初期設定の待受がとても変テコだったのですぐに写真を撮って入れ替えた。「緩い」と言いながら、何かをガマンして見続けたりする事には全く忍耐心の無い私だ。でも「気に入る」とか「気に入らない」その感覚は、何より大切にしないとね。だって、自分の時間だもん。

■磁気の月14日(G8/8) 白い磁気の風  KIN222「天真流自由滝行(by L)

今日から風のウェイブスペル(ちなみに、今日はスティングと美輪明宏さんの祝・銀河のお誕生日)。先週の木曽御岳山の新滝の事を少し書いておこうかな。

私は今回が初めてだったのだけど、初日、堂々たる滝(高さ40メートル以上)を前にして感動し、
水飛沫をあげながらゴォォォーーっ!と吹いてくる風に包まれて感動し、
木村悟郎さんの見事な先導ぶりに心底
感動し
そして滝の中の神々しいまでの仲間たちの姿に感動した。
活けるアートそのもの!感動の嵐!
神聖な力強い何かが支配する滝場の美しさに圧倒されて泣けました。


「初心者で入るものなどいない」と言われるその滝を目にしても、私は不思議とビビらなかった。ビビらなかっただけでなく、その情景に大変な親しみを感じ、初っぱなからいきなり滝のほぼド真ん中、エネルギーの渦の中心にスッと入って行く事ができた。自分でも驚きだ。(でも、この感覚絶対に知っている。滝はきっと魂に残っているのだろう。)今回は、最初から最後まで、悟郎さんという頼りになる先導が見守っていてくれた上、Dや気心知れた仲間達も一緒。これ以上無いくらい環境や天候にも恵まれていたが、何より感謝すべきは「天真流自由滝行(青木宏之先生が提唱しておられる滝行法)」のメソッドに対してだろう。誰もが安心して滝行の恩恵を受取る事ができるよう考え抜かれているのだから本当に有難い。(このようなメソッド無しに、素人が特に単独で滝行にアクセスするのは大変危険。実際に救急車で病院に運ばれるケースもあるそうなので注意されたし。)

それにしても、滝に身体を預けていると、身体と心に真っ直ぐなエネルギーが通り抜けて気持ちよい事この上無し!余分な力みや滞りが一気に洗い流され、瞬間にリセットされてしまう。滝から出た後の顔も、皆ピっカピカに輝いてまるで太陽そのもの!光を放射しまくっている感じ(オーラが大っきくなるとかの生易しいものではありません)。新体道や滝行が自分の一部になっている人って、とにかく身体全体が明るい。滝行、これからは毎年新年の恒例にしよう。

■磁気の月18日(G8/12) 白い倍音の世界の橋渡し  KIN226「HERE COMES THE WAVE!」(by L)

D誕生日。張り切って「チベット医学講座」を受講するも二人揃って睡眠学習。・・・然るべき時に、然るべき情報を思い出せる事を信じつつ会場を後にする(まるで埋蔵経)外に出ると豪雨はキレイに上がっていたが、落雷の影響で山手線が動いていない。夕方からのユーミンのコンサート会場まで大した距離ではないし、明治神宮を抜けて原宿まで歩くことにする。神宮の深い森はヒグラシの声が実に涼やか〜。思いがけず気持ち良い散歩が楽しめた。(何か予想外の事があった時って、それを使ってどう楽しもうかと、ゲームみたいに考える。だから楽しい事しか起こらなくなる。)

ところで、私がユーミンのファンだった事は一度もない。が、デビューの頃からの彼女をリアルタイムで目撃している者として言うなら、ズバリ、ユーミンは尊敬に値する。これほど見事に「時空の波」をキャッチし、それを自らの作品を通じて発信しているアーティストは他にいないのではないか。(今年カレンダー・ラウンドだっちゅうーのにあの情熱、あのエネルギー。それに何と言ってもどんどんカッチョ良くなり続けているではありませんか!)この「THE LAST WEDNESDAY, HERE COMES THE WAVE」と題したツアー、実は本来の日程はとっくに終了していて、今日のは追加公演。もっとも私達がコンサートの存在自体を知ったのは、ほんの数日前のことだから、私達にとっては追加も何も無い。それに、元々の日程の中には、私達のスケジュールの合う日は一日も無かった事もわかったし、やっぱり今日がタイミングだったのだろう。このコンサートにはちょっと楽しいいきさつで行く事にしたせいもあるし、ユーミンの作品と「13の月の暦」とは、とても興味深い繋がりが見いだせることもあるので、近々メルマガにこのあたりのことを書こうかな、と思っている。(コンサートの様子は秋にWOWOWで放映されるみたいね。)



公演終了後はゆるゆる散歩。バンブー・ガムランを聴きながら南国の食事を楽しみつつ、かねてよりお約束の「D37歳」誕生日リーディング。(サイクルというのは一つではなく、色々なサイクルが、同時にその人の時間の中を巡っているのだが、ある見方からすると37歳というポイントは、誰にとってもパっと舞台が切り替わる時である。)普段はDに懇願されても、「冷やかしはお断りなのよ(笑)」と、やんわりとリーディングを断り続けてきた私であるが(冷やかし以外の何ものでも無いのがバレバレなので)、でも今日は特別。さあ波がやってきた!これ、生涯一度の特別な波だからね!


■磁気の月23日(G8/17) 青い惑星の猿  KIN231「目の保養(by L)

銀河の誕生日。ニコタマで日がな一日平和に過ごす。今日のPCUはKIN241(←DのKIN)なので、我家としては2重におめでたい感じ!芳美ちゃんからの、電話口での華やかな歌付メッセージを皮切りに、色々なお祝いメッセージを頂いてとても嬉しかったよ。いつも会える人もそうでない人も、大好きなみんなの近況を知るのは何より楽しい。(ところで今、外では雷がゴロゴロ。そう言えば今日のガイドキンは嵐だね。)



写真は今朝の虹。多摩川は、白鷺やカメ、カモ、色んな生き物が全員集合。とてもニギニギしかった。(日によってはハトやカラスさえ姿を見せないことも。)「でも、大好きなカワセミ今日は見てない、カワセミ来ないかなー」と口にしたとたん、何処からともなく、鮮やかなターコイズの羽を広げたカワセミが!!!(ね、言葉には魔法の力があるのです。)鏡の様な水面をスーっと低く滑って行った。ああ目の保養。ラッキー♪

  

合唱するカメ/カワセミ(お腹オレンジ。わかる?)/頂いた曼荼羅の砂を川に還す


■磁気の月25日(G8/19) 赤い水晶の空歩く者  KIN233「花火大会(by L)

暑いー。でも今夜は花火大会だからいいの、お天気で嬉しい。数日前の「東京大停電」の早朝、急にネットが繋がらなくなり、何が起こっているのか分からず外を眺めると、回りのマンションの人達もいっせいにベランダに出て、あたりの様子をキョロキョロ見回していたんだが、それがみんな、バクハツ頭のステテコ姿だったり、カーラーぐるぐる巻きだったり、向こう3軒両隣、まるで
カンフーハッスルの○小屋砦と化していた(かく言う私もほとんど寝間着)。



今日は花火目当ての人の往来で、眼下は夕方から早くもソーゼン。浴衣姿も大勢いるね。街のこのざわめき、大晦日のタイムズスクエアのカウントダウンみたい。(いや、NYはちょっと違うか。第一あそこはあの時期極寒だ。)メガホンから聞こえてくる大絶叫(交通整理)は、ミナレットから流れるアザーンかそれともパジャンか。とにかく、ファンシーな想像をかき立てられる夏の日であった。

■磁気の月1日(G7/26) 赤い磁気の月  KIN209「目的を統一する(by D) 

銀河新年、おめでとうございます!今、ここを読んでおられるという事は、無事、魔術飛行を終え(あるいはいきなり)新年の大波をキャッチされた方と推察いたします。何故なら、ここは遊び心を失わないシンクロニック・サーファーにしか同調できない場所だからです。という事で、本年も共に楽しい波乗りをしましょう!・・・などと言いつつ、実は、(例のごとく)これを書いているのは、ひと月以上経過した月の月の初旬です。まるで夏休みの間中遊び呆けて、新学期間際に慌てて提出用の自由日記帳をつけている気分ですが、シンクロがシンクロを呼ぶ展開では、ある程度、時間が経過してからの方がまとめやすい部分もあります(交通整理ができるので)。という事で、以下、私(D)のメモによる「磁気の月」ダイアリーを順次UPさせて頂きます。

「13の月の暦」でも、元旦は一年の流れを決める大事な日だが、今年の元旦には、それ以上の特別な意味がある。毎月の「音」と毎日の「音」が一致する日は、その「音」の力が強化されると見なされ、「魔術のカメの日」と呼ばれている。そして、元旦が「魔術のカメの日」になるのは、13年に一度しかない。「音1」が持つ意味合いは「目的を統一する、引きつける」。他の「音」で始まる年であっても、元旦には同様な意味合いが込められる事が多いが、今年は正真正銘、初日に全てのエネルギーが一点集中するような印象だ。さらに「創始」の色である「赤」と「音1」が同時に元旦に巡ってくるのは、52年に一度。従って、「13の月の暦」では、これ以上の「始まりの日」は他にないのだ。従って、今日から始まる1年、あるいは13年、52年は、個人個人にとっても、地球規模の流れから見ても、全く新しい段階へと入っていく時空のゲートのようなポイントと言えるかもしれない。純粋に「13の月の暦」のサイクルだけで見るとしたら、2012年とか2013年よりも際立ったターニングポイントと見なすこともできるだろう。

とはいえ、特別な日だからと構えたりすると、かえって貴重なシンクロを見逃したりするので、私達は、いつも通りの感じでこの日を過ごした。強いて意識的に行なった事を挙げれば、ランチは「エテルニータ」で(思いがけず一番乗りだった)新年にちなんだトマトベース(赤)のパスタを頂き、ディナーは新年会と称して「バニラ・ビーンズ」で乾杯するなど、食事に関しては、一番のお気に入りの場所で過ごしたこと位だろうか(つまり、これから52年間、いつもお気に入りの場所で美味しいものを頂き続けるぞ!って事だ)。乾杯したビールの製造年月日をふと見ると、2005・9/13で、昨年アンコール(カンボジア)へと旅立った日とシンクロしていたのだが、今日Lが持ち歩いている手提げが、年末(といっても数日前)に大阪の「大アンコール展」で手に入れたものだったり(これもシンクロに導かれて)、日中、拙著増刷の件で出版社に連絡をした事を思うと、なかなか興味深い(拙著とアンコールとの繋がりについては
こちら)。

伊勢でビデオを見て気になっていた式年遷宮(2013)と木曽との関係を調べてみると、さらに面白い事が判明した。御神体を納める「御樋代(みひしろ)」の用材を伐り出す御杣始祭(みそまはじめさい)が長野県木曽郡上松町(表木曽)で2005・6/3(KIN51=12・猿)に行なわれ、6/5(KIN53=1・空歩く者)には、岐阜県中津川市(裏木曽)でも伐採式が行なわれたという。「KIN53」は今年の時間をはずした日ともシンクロしているが、「KIN51」は、およそ6年前の魔術のカメの日(従って水晶の月)に、アンコール遺跡でLが私宛のハガキを書いた日付でもあった(その時の絵葉書が、ちょうど本棚に置いてあったのですぐに確認できた)。元旦に、こんなにもアンコールと繋がるとは思わなかったが、これは「猿の創世記」から「月の創世記」への魔術飛行が、極めてスムースに完了したしるしと捉えておきたい。

もう一つ、後日伝え聞いた特別なシンクロをメモしておこう。私達の友人、Yさんのお母様が、この日(1・月)の早朝他界された。聞けば、「時間をはずした日」に、ご家族一人一人に感謝と思いやりに満ちた言葉をかけられ、皆を家に帰らせてから、次元の跳躍をされたとの事。実に見事な人生の幕の下ろし方だと、私も敬意を抱かずにはいられなかったが、お誕生日がG1/24と伺って、尚更その思いは深まった。なぜなら、「13の月の暦」では、1年を半分に分けたときの後半の初日が、G1/24と対応するからである(ちなみに暦の提唱者の一人、ホゼの誕生日もこの日である)。つまり、Yさんのお母様は、「13の月の暦」的に見れば、年のど真ん中でお生まれになり、新しい年の初日(しかも極めて特別なタイミングの)に合わせて、新しい世界へと飛躍されて行ったのである。しかも、銀河の署名(誕生KIN)は「青い水晶の猿(=12・猿=KIN51)」。まさに、「猿の創世記」から「月の創世記」への魔術飛行を、その全人生をもって演じきられたと言えるのではなかろうか。

通常、友人の家族の「死」には、哀悼を意を示すべきなのだろうが、このあまりに見事な「時の輪の閉じ方」に、むしろ「お祭り」や「お祝い」をするのが自然なのではないかとすら思えてしまうのは、不届きに過ぎるだろうか。仮にそうだと言われても、私は、このような「偉大なる魔術師(魔法使い)」が、同じ時代に実在していて下さった事に感謝し、限りない敬意と共に、新しい次元への旅立ちをお祝いさせて頂きたいと思う。と同時に、アンコールや木曽をも繋ぐ事になった「12・猿」という時間をひとつの窓口として、この新しい年を大いにサーフィンして行こうとも思った。それはきっと、この「青い水晶の猿」が、ハーモニック・コンバージェンスのあった年、即ち『時空のサーファー』(英語版)が刊行された年(白い銀河の魔法使いの年)の、私の「運命の道筋」である事とも無関係ではないだろう。さて、皆さんは、この全く新しいサイクルを、いかに迎えられたであろうか。

■磁気の月4日(G7/29)黄色い自己存在の人 KIN212「サーファー新年会」(by D)
   
といっても、海に繰り出す訳ではない。今日は、こよみ屋さんの呼びかけで、「13の月の暦」ユーザーの新年会が行なわれるのだ。出がけにマンションの入り口で、背番号55のシャツを着た人をみかける。その人が乗り込んだ車のナンバーも55だったところをみると、熱烈な松井ファンだろうか(関係ないが、今日はイチローのKINだ)。自由が丘駅では77周年の小旗がはためいていたり、ゾロ目が続く。

吉祥寺の会場に到着した時には、既に多くの人が集まっていて、あちこちに人の輪ができていた。よく知る顔が半分、初めての方が半分という感じの中、並木芳美さんと年末年始の伊勢シンクロをシェアし合い、大いに盛り上がる(ニアミスしていた件は「時間をはずした日」参照)。面白かったのは、私達が時間をはずした日(締め)に、芳美さん達が元旦(始め)に、それぞれ内宮神楽殿で、御神楽を上げて祈りを捧げていた事だ(どちらも貸切状態だった)。流れで、伊勢・木曽・岐阜の話をすると、何と、芳美さんも「岐阜すぴこん」にゲスト講師として呼ばれている事が判明!主催者は、私達が「時間をはずした日」に揃って伊勢にいた事は、ご存知無いはずだ(というか今日こうして本人同士が確認し合っているのだから知り得るはずもない)。

昨年の911「横浜すぴこん」で初めてすぴこん講師の依頼を受け、その際、すぴこんハンドブックの取材も受けた。この時のインタビューをきっかけに生まれたのが「シンクロラーメン銀河亭」なのだが、このマンガを見せたくて、後日、芳美さんにハンドブックを手渡したら、その5日後に、すぴこんハンドブックから芳美さんに取材申込みがあったという。もともとあったこういう流れが「月の創世記」に入って加速し、今回のシンクロに繋がっているのだろう。

この日、私は『7:7::7:7』に深く関係する、『瞑想と奇跡の師たち』を持ち歩いていた。この本のP77に「パドマサンバヴァの7つのアファメーション」が掲載されていて、今日はなんとなくこの本を持って行きたくなったのだ。新年会の締めに、芳美さんのリードで、香を使った瞑想が行われる。用いられたエッセンスは、その名も「49:NewTime」。奇しくも今日は、KIN260まで残り49日。完成したばかりという檜ベースの雅な香で、皆が一つに溶け合った。この時、共に瞑想した人は27名だったが、芳美さんと私が参加する「岐阜すぴこん」は、月の月27日の開催だ。

2次会にもかなりの数の方が参加。木盛龍彦(タツ)さんやLなど、ここから参加する人も結構いた上、お酒も入ってさらに盛り上がる。芳美さんに自慢しようと、Lがホヌバッグにホヌハンカチでキメてきたら、テレパシーで読んでいたのか、何と芳美さんもアップリケ付ホヌハンカチを持参。ホヌホヌ言いながら自慢し合っていた。古い仲間はもちろん、PAN infoのHPを運営している森さんを始め、最近暦の活動で活躍している方達とも交流できて、楽しい時間はあっという間に過ぎて行く。最後に、ホゼ&ロイディーン→高橋徹&いづみ夫妻→私達→タツさん&あまねさんと引き継がれてきた3つの旗(「平和の旗」「フナブ・ク(銀河の盾)の旗」「ONE PEOPLE ONE TIME ONE EARTHの旗」)を、KOZO&WAKIKOに引き継ぐパフォーマンスがあって(タツ&あまねさんの発案)、お開きに。

この旗を持つからと言って、何ら特別な権威が生じたりする事は無いが、私にはアグエイアス夫妻が託した平和と調和への思いが、そのままの形で保持されたひとつの象徴のような気がしてならない。というのも、これらの旗は、「欲しい!」と言う人に引き継がれたケースはこれまで一度もなく、常に、旗の保持者(預かり者)が、しかるべき人が現れたと感じたときに「預かってほしい」と依頼する形で、受け継がれてきたものだからだ。興味深い事に、これまでの所、この旗は常に、男女二人からなるパートナーの間を引き継がれてきており、その色による運命パターンは、ホゼ&ロイディーンから順に「神秘」「反対」「反対」「ガイド」「類似」となっている。「魅惑の緑の中央の城」(5番目の城)そして「月の創世記」に入ったタイミングで、パターンのひと通りが揃ったのにも何か象徴的なものを感じる。

心地よい集まりに名残惜しさを感じるのか、殆どの人が3次会(といってお茶だが)まで残り色々と自由に語り合った。様々な世代、様々な領域で活躍している13暦ユーザー(=時空のサーファー)が、こうしてざっくばらんな感じで集まるのもなかなか良いものだ、と感じた一日だった。


■磁気の月8日(G8/2)黄色い銀河の戦士  KIN216「一新する」(by D)
   

滝行の様子は既にLが書いてくれた通りなので(上記「天真流自由滝行」)、ここでは私的な補足メモだけさせてもらおう。新宿からは「あずさ11号」、木曽福島から宿までは「あ11‐10」のタクシーと、「1」の音の年、月、週とシンクロし「新しい時」を感じさせる数字が続く。滝の名前も狙ったように「新滝」。入滝に先立って行なう準備体操は、もちろん「新体道」。前日も、中沢新一の『芸術人類学』に目を通したり、『素顔のダライ・ラマ 』のP135に「その日は心身を一新する日」という一文を見つけたりしていたので、なおさら「新」というポイントに意識が向く。ちなみに、KIN135は「5・鷲」の日だが、P135には法王が霊鷲山に登った時の話が出ている上、今回、滝で先導して下さる木村悟郎さんの銀河の署名も「6・鷲」だったり、3日間のプログラムの中心が「7・鷲」の日だったり(この日全4回中の2回入滝)、「鷲」というキーワードも見逃せない。

それにしても、赤い月のウェイブスペルのど真ん中で滝とは本当に何もかもピッタリだ。「赤い月」のキーワードは「普遍的な水・清める・流れ」であり、「7(共振)」のキーワードは、「調律する・通す(※)・呼び起こす」だからだ。Lも書いているが、滝に入ると本当に心身全体が一気に清められて(まさに一新される感じ)、天地を貫く(通る)ラインに見事に調律されてしまう。と同時に、細胞の一つ一つが目に見えるレベルで輝きを放つ。そらはオーラだけではなく、通常の視覚で見てもハッキリと分かる輝き(ツヤ)なのだ。もう一つピッタリだったのは、最終日に滝小屋で着替えを済ませていると、小屋の中から1匹のコウモリが飛び立って行った事だ。コウモリは「磁気(1)の月」のトーテム(守護精霊動物)で、それが4回の滝行全てを無事終えたちょうどその瞬間に目撃されたのだから(私はチラッとだったが悟郎さんがハッキリ確認した)、やはり嬉しい。様々な存在に護られて入滝させて頂いた事に改めて感謝。
 
ところで、式年遷宮のための御用材は、表木曽と裏木曽から調達される事を年末から何度か書いているが、その中間点(あるいは三角形のひとつの頂点)に、この新滝を擁する木曽御嶽山がある。伊勢と木曽の関係は昔からあった訳だが、私達がそれを知るタイミングが、やはりシンクロニックなのだ。伊勢に行くまで、遷宮の御用材が木曽から切り出されているとは知らず、知った直後に木曽の滝に入る事になる。滝だってお誘いを受けての事だし、自分達で入ろうと思ったところで入れるような滝ではない。また、滝の前日には、東京・護国寺で約1週間に渡ってつくられてきた砂マンダラ(チベット僧侶による)が完成し、KIKUのお手伝いをしつつその場に居合わせた私達は、マンダラを壊した後の砂を分けて頂いた所だった。あまりにピッタリのタイミングだったので、私達はそれを木曽に持参し、清らかな流れの中に解き放った。そしてその流れは、岐阜を通過して伊勢湾へと注ぐのだ。 歴史上、伊勢の御用材が木曽に求められるようになったのは、徳川家の繋がりによるものであり、護国寺もまた徳川家と深い縁がある(砂を入れて頂いた袋には
三つ葉葵のご紋があった)。そして、滝から戻ったその日の晩、近所の「まいもん寿司・珠姫」へ行ってみると、その名の由来もまた徳川家の珠姫だという事が分かったりするのだ。最後に、この日、北海道の”瀧川”さんから素敵な「手作りカレンダー」が届いた事を記して、木曽新滝にまつわるメモを閉じる事にしよう。

(※)今年度のカレンダー類では、「通す」が「チャネルを合わせる」になった他、数ヶ所が前年までとは異なる訳語に変更されているが、この変更は実にいびつで、印象としては、ローマの法王達が自分の生まれ月の日付を増やしたのに近いものを感じる。というのも、「銀河の音」のEssenceとPowerは、「目的を統一する」とか「形を定義する」というように、もともと一文で言えるようになっているものであるのにもかかわらず、変更を加えられた部分だけは、この法則が成り立たないからだ。「調律をチャネルする」に戻すのならまだしも(「通す」の前は「チャネルする」だった)、「調律をチャネルを合わせる」では、ちょっといただけない。確かに訳語というものは、色々と考慮しなければならない側面はあるが、背景に一貫したものがあるからこそ醸し出されていた美しい流れを損なわせてまで、改訂を行う必要性があったのだろうか。何故、このような「美しくない」変更が成されたのかについては、皆さんのご想像にお任せするが、観察力と探究心のある人ならすぐにその理由が分かるだろう。

■磁気の月8日(G8/6)黄色い水晶の太陽  KIN220「甲子園の星」(by D)

  今年最初の「時空のサーファークラス」が、やはり今年最初の「水晶の円卓の日」(人が集まるのに相応しいとされる日)にシンクロして行われた。さすがにこのタイミングを逃さない方々だけあって、参加された皆さんの間では、いつも以上に強烈なシンクロが起きまくっていた。この日はまた、広島原爆投下から61年目の日でもあったので、クラスの始めに「銀河の7方向への祈り」をする際にも、その優れたシンクロ力で皆さんにご協力頂き、平和と調和の時間に意識を合わせた。

毎度感じる事だが、「銀河の署名」の出し方を練習する時、例題に立候補して下さる方は(年齢を人に知られる事などに躊躇せず本質を知りたい方とも言える)、大抵、面白い発見をもたらしてくれる人と決まっている。それは、本人にとっても他の参加者にとっても意義ある発見であるケースが多いのだが、よりはっきりしているのは、立候補する人ほどトクをする人はいないという事だ。時空とその人との繋がりについて、全ての参加者が一緒になって意識を向けてくれるからだ。「銀河の署名」を出すという行為は、一見、単純な計算作業のようにも見えるが、見方を変えると、異なる時空間へ回路を開く行為だとも言える。だから、一時に集中して複数の人が意識を向けてこの作業を行えば、それだけ回路が開きやすくなり、怒涛のシンクロライフへと導かれていく可能性が高くなるのだ。

今回、立候補して下さったMさんも、実に素晴らしいシンクロをその場にもたらしてくれた。皆で一緒に導いた署名は「黄色い宇宙の星(KIN208)」。先の「時間をはずした日」(=伊勢にお参りした日)だ。従って、Mさんは、自らの新しいスピン(260日)の13日目にサーファークラスに来て下さった事になり、「時間をはずした日」と今日とを、ウェイブスペルの力で結び付けてくれたとも言えるのだ。あるいは「月の創世記」から「猿の創世記」への魔術飛行が滞りなく行なわれた事を、伝えて下さったのかもしれない。さて、そのMさん、クラスが始まる直前に、何故か最初座っていた席から、すぐ隣(後)の席に移動された。そこで空いた席に座ったのがIさん。興味深かったのは、そのIさんの署名が「黄色い惑星の星(KIN88)」で、移動したMさんの現在の「運命の道筋」と一致していた事だった。 ちなみに、二人が背中合わせに並んだのは、一番前の席だったのだが、奇しくも今日は「第88回高校野球選手権
」の開幕日。実は、数年前に他界した私の父も「黄色い惑星の星(KIN88)」で、しかも高校時代は野球部だったから(昔は東北6県で1校しか出場できなかったらしいが、もし現在のように1県1校の形式だったら父も甲子園に出られたのだとよく聞かされていた)、私には、目の前の席に父が4次元的にやってきているようにも思えてしまった。

他にも、連れ立っていらした2人組の方が、全く同じ銀河の署名「KIN214」(=新年始まってからのこのWSの6日目=木曽に滝行に行った日)だったり、続き番号の「KIN215」の方がいたり、61年前の今日とシンクロする「KIN55」(=H・Cでもある)の方がいたり、もうあちこちでシンクロが見つかって大変な状況だった。不思議な事に、このKIN55の方は、年末に大阪のあすわさんで行なったセミナーで例題になって下さった方(KIN251=911)と全く同じ姓であった。それぞれ911テロや広島原爆投下といった時空の特別なポイントと繋がりを持っていた訳だが、これをどう読むかまで踏み込みと長くなるので、また別な機会に譲ろう。ただ、物語はいかようにも創っていけるという事だけは忘れないでほしい(短絡的にネガティブシンクロと捉えるのは3流サーファーのやる事だ)。

帰り際、興奮気味に話しかけてこられた方がいたので、聞くと、何とその方、ユーミンの『スユアの波』というアルバム制作の時に、レコード会社のスタッフとして関わっていたと言うではないか!(しかも、ユーミンと関わったのはそのアルバムの時だけとの事)。当時、ユーミンは『時空のサーファー』の話などをスタッフに向かって盛んにしていたらしいが、殆ど意味不明でポカーンと聞いていた自分が、今こうして「時空のサーファークラス」に参加しているのが不思議でならないとおっしゃっていた。加えて、「今シーズンのニューアルバムが、ある意味、当時タイミングが早すぎて理解されなかったメッセージを、もう一度リニューアルして伝える側面も持ち合わせている」というような事をユーミン本人がどこかで言っていた、とも教えて下さった。まさに『時空のサーファー』の復刊ともバッチリシンクロした動きだが、おそらく今年カレンダーラウンドを迎えたユーミンとしては、「自分自身に回帰する」という、より深いレベルでの回帰も含めてアルバムを創ったのではないだろうか。


そんなこんなで自分達も興奮しつつ二子玉川に戻ってくると、駅のホームには、何とユーミンの「THE LAST WEDNESDAY HERE COME THE WAVE」と題したコンサートのポスターが、ババーンと貼ってあるではないか!しかもそれは追加公演の告知であり、その中で私達が行ける可能性のある日は、私の誕生日しかない事が判明!という事で、即コンサートチケットを入手。さらに、ニューアルバム「A GIRL IN SUMMER」について調べると、これが通算34枚目との事。先日、護国寺で引いたおみくじが34番(当然大吉)だったのも納得だ。夜、落ち着いてから、今日のクラスの参加者数を見直すと、最初のクラスが16名、次のクラスが13名。16×13=208と気付き、改めて今日が「黄色い宇宙の星」あるいは「星(芸術)」でコード化されていたのだと実感した。

■磁気の月20日(G8/14)黄色い共振の星  KIN228「御巣鷹山と岐阜」(by D)
 
朝、交通機関もマヒする程の大停電に見舞われたものの、出発予定の時間までには無事回復し、横浜の実家へ墓参り。ありがたい事に、お参りの瞬間だけピーカンに晴れて、前後は大粒の雨。この日、母が興味深い事を思い出してくれた。Lが書いてくれたように、2日前、37歳の誕生日は、思いがけないシンクロでユーミン(KIN21でしかもカレンダーラウンド!)のコンサートに行く事になった。ところで、21年前の同日(即ち私の16の誕生日)は、JAL123便が御巣鷹山に墜落した日でもある。記憶の曖昧な私は、当時どこで何をしていたのかを全く覚えておらず、夏休みできっと部活にでも励んでいたのだろうと思い込んでいた。ところが、母によるとその日は何と岐阜にいたというのだ!

当時、父が岐阜に単身赴任しており、夏休みを使ってその付近に2泊位で遊びに行ったのだという。言われて見れば、確かに犬山城だとか明治村だとかに行った覚えはある。しかし、岐阜にいた日が墜落事故の日だったとは、思いもよらなかった。しかも、このことを知る(思い出す)のが、「岐阜すぴこん」で講演を依頼された後で、伊勢や木曽との繋がりが明らかになってからというのも、実に興味深い。母は、もともと乗り物に強い方では無いが、その日(G8/12)は特に印象に残るような妙な具合の悪さで、単なる車酔いとは違ったらしい。それで、お昼か何かで入った食堂で、日航機事故のニュースを知ったので、尚更はっきりと憶えているのだそうだ。ちなみに、「岐阜すぴこん」は、その母の誕生日(G9/18)に行なわれる。

ところで、父のお墓のすぐ横には、今年も真っ赤な鶏頭が3つ花を咲かせていたが、これについても面白い話があったのを思い出した。昨年、父の誕生日(G9/13)にLと母と3人でアンコール遺跡の旅に出たのだが、旅の前に、母が墓石横の砂利のところ(敷地内)に緑が芽を出しているのを見つけて「こんな所に何が生えて来たのだろう」と思ってそのままにしていたら、帰国後、見事な鶏頭の花が3つ咲いていたという。その後、その花は自然に枯れたそうだが、その時、適当にばら撒いておいた種が今年も芽を出したようだ。鶏頭の花言葉は「博愛(情愛)」「色あせぬ恋」「おしゃれ」「個性(風変わり)」など色々あるようだが、カッコつけしーの父ならやりかねない、ちょっと洒落込んだいたずらだ。

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