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白い月の魔法使いの年(2007.7.26 - 2008.7.25)

■月の月10日(G9/1)  KIN91 青い宇宙の猿「サプライズ?(by L)

皆さんお元気ですか?この夏は、Dの新著のリリースなどもあり、ちょっと忙しくしていましたが、もちろん私たちはバリバリ元気です!嵐のウェイブスペルも今日までだし、やっと少し忙しさも落ち着いて来た(本当か?)し、これからは、日々の面白かった事をちょこちょこ書きますよ。私たちの手帳には、書かれるのを待っているメモが満載。この日記を楽しみにしていて下さる方々のことを、いつもいつも思っています。

ところで、今日はこれから、あるパーティーへ行ってきます。首謀の方から「絶対にサプライズよ!」と出席者全員にそれは厳しいお達しがあり、3ヶ月くらい前から極秘裏に何やらコソコソ準備がなされてきた。その間私は、主賓ゲストの方々に何かとお会いする機会があるのにも拘らず、パーティーの事については、当然知らんぷりんを決め、シラを切り通し、目を合わせない様にしてきた・・・のにですよ、何と昨日その主賓のお一人から、「皆さんに一言何か言葉を頼まれてるけど式次第どうなってる〜?」と私のところに明るく問合せが!・・・ガッビーーーン!

・・・ってことは、もうすでにこのパーティー全然サプライズじゃ無いじゃん!というか、この展開に私がサプライズしゃちゃってるけど。ま、とにかく行って来まーす。

■月の月14日(G9/5)  KIN95 青い自己存在の鷲「小さな来訪者(by L)

ある日、バルコニーに遊びに来ていた雀とパチっと目が合ってからというもの、彼らの為に、神棚のお下がりの玄米を小さなお皿に入れて、そっと置いておく事にした。うちのバルコニーでよければ、いくらでも休んでってちょうだい。野鳥、特に雀はとても用心深い。多摩川の河原で我々を見つけるやいなや、エサを期待して猛突進してくる鳩たちとは大違い。(それでも、小鳩のうちは警戒心が強く、めったに我々に近づいては来ない。生まれて日の浅い彼らには、まだまだ野生の感覚が残っているのだろう。)

それにしてもここの鳩たち、我々が帰る時も、兵庫橋を渡って家の間近までトコトコついて来たりする。可愛いと言えなくも無いけど・・・ここまで来ると君たちストーカーだね。

■月の月16日(G9/7)  KIN97 赤い律動の地球「台風9号(by L)

避難勧告のサイレンで目が覚めた。寝室から多摩川を眺めると、確かにすごい事になっている。TVでチェックすると、我家の周辺1,225人の住民を対象に、ピンスポットで勧告が発令されいているようだ。(でも、私たちは避難してません。状況を甘く観てはいけないが、今のところ大丈夫と判断。)今日はセッションはお休みで、ラッキーなことにご来訪者の予定は無い。皆さまも、どうか安全に過ごされますようお祈りしています。(その後避難警告は解除されました。)

ところで以下はひとりごと。
私は、やはり人に対する信頼、おつき合いの質を大切にしたいと思うんだよね。仕事なら、「いくらで買うか」ではなくて、「誰から買うか」みたいなこと。その相手と、つき合いたいと尊敬の念を持てるかどうか。もっと言うなら、惚れちゃえるかどうか。それが一番大事なことだな。今朝は、雑事を色々こなしながら、そんな事を考えている。そういえば、台湾人の知人(貿易商)からこんな話を聴いた事がある。「日本人は人を評価して取引する。欧米人は商品の値段が一円でも安い相手と取引する。だからボクは日本人としか仕事しないんだ」と。まあ、彼の贔屓目もあるだろうが、なるほど、と思ったものである。

■月の月19日(G9/10)  KIN100 黄色い太陽の太陽 「河童のクゥ(by D)

昔から宿題は直前までやらない性質だったが、今は誰も咎める人が居ないので、夏休みの日記帳?もサボったままひと月が経過してしまった。ただ、書きたいネタは山のようにあるという点では、無理やり感想文を書かされていた子供の頃とは随分違う。しかし、それを全部放出するとまた長くなるので、記憶の断片(というかメモの一部)を思いつくままツラツラ書いてみよう。

KIN88。この日の朝、Lは、遠い昔、私がダライ・ラマと何らかのご縁があった時のヴィジョンを夢で見ていた。日中、有隣堂という本屋に立ち寄ると、珍しい事に、拙著はダライ・ラマコーナーに分類され、法王ご自身の著書の隣に並べられていた。本屋の名前も含め、なかなか洒落の聞いたシンクロと言えよう。諸々の用事を済ませ、映画館の前を通ると、「河童のクゥの夏休み」がちょうど良い時間帯で始まるというタイミング。前からN姫に薦められていたし、ラッキーな事に割引デーでもあったので、急遽観て行く事にした。この日は、岩手出身の亡き父の誕生KINでもあったが、遠野や釜石(岩手)が出てきたり、テーマに父親の事が含まれていたり、個人的にも色々とシンクロを感じる内容だったし、何より心に響く良い映画であった。

翌日、書法塾で稽古仲間のTさんから、お嬢さんが卒論で書いたという「河童と人」のコピーを頂く。身近に「河童」をテーマに卒論を書いた人がいるというだけでも驚きだが、映画を観た直後にそれを手にしてしまうというのが、また何ともいえずリアルである。それに、Tさんとは、年末の発表会用のお手本も一緒だったりするから尚更面白い。そこからさらに3日後のKIN92は、世界陸上の最終日。ちょうど仕事の予定で大阪入りが決まっていたので、朝は心斎橋までマラソンを観に行き、夜は長居競技場まで足を運ぶ事にした。集まっているアスリートのレベルを考えると、最終日であの空席ぶりは、明らかに運営(あるいは誘致自体)に問題があったとしか思えない。箱を作ってイベントをやれば、それなりの経済効果が得られるみたいな発想は、もう止めにしたらどうだろうか。あれでは選手も盛り上がらないし、超一流のアスリート達に失礼だろう。
 
ところで、この日、日中に行った暦のクラスには、何と遠野から参加して下さった方がいた!定員7名のクラスにこのタイミングで、と思うと驚きも倍増。河童や座敷わらしの導きだろうか、なんて楽しい想像を巡らせたくもなる。さらに全く同じKINの方がいたり、誕生日が3名で連続していたり、毎度の事とはいえ、シンクロしまくりの濃密な時間を過す事になった。夜、世界陸上唯一の日本人メダリスト、土佐選手の事が気になり、銀河の署名を調べてみると、次回の大阪クラスの開催日とシンクロしているのが判明。既に次回も盛り上がる事が約束されているようだ。
 
そこから一週間後のKIN99。東京の暦クラスでも、あちこちでシンクロが起きていたが、ここには私達だけがこっそり楽しんでいた事を、ちょっとメモしておこう。この日、【1】のクラスで例題になって下さったSさんの署名は、『シンクロニック・ジャーニー』に登場するレイコちゃん(スリランカ在住)と同じKIN8だったのだが、午後に行われた【2】のクラスには、なんとそのレイコちゃんと同じ苗字の方が参加していたのだ。特別に珍しい苗字では無いのかもしれないが、少なくとも私とLは、これまでの人生で、この二人以外に同じ漢字を使った苗字の人に、直接出会った記憶は無い。
 
暦のクラスは、もう何回やって来たかも覚えていない位だが、私自身、毎回こうした発見があるからこそ、飽きずに続けて来られているのだと思う。そして、漠然とだが、シンクロニック・フィールドは、思考の自由度が高く(=こうあるべきだ、という思い込みが少ない)、楽しみを発見する意志のある人々がどれくらい集まっているかで、その強さや深さ、広がりが決まるように感じられる。皆さんのご家族や職場、身近なグループなんかを観察して、是非、検証してみて頂きたいものだ。

■月の月20日(G9/11)  KIN101 赤い惑星の竜 「千夜一夜リーディング(by D)

我が家で、先の皆既月食の日(KIN87)から面白いイベントが始まった。それまで、「冷やかし(本当に聞きたい事が無いなら)お断り」という事で、誕生日や何かの機会にチョコッとだけ、という形でしかしてもらった事の無いリーディングを、毎晩してもらうようになったのだ。それも、過去生リーディングの連続版だ。

きっかけは、LがKIN87の未明に見た夢。特に意図した訳でもなかったのに、日本での私の前世のひとつが見えてしまったらしい。普段から記憶喪失気味の私には、そんな前世があったのかを確かめる術も無いのだが、とても面白い内容だったし、どんな過去生を歩んで来たのか興味はあるので、「それなら、これから千夜一夜リーディングしてよ」と言うと、意外にも「いいわよ」と二つ返事でOKが出た。Lも、後から「何故OKしてしまったのか分からない」と言っていたが、これも過去生での約束が関係していたらしい事が、後日のリーディングから明らかになった。

途中、日中の疲れやその他の条件で、何日かお休みした日はあったが、今のところかなりの確率で、日々リーディングは行われている。寝る前に、「今日は○○辺りの前世」と、大雑把なセッティングをしておくと、ちゃんと夢の中で見て、起きてからも憶えているのだから恐れ入る。「毎晩は大変だなー」なんて言いながらも、色々な謎が解き明かされて、本人も楽しんでいるようだ。

ちなみに、私は、自分で検証できない事については、「わからない」と言うのがまともな見解だと思っている。だから、日々語られる過去生についても「そんな事ある訳ないだろう」とも思わないし、「自分の前世はそうだったのか!」などと鵜呑みにしたりもしない。もちろん、『シンクロニック・ジャーニー』にも書いた通り、Lのリーディング能力には、目の前で何度もビックリさせられているし、今もお客様から感謝の声が続々と届いているのだから、十分信頼はしている。
 
ただ、それは「当たる」とか「当たらない」の世界ではなく(こう考える人は大抵、先に決まった世界が固定して存在していると思い込んでいるはずだ)、ある側面に光を当てる事で、物事が現実化し易くなるという性質を、この世界が持っているからではないかと、私は考えている。過去を事細かに当てられる(検証可能な範囲で)から、未来も当たるだろうというのは、非常に分かり易い考え方だが、一方で、時間や意識の流れを、実に直線的に捉えている発想だとも思う。果たして時間は、一方向に真っ直ぐ流れているものなのだろうか・・・。
 
Lのリーディングを有効に活用して、人生の波乗りを謳歌し始めた人々は、その事に気付いた人々なのではないかと、楽しい報告の数々を読んでいて思う。また、それは顕在意識(頭)と言うより、潜在意識(ハート)でその事をキャッチした度合いが関係しているようにも思う。私が自分の過去生を知る事によって、何かが変わるのかは分からない。今の所は、「ああ、そんな事もあったかもなー」と、今生の過去の記憶と大して変わらない感覚で受け止めている感じだ。
 
これまでの10夜分余りの内容は、それぞれ実に興味深いが、具体的な名前が出て来たりする訳ではないし、たとえ名前や詳細が分かったとしても、それが自分の前世であったという検証可能性は限りなく低く、人が聞いたら夢物語としか思わないだろう。しかし、時に、他者の考えや思いがテレパシックに分かってしまう瞬間があるのと同じように、私はLの語る自分の過去生を、ハートのレベルでは素直に受け止めているような気もする。あるいは、千夜が終わる頃には、私も何かをハッキリと思い出すのだろうか。明日も何が出てくるか楽しみだ。

■月の月23日(G9/14) KIN104 黄色い宇宙の種「1ヶ月で4キロ減!」 (by L)

今日はお気楽な話題。

実は訳あって、ここの所密かにダイエットしてました。(・・・理由は、もう少ししたらお話ししましょう。)結果、1ヶ月で4キロ減(しかも、リバウンド全く無し)。私は身長がある方なので、多分見かけはあまり変わらない。でも体感は恐ろしく違うね。何より身体が軽くて気持ちが良いし、感覚はスッキリ冴えて肩のコリも消えている。おまけに、内蔵や肌の調子もすこぶる良く、基礎化粧品も要らないくらい。ふふふ。調子に乗って、この際もうあと3キロくらい絞ろうと目論んでいる。

私が実行中のダイエットは、具体的には朝食を酵素ドリンクに替えるだけという、○○キャンプの対極を行くような、ものすごーくゆるい方法。減量というより、デトックス、身体機能のメンテや、体質向上にもってこい。(なので逆に、太りたい方は健康的にきちんと太れる。ただしその場合は、普段のお食事にドリンクを「プラスする」こと。)

★ご興味のある方は以下のページをご参考に。

http://addic.net/shouhin_h_kouso.htm
http://addic.net/shouhin_h_kouso_nomi.htm
http://blog.mag2.com/m/log/0000175462/108839808.html

ちなみにこれらは、「氣美人研究所」、つまり思いきり身内のサイトであるが、良い物は良いので、皆さんにも声を思いきり大にしてお薦めする。

■月の月24日(G9/15) KIN105 赤い磁気の蛇「パタゴニアでセール」(by L)

渋谷でパタゴニアのセールをのぞいて来たけど、良かったヨ。このセール、やり方も時期も全く「正しい!」と思う。

創業者の書いた「社員をサーフィンに行かせよう」(イヴォン・シュイナード著/東洋経済新報社)は、(何度でも言いたいくらい)メチャクチャ素晴らしい本!この企業、思想と言動が一致していて本当に気持ちが良い。同じ買うならココで、と思わせるだけの力があるよね。もちろん肝心の製品も魅力的で、私は「ウォーター・ガール」がお気に入り。袖が長くウエストを絞ったデザインが特徴で、アウトドアーの製品とは思えないほどラインが美しい。セールは全店で17日まで。

渋谷って、結構お茶する所に苦労するよね。スペイン坂の上にある「BIOcafe」はお薦めだよ。お買物のあと、スイーツに目が無いDは、イカスミの黒シュークリームをオーダーしていた。しかし、さすがBIOcafe、お菓子も超ヘルシーなのであった。こんなカフェ、ニコタマにもあれば良いのになー。スカウトしたいくらい。

■月の月25日(G9/16)  KIN106 白い月の世界の橋渡し「月探査(by D)

今日は、月の月の「白い月の世界の橋渡しの日」。という事で、一昨日、打ち上げられた月探査機についてのシンクロをちょっとメモしておこう。
 
日本の月探査機「かぐや」がH2Aロケット”13”号機で”種”子島”宇宙”センターから打ち上げられた。『13の月の暦』では、今月は「月の月」であり、この日は「黄色い宇宙の種(13・種=KIN104)」という日だった。それに今週は、コドン13「組織された人々」というテーマもある。なかなかのシンクロぶりに感心していたが、もう一つ忘れてはならないのが、この日が『13の月の暦』を日本に紹介した、高橋徹さんの銀河の誕生日でもあった事だ。

徹さんは『マヤの暦はなぜ、2012年12月に終るのか』という本の中などで、ご自身の誕生日を明らかにされているので、その事も絡めて書いてみると、月探査との関係がますます興味深く思えてくる。アポロ11号が人類史上初めての月面着陸に成功したのは、1969年7月20日。この日は、何とパレンケでパカル王の墓室が開かれたのと同じKIN218だったが、日本時間ではすでに21日になっており、徹さんは11歳の誕生日を迎えていた。

さらに調べてみると、種子島宇宙センターが設立されたのも1969年(ついでに言えば私もこの年生まれ)。KIN11のホゼがパレンケ11代目の王と言われるパカルとチャネリングしたのがひとつのきっかけとなって生み出されたのが『13の月の暦』である事を考えると、実に興味深い。一昨日は、徹さんにとって69回目の銀河の誕生日でもあったし、パレンケの碑銘(碑文)の神殿の中央階段は、69段だったりもするからだ。
 
そういえば、アポロはサターンⅤ型ロケットで打ち上げられていたはずだ。そして、奇しくも徹さんの最新著『天と地の137年周期』は、土星(サターン)と「月の交点」との会合周期(11.4年)が、その中心的な話題となっている。日本の歴史をこうしたサイクルで読み解いた例は、いまだかつて無いと思われるが、安倍政権の崩壊や昨今の経済の動きを眺めていると、少なくとも我々日本人の集合意識は、このサイクルにかなり明確な影響を受けているように思えてくる。しかし、その事に気付き、私達1人1人がそれぞれの意識領域を探査して行く事が出来れば、逆に、そうしたサイクルの影響を、もっと上手に活用できる可能性も生まれて来るのではないかと、私は思うのである。

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