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時間芸術学校クリカ 「シー」

白いスペクトルの魔法使いの年(2003.7.26 - 2004.7.25) 


スペクトルの月1日(G5/2)5・魔法使い KIN174「MATSURI 2004でパフォーマンス」(by  L)

伊豆修善寺で行われた「新体道国際大会 MATSURI 2004」のパーティーで、ぶっつけ本番で書のパフォーマンス。「どうせわからないんだから好きに書いちゃいなさい!」とは、我が師の大胆な励ましの言葉 であったが、外国からのゲストも多く、(作品の出来はともかく)みなさんに喜んでもらえた様でホっとした。意外なことに、緊張するかと思いきや、大勢の前 ででっかい紙に書くのは気持が良く「筆の運びが剣舞の様でビューティフルだった。」などのお褒めの言葉も頂いたりしてすっかりやみつきになりそう。・・・これからの書 道人生が心配になるほど楽しかった。

 

★二人で一枚を仕上げた。私が着用中の目出度い寿Tシャツ(たかちゃん作)はフランスのゲストがお買上。フィリピンの子供達を支援する「3Hスカラーシップ」のチャリティーに寄付された。


スペクトルの月7日(G5/8)11・太陽 KIN180「ヴィーナス・トランジット」(by  D)

今日は、白いスペクトルの魔法使いの年、スペクトルの月7日、黄色いスペクトル の太陽の日、そしてPCUまでもが白いスペクトルの世界の橋渡し、という事でスペクトル(解放)尽くし。『テレクトノン』において、月の音と日付の音が一 致する日を「魔術のカメの日」というが、今日は差し詰め「超魔術のカメの日」と言ったところだろうか。解放の魔法が強力にかかっていたせいか、横浜ナディ アの暦レクチャーでは、シンクロに導かれて大切な情報をリリースする事になった。日付に合わせるように参加者は7名であったが、その中に銀河の署名が「青 い電気の猿(3・猿=KIN211)」の方が2名おられた。これだけでも中々面白いシンクロなのだが、終了間際にそのうちの一名の方から★マークの意味に ついて問われたのがきっかけになって、水晶の月に生じる3大シンクロイベントについて一気にお話する流れとなる。最初が水晶の月10日(G6/8)に太 陽、金星、地球が一直線に並ぶという「ビーナス・トランジット(金星の太陽面通過)」。これは「122年→8年→105年→8年→122年→・・・」とい うサイクルで生じる天体現象だが、日食と同じように地域も関係するので、日本ではちょうど明治の改暦直後の130年前に起こったきりという希な現象であ る。また、金星はマヤが最も注目していた天体でもあるし、次回が2012年という事も含めると、13暦ユーザーとしては見逃せないイベントと言えるだろ う。
 
ところで、その日(G6/8)のKINは何だったろうかと手帳をめくると、何と 「KIN211=3・猿」ではないか!この事を共有するために今日は2人も「3・猿」の方がいらしていたのかもしれない。だが、それだけでは止まらない。 毎回レクチャーの最初にはホゼに倣って『時空のサーファー』巻末にある「銀河の七方向への祈り」を行うのであるが、この本に登場するホゼの息子ジョッシュ (ハーモニック・コンバージェンスの年に他界)の銀河の署名もまた「KIN211=3・猿」なのである!『時空のサーファー』はジョッシュに捧げられた本 でもあるし、彼が私と同い年でぴったり30日前に生まれている事もあって、会った事は無いがいつも祈りの時には思い出す存在なのだ。だから、私にとっては 「ビーナス・トランジット」という現象を意識化し皆で共有するために、3人の「3・猿」が集合してくれたようにも感じられたのである(もちろん、「猿」の 紋章が金星に対応しているという事も偶然では無いだろう)。さらに興味深いのは、レクチャーで2人の「3・猿」の方に挟まれて座っていた方の銀河の署名が 「KIN122=5・風」だった事である。その時点では、天王星(風)と金星(猿)の繋がり(公転周期比1:137)や数字の並びが対照的だという事位し か気がつかなかったが、122はビーナス・トランジット・サイクルの一つでもあった訳だから、今日の集まり自体が芸術的だったというより他にない。
 
ここまでですっかり長くなってしまったので、残る「パレンケ、パカル 王王墓オープン52周年(水晶の月17日=10・鏡)・・・★マークはこの王墓と関係がある」と「夏至のWorld Peace & Prayer Day(水晶の月23日=3・種)」については、またその日付が近付いたら改めて書かせていただこうと思う。それにしても、彗星も一度に3つやってきたり しているので(G5月下旬にはそのうちの2つを同時に肉眼で見る事ができるらしいが、このような事は約400年ぶりだとか)、水晶の月辺りには何か大きな 動きがありそうな気がするが、太陽+金星ビームで生命が芸術的に活性化され、調和の力が取り戻される事を祈りたい。


スペクトルの月15日(G5/16)6・星 KIN188「ホワイト・バッファローの教え」(by  D)

夏至(G6/21)に富士山で行われる「World Peace & Prayer Day」は、 ラコタ族に伝わるひとつの預言がきっかけとなっている。その預言とは、「人類が分岐点に来ている事を示す証として、将来白いバッファローが生まれる時が やって来るだろう」というものなのだが、遥か昔から言い伝えられてきたこの話は、1994年にアメリカ・ウィスコンシン州で実現する。ラコタの聖なる教え の19代目の担い手、チーフ・アーボル・ルッキングホースは、そのような分岐点が自分の世代に生じた事に重要な意義と責任を感じ、最初に北米大陸の5ヶ所 (4つの方位と中心)、そして世界の5ヶ所(4つの方角と中心)で祈りの儀式を行う事に決めた。富士山は世界の4つの方角の4番目に当たるという。

ところで、この4つの方角を象徴するシンボルとしても知られるメディスンホイールは、円形に十字のデザインなのだが、同じ図形が『13の月の暦』にも登場する。ダリというプラズマのマークで、来年度版13の月の暦・手帳(こよみ屋)の 表紙にもこのデザインが採用されている。来年の夏至、即ち『13の月の暦』ではこのダリのマークと関係する年に、4つの方角の祈りを完了させる最後の感謝 の祈りが亀の島(北米大陸)で行われるのは、まさに地球規模のシンクロニシティだと言って良いだろう。そういえば、太陽の月(G3月)に来日したホゼ (13の月の暦提唱者)は、直前にバグダッド中心部の国立劇場でジェームス・トワイマンや様々な国のシャーマン達と共に平和の祈りを行ってきたのだが、そ の場に居合わせたチーフ・ルッキングホースから「夏至に日本に行くので、日本の皆さんによろしく伝えてほしい」というメッセージを託されていた。こういう 側面からも様々な預言や教えが今ひとつに収束しようとしているのが感じられる。

上記の預言や「World Peace & Prayer Day」の意義について書かれた『ホワイト・バッファローの教え』(WPPD2004JAPAN 事務局発行)は、このイベントのサポートグッズとして販売されている(購入する事で資金的にイベントをサポートする事にもなる)。今、学校で教えるべき 事、社会全体として学ぶべき最優先の事項は、このメッセージブックの中に記されているような事ではないだろうかと真剣に思う。地球環境やこれからの人類の 向かうべき方向性を考えるにあたって、このメッセージブックに書かれている事は重要な示唆を与えてくれることだろう。ミタクエ・オヤシン(私につながるす べてのものに)という祈りの言葉を知るだけでも人の意識は大きく変わるはずである。


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