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時間芸術学校クリカ「シー」
黄色い宇宙の種の年(2005.7.26 - 2006.7.25)


■銀河の月7日(G2/13)7・橋渡 KIN46「アマラヴァティの満月」(by L)

幸せ〜なナポリピッツァを出してくれる「シュエシュエ」で急遽たかちゃんとランチ。このお店は先月の満月にオープンしたばかりで、その日はたかちゃんの銀河のお誕生日、かつ私の誕生日であった。この2つがシンクロするのは52年に1度のこと。よって、たかちゃんと私はシュエシュエを贔屓にしなければいけない。

しかし私の誕生日には、近所にオープンしたそのピッツァ屋ではなく、南インドの聖地アマラヴァティにいた。旅先の不便な環境(荒野にテント生活)の中、友人たちが心のこもったパーティを開いてくれて大感激だった。漆黒の砂漠にセットされたテーブルに、香り高い南インドの御馳走とキャンドルの灯り。心地よい風の吹く静かな夜だった。私たちはその時、まさに伝説の地アマラヴァティにいて、ダライラマ法王によるカーラチャクラ灌頂儀式はいよいよクライマックスを迎えようとしている・・・何だか奇跡のよう。連日40℃近い猛暑の中、肉体的には過酷で、誰もが皆ヘロヘロの日々だけど、これ以上幸せな誕生日があるだろうか?と満月に照らされながら思った。

今夜は満月。あれから一つ目の満月だ。(たかちゃんとの初シュエシュエは、だから今日のタイミングでバッチリだったのだ!)面白い事に、アマラヴァティで日本語の同時通訳を務めたマリアさんと、チベットハウスのルントックさん(Dが書いたアマラヴァティのリポートの件で)のお二人から、今夜ほぼ同時にメールが届く。あの満月が今ここに巡って来たかのよう。D、そして友人たちへの感謝の思いと共に、アマラヴァティでの時間を懐かしく、愛おしく思い出す夜である。(*旅の詳細は、只今準備中のメルマガに連載予定です。楽しみにお待ちください!)

★たかちゃんのお店ご紹介→「オペラリラクゼーションルーム」みんな応援してね〜!


■銀河の月8日(G2/14)8・手 KIN47「Happy Valentine's Day!」(by L)

十数年ほど前、私はマンハッタンで暮らしていたのだが、アメリカでは、ヴァレンタインデーはみんな(家族、友人、恋人)のもの。やたらチョコレートが飛び交う日本とはかなりムードが違う。第一、アメリカの恋人たちの間では、お花やSWEETS、ちょっとファンシーなプレゼントをもらったりするのは、女の子の方です!女の子!もちろん、Happy Valentine's Day!等のカードを互いに送り合ったりもするようだが、女の子だけがチョコレートをプレゼントしたり愛を打ち明けても良い、なんて日ではありません!(キッパリ)

私はこれに関しては日本人でもアメリカ人でもない。大切に思っているよ、と伝えるのに男性も女性もヴァレンタインも無い。伝えたい気持ちは、いつも今伝えないとね。それに、そのためにチョコレートが登場しなくても全然良かろう〜!(でも、Dの大好物なので家ではチョコレート切らした事ないけどね。)


■銀河の月16日(G2/22)3・鷲 KIN55「太陽の国へ」(by D)

最近、『22を超えてゆけ』の続編、『太陽の国へ』を入手した。著者の辻さんとは、昨夏、帯広でのセミナー「アルクトゥルスへの誘い」でご一緒した際、北海道の仲間達と共に楽しく交友を深めさせて頂いたのだが、その報告もままならないまま(然別湖でのセレモニーなど報告したい事は山ほどあるのだが)カンボジアのアンコール遺跡(シンハがいる所←22読者向け情報)に旅立ってしまい、そのまま放置状態になっていた。しかし、このご新著を読み始めたことで、再び回路が繋がって、面白すぎるシンクロが続出している。あまりにシンクロ率が高すぎて全ては書ききれないが、メモ代わりに、主だったものだけでも書き留めておきたいと思う。

「1・空歩く者」(マヤ・アステカでは<1・葦>=ケツァルコアトル)の日、所用で実家に行った(ちなみに、辻さんのご実家は、私の実家のかなりご近所だったりもする)。移動中はもちろん『太陽の国へ』ワールドにダイビング。主人公のマヤはもちろん、1作目にも登場していたアヌビス、G(ジイ)、といったおなじみのキャラクター達が活躍するシーンを楽しく読み進めた。母(2・空歩く者)は、私達がインド・スリランカから帰国して間もなくの「7・空歩く者(KIN33)」(ちょうど20日前)からエジプト旅行に出かけていて、少し前に帰国したばかりだった。私達それぞれにお土産を買ってきてくれたというので、その場で開けてみると、私向けのものは、なんと大理石でできた小さな「アヌビス」の置物だった!みやげ物屋でその置物を目にした時、直感的に私のイメージが湧いたのだそうだ。帰りの電車で『太陽の国へ』をP223まで読み進め、カバンにしまう間際、次のページをチラッとめくってみてまた驚いた。P224(KIN224は「3・種」で私が生まれた年)から始まる次節のタイトルが「スターゲート88」だったからだ。KIN88=「黄色い惑星の星(スター)」は、他界した父の銀河の署名でもあり、Lとのシンクロニック・ジャーニーは、父の他界とリンクして始まったと言っても過言ではないからだ。

翌日、高島屋で少し早めのランチを済ませての帰り際、1Fエスカレーター前で、久々にイカす”ジイ(G)”に遭遇!(「イカスじいさん」参照)相変わらずのイカした格好で(帽子と靴が薄オレンジでコーディネートされていたが、どちらも当然初めてみる代物)、またまた口アングリ状態の私達を横目に、颯爽と通り過ぎて行った。私はその後、B1での用事を済ませ(何とここでもジイに再遭遇!)、5Fの紀伊国屋スポーツコーナーでちょいと立ち読みをしていたら、今度は真横にジイがやってきた!!すぐに立ち去っていったものの、日に3度遭遇という初体験に、私は興奮しっぱなしだった。しかも『太陽の国へ』の中で、G(ジイ)はマヤに向かって、3度唱える呪文を教えたりしているのだ!(ちょうど昨日読んだばかりの所に書いてあった)。全くもって、リアリティはマンガのように面白い。

そして、今日。『太陽の国へ』の奥付によれば、この本の発刊日は2/22。つまり今日という事になっている(「22を超えてゆけ・Ⅱ」という副題にシンクロさせたのだろう)。という事は、「13の月の暦」では、銀河(8)の月16日、「KIN55(3・鷲)」となる(G暦8/16のKIN55とシンクロ・下記(2)参照)。これは、ただならぬ事だ。何故なら、「KIN55」で貫かれる4次元垂直時間では、以下の出来事が全て同じ”時”の中に刻印されているからだ。
 
(1)広島原爆投下の日(1945・8・6)
(2)マヤの預言周期(13の天国と9の地獄)に基づいて呼びかけられ、
  世界中の聖地で祈りが繰り広げられた平和の祭典
  「ハーモニック・コンバージェンス(H・C)」(1987・8・16~17)
(3)拙著『宇宙の暦は13ヵ月・改訂増補版』の初版発行日(2004・9・20)
(4)『太陽の国へ』初版発行日(2006・2・22)
(5)チベットサポートに多大な協力をして下さっている私達の師匠、
   青木先生の70歳の誕生日(2006・2・22)
(6)ダライ・ラマ法王(70歳)の次回来日、広島滞在予定最終日(2006・11・9)

ちなみに、辻さんの銀河の署名は私と同じ「赤い共振の竜」なので、(3)(4)は、同じ署名を持つ人間が、同じKINの日に本を発行したというシンクロになっている。また、(2)と関係する1987・8・16~17(辻さんの365日の誕生日)に、辻さんが見た不思議な夢に基づいて書かれたのが、前作『22を超えてゆけ』でもある(この中に(9+13)+1という式も登場)。これだけでもう満タンだという気分だったが、先ほどダライ・ラマ法王日本代表部事務所のHPを覗きに行ったら、何と!以前来日した際の、広島原爆に対する法王のコメントがトップページだった!!このHPのトップには、毎回異なるメッセージが(ランダムに)表示されるので、もう一度訪問すると大概違うメッセージが登場する。しかも、私がこのトップページで広島原爆についてのメッセージを読んだのは今回が初めてである。なので、そこからコピーしたメッセージを以下に添付して、今日のダイアリーの締めとしたい。

『私は広島を訪れました。その地で起きた核爆発に関しては、いくらか知識がありましたが、実際そこに行き、自分の目で見て、当時原爆の被害に遭遇した人々に会ってみると、聞いて知っているだけのこととは全く異なり、悲嘆にくれてしまいました。恐ろしい兵器が使われたのです。私たちは、誰かを敵と思ってしまうことがあるかもしれませんが、より深いレベルで考えると、敵という人もはやはり人間なのであって、幸福を望み、幸せになる権利が与えられているのです。広島の惨劇を目の当たりにし、これについて考えると、怒りや憎しみでは問題を解決することはできないのだという思いをますます強くしました。』


■銀河の月24日(G3/2)11・夜  KIN 63「パーティー前夜」(by L)

明日はひな祭りであるが、私達は仮装パーティーに行く。青木宏之(天外)先生の古希をお祝いするビッグパーティーであるが、噂によると先生自らバリバリ気合いの入った仮装をなさるらしく、ならば私達も腑抜けな仮装では失礼と言うもの。ここは一発決めないと。・・・で、Dの出し物(?)はエジプシャンおやじ。ガラベーヤにターバンをぐるぐる巻きにして、そして髭は自前で行っちゃうらしい。私は何にしようか?ま、世界中で買い集めたその手のコスチュームは山とあるので、明日起きてから考えよう。

青木宏之先生が代表を務めるNPO天真会のHPがリニューアルオープンしました。Naomi姫の超力作です。美しい!→http://www.tenshinkai.jp/index.php
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■銀河の月26日(G3/4)13・蛇  KIN 65「ロサ・チベットのお正月」(by L)

そして私たちは今日もパーティーに行った。チベットのお正月「ロサ」のお祝い(今年は2/28新月が新年)だ。ひと時、モモやカプセなどを頂いたりダンス(というか盆踊り?)を楽しんだりしながら、在日チベット人たちと楽しく過ごす。久しぶりにドルマさんやルントックさん達ともゆっくり話せて嬉しい。今日はチビっ子たちも晴れ着。彼らは「わかった」顔をしていて大人なので、いつもとても不思議になる。

パーティーの途中、「エスケープ・オーバー・ザ・ヒマラヤ」のミニ上映が行われた。ご両親の世代や自分自身のヒマラヤ越えの苦労を思うのだろう、このフィルムを初めて目にするチベタン達は目をまっ赤に腫らしていた。美しい民族衣装のチュパに身を包み、輪になって陽気に踊る彼らの故郷は、今もなお自由という言葉からは遠い。そんなこと、あって良いわけないよね。パーティから帰宅すると「Tibetan Master Chants」が届いていた。ロサのお祝いにピッタリ!チベットのマントラが鏤められたこのCDがグラミー賞で話題になるとは何とも嬉しい話。もちろん内容は「素っ晴らしい」の一言!エンドレスで聞き惚れっ放しの私たちである。



昨日のパーティーで、書法の稽古仲間のsumiko-watanabeさん(人形研究の第一人者)と。
彼女の超アーティスティックなブログは必見!→「女神達の肖像・ミドヴァニィ・コレクション」


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