ティミの街角で1
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ドリームスペルでは今日から「赤い空歩く者」のウェイブスペルの始まりです。さて、今日は中世の面影を色濃く残す街、ネパールのティミを一緒にお散歩しましょう。
先月、滞在先のボダナートから車で山を越えて南に15分、先住民族ネワール族の街、ティミを訪ねる機会がありました。カトマンズ在住の道友、木村悟郎さんの大切なプロジェクト(*)がティミにて進行中とのことで、ご案内いただいたのですが、同じネワール族の街だからなのでしょう、美の都として名高いパタン(ラリトプル)や、映画リトルブッダの撮影地にもなったバクタプルと、雰囲気がとてもよく似ています。けれど、ティミを訪れる観光客が殆どいないこともあるのか、なんともゆったりした時間が流れています。街の人々は、必ず目を合わせてそして挨拶してくれるのですよ。知らんぷりなんて、誰もしません。
特に、車の入ってこない旧市街は不思議な異次元空間。家々の壁は繋がってひと塊りに建てられていて、個別の小さな扉があるだけ。建物の外はみんなが共有する空間です。あらゆる境界線が柔らかく溶けていて、通りや広場で、リラックスして思い思いに過ごしている人々の様子にすっかり魅了されてしまいました。
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赤いサリーに身を包むティミのマダムたち。写真を撮ってもいいですか?と聞いたら素敵な笑顔を返してくれました。
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信仰を集めるティミの古い寺院
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街の中心はバルクマリの広場です。
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バルクマリ(子供クマリ)の寺院。街で知り合ったガネーシャおじさんが案内してくれました。息子さんは日本で暮らしているそう。
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ヤギも人も仲良く日向ぼっこ。
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路地を入った広場で、大根をスライスして干しています。包丁を立てて、材料を押し当てて切り、向こう側に押し出します。まな板不要。
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こちらの女子は広場で糸紡ぎ。
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俺様はここにいるぞよ、ワンワン。
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路地をトコトコ行くと、
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いきなり広場に出ました!
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どこまでが道でどこまでが広場?敷地の境界線はどうなっているのかしら?・・・そんなことを考えるのは私が日本人だから。
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ティミは陶芸の街。働いている男性を見ると、なんとなくホッとします。
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赤ちゃんがスーパースターなのは万国共通。
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誰でも使っていいし誰でも休んでいい。街のあちこちにある縁側のような不思議な空間。
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この設えは、ダラムシャーラーと呼ばれることも。
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小さな文具屋さんの入り口に、突然出現するブッダ。
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木彫りの枠が見事な美術館。
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古い建物を利用した小学校の入口です。巨大な狛犬?
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広場は、みんなの大きなリビングであり、家事や仕事の場。
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バルクマリの広場に戻りました
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みなさんは、まだまだお話中でした
写真を見ると、ティミの女性たちが殆どみな赤を纏っていることがわかります。おっさんカラーは私だけ(笑)。
律動の月6日 1・空歩く者(KIN53)
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木村悟郎さんの大切なプロジェクト(*)についてはまた改めてご紹介します。
ティミの街角で2に続きます。