アカデミー3冠『ノマドランド』のシンクロニシティ

4/26(米国現地時間では4/25)、第93回アカデミー賞の授賞式が行われ、以前このブログでも紹介した『ノマドランド』が作品賞、監督賞、主演女優賞の3冠に輝いた。クロエ・ジャオは女性として史上2人目の監督賞を受賞、主演のフランシス・マクドーマンド(KIN231)は何と3度目の主演女優賞受賞した。

現代に生きる私たちにとって、とても重要なテーマを扱ったこの映画が栄冠に輝いたのは誠に喜ばしいことだが、『13の月の暦』の切り口から見ても興味深い繋がりが発見できたので、それをメモしておこう。まずは二人の誕生キンと現在の「運命の道筋」情報から。

◆クロエ・ジャオ
1982年3月31日生まれ:KIN172(3・人)〜道筋:KIN107(3・手)

◆フランシス・マクドーマンド
1957年6月23日生まれ:KIN231(10・猿)〜道筋:KIN86(8・世界の橋渡し)

授賞式が現地時間のKIN132(2・人)に行われ、KIN172(3・人)のクロエ・ジャオが女性2人目の監督賞を受賞したこと、そしてフランシス・マクドーマンドが3回目の主演女優賞を受賞した事は、数字的な連鎖シンクロがあるだけでなく、マクドーマンドの現在の道筋KIN86のちょうど2倍が、ジャオの誕生キンKIN172になる事も含め大変興味深い。

更に、私はKIN132(2・人)の朝、神楽坂セイ・ギー・ヒーのJUNさん(KIN107)が運転する赤いフェラーリに乗せてもらうという夢を見ていて、その事をFBページ「13の月の暦水晶の円卓」にJUNさんが投稿していた記事にコメントする形で紹介したのだが、その時点ではアカデミー賞の受賞式が現地時間のKIN132(惑星の月22日)に行われる事すら知らなかったのだ。

だからこそ、受賞の情報を日本時間のKIN133(赤い電気の空歩く者&惑星の月23日)に知り、クロエ・ジャオ監督の国籍が中国(赤い蛇のエリア)で、現在の道筋がKIN107である事を知った時、大いに驚いたのである。KIN107は米国のトランプ前大統領の誕生キンでもあり、この受賞は私が夢でみた「ちょっと怖いドリフト運転」ともある次元ではリンクするように思えたからだ。

しかし、惑星の月23日(4/26)は、『テレクトノン』で男性性と女性性の統合、そして戦士(魂)の亀が16日の旅を終えてハートの中心に回帰する日でもある。そう思うと、この受賞はジャオ監督が描こうとしたものや、マクドーマンドが演じた事とも深く繋がっていて、「時に選ばれた」という感じもする。

一方、私がこの映画を観たのは、ほぼひと月前のKIN104(13・種)、自由意志の力が高まる「黄色い人のウェイブスペル」が完了するタイミングであった。その時は、ジャオ監督の署名が「黄色い人」だとは知らなかったが、「自由意志」が大きなテーマでもあるこの映画を観るタイミングとしては、やはり完璧であったように思える。

『ノマドランド』の「青い猿」】に書いたように、この映画に誘ってくれたのはマクドーマンドと同じKIN231のLで、映画の前後にも231という番号に2回出会っている。つまりLも含めればその日3回「231」に出会っていた訳だが、当のマクドーマンドはこの映画で3回目の主演女優賞に輝いたのだから、このシンクロもまた美しい。

加えて、KIN105(1・蛇)からKIN132(2・人)は「時間トンネル」という特別な変容期間(『20の銘板』に由来)に当たっていたのだが、『ノマドランド』についてのブログをUPしたのがKIN105で、授賞式が行われたのが現地時間のKIN132であった事を思うと、少なくとも私にとっては「時間トンネル」とこの映画は切ってもきれない関係にあると思えるのである。

それは私自身の変容だけでなく、アカデミー賞を93回も行って来た米国という国の変容でもあるように思えるのだ。原作者も含め女性が中心的に関わった映画が評価され、アジア女性で中国籍のジャオ監督の道筋が白人男性のトランプ元大統領とちょうど26(2×13)日前にシンクロし始めた事、ホゼが『20の銘板』をキャッチしていた頃、毎朝女装をすることで高次の情報を受け取るのに必要な受容的な状態を作り出していた事など、全てが関係しているように思えるからだ。

そして、映画好きの母がKIN93(2・空歩く者=2・13)で、第93回アカデミー賞と数字的に繋がっていて、その93回目の受賞作品が『ノマドランド』であった事は、映画を通じて受けた様々な印象ともリンクして私に深く響いて来るのである。

それはさておき、何の予備知識もない状態で見たこの映画の印象は、先のブログにも書いた通り「広々とした自然の風景、適度な人間関係の距離感と親切さ、そして人本来の自由さなどが、染みるように心に響いて来る」というものだった。

純粋に良いと思えた映画が賞に輝いた事も嬉しいが、色々と政治的な絡みもあるように思えるアカデミー賞も(今回もそういう側面があったとは思うが)、まだ捨てたものではないのだなと思えた事が嬉しかった。(D)

惑星の月23日 3・空歩く者

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