緊急支援お礼と報告(2)ーNPOクリカのチベットサポート活動

NPOクリカのボランティア活動、チベットサポートにご関心をお寄せくださり、心より感謝申し上げます。

ネパールでもコロナの状況がまだまだ落ち着かず、NPOクリカで支援中のマナサロワール・アカデミーでも学校は閉鎖を余儀なくされ、依然として子供たちが登校でき無い状況が続いており、リモートによる授業が行われています。

とはいえ、各家庭でのデジタル環境が日本の様に整っているわけではありませんので、教師が短いビデオ動画作成し保護者の携帯に配信しながら宿題を出し、それを先生方が各家庭を訪ねノートを回収するなど、この状況下で教育を続けるための様々な方法が、試みられています。先生方は、どれだけ労力が増えたことでしょう。頭が下がるばかりです。また、シリアスな状況にはならなかっと聞きホっとしましたが、教職員職員の一部にも感染者が出たりするなど、引き続き注意を要する状況です。

長引くコロナ禍下での、子供達や家族の生活を心配してくださったご支援者の方々からお預かりしたご寄付を、先日マナサロワール・アカデミーに対し約10万円の送金を行いました。使い道は、各家庭の状況を把握しているマナサロワール・アカデミーに一任し、コロナの影響で特に生活に困窮している20家族に、それぞれ5000ルピー（約5000円）ずつ現金の支給が行われました。食料品購入や家賃の支払いに充てられるそうです。

写真を見ると、それぞれの方が、とてもきちんとした格好（正装に近い）で寄付を受け取りに来られているのがわかります。気楽に「あ、ありがとう」ということでなく、命を繋いでくれる貴重なご寄付に対し大きな感謝の気持ちを表してくださっているのですね。

尚、このブログをご覧になって、NPOクリカの活動にご関心を持ち、何らかの形で支援をしようという気持ちを少しでも抱いて下さった方は、是非こちらのリンク先を参照して頂ければと思います。

NPOクリカの活動に関心を持ち続けてくださる皆様お一人お一人に、心から感謝申し上げます。（G2021.8.4）L&D