「無我の嵐」と「アラーの慈悲の力」

2020年の正月を迎えた頃の予定では、今頃、私はブラジル・サンパウロの郊外で剣武天真流の国際合宿に参加していたはずだった。台北でKIN15&KIN35の「青い鷲」を含む暦メンバーと出会った2月上旬には、武漢発新型コロナウイルスの性質が明らかになりつつあったので、おそらく合宿の開催は無理だろうと予想していたが、やはりそれが現実となってしまった。

GWにずれ込んで予定されいたイベントも更に延期や中止となり、STAY HOME期間が延びたのとほぼ時を同じくして、今年のGWが「青い手のウェイブスペル」と完全同期する事に気付き、急遽【地球の癒しを遂行する集中講座】の開催を決定した。「青い手(遂行/知る/癒し)」の13日間には、他には無い特別な背景があって、この機会を活かさない訳には行かないと強く思ったからだ。

そして迎えた今日、スペクトルの月2日、KIN35(9・鷲)、ボロン・イク(9・風)が「9の力を送り出す日」に行われた『テレクトノン』クラスには、九州から3名の方が参加して下さっていて、何と全員が「青い嵐」であった!

そんな中、今日の「青い鷲」にちなんで『パカル・ヴォタンのテレクトノン(預言を語る石)』という小冊子の「青い鷲」の項を開いてみると、「無我の嵐」というタイトルで「アラーの慈悲」と「19の力」について書かれているのを発見。

もう何度も読んでいるはずの小冊子だが、テレクトノンボードの「青い嵐」のマスに「真実の日 アラーの慈悲の力」と記されている背景が、こんなところに書かれていた、と驚きをもって認識したのは今回が初めてのような気がする。

コロナの影響で「青い手」のウェイブスペルの「青い鷲」の日に『テレクトノン』のクラスが行われる事になり、そこに紋章コード番号「19」の「青い嵐」の方が3名、九州から参加している時にこの事に気づくという事実が、「あなたの惑星を救う、本当の時間の預言のゲーム」というメッセージの真実味をより際立たせる。

北海道から参加されたKIN72の方が、「スペクトルの月」と「モアン月」の1日が同じ「8・魔法使い」になる意味を質問して下さったおかげで、私は更に『預言を語る石』の115節に触れて解説する事になった。115もキン番号に置き換えれば「11・鷲」となる事をメモしつつ、以下その節を引用してみよう。

”140は、テレクトノンの数であり、私の聖なる比、260:364(+1)と同じ、5:7の比を完成させる(28×5=20×7)。”

これに続いてKIN72の7日後に当たるKIN79の方が「元旦に4つの紋章だけが巡ってくる理由」を質問して下さったお陰で、「365日後のツォルキンは、実質今から105キン後を調べるのと同じ」という事を示すために、例として来年の今日を考えてみたら、何とKIN140であることがその場で判明。

まるで、一連の質問までが「テレクトノンの預言」として働いているかのようだった。おそらく、質問者の立場からすると、上記の回答は期待していたものとは違っていたのではないかと想像するが、私見を挟まず回答すると、その殆どは数学的な比に帰着してしまうのである。

そして、ある種、予想外の流れで導き出されるこうした動きの中に、「全体が繋がって来てはじめて、意味が明らかになってくる」というこの暦の真価が示されているようにも思う。「水晶の円卓」の働きを私が強調するのは、個人個人が、自分の体験に執着せずに手放して共有すると、とんでもなく素晴らしい発見に至る事を、何度も体験して来ているからなのだ。

ところで、『預言を語る石』の「青い鷲」の項に記された「コーランの19の力の完全な啓示」とは何なのだろうか?その詳細は、パン・ジャパン・ライブラリーの「ウル 19=260 地球の魔法使いの術」に記されている。

そこには、コーランの奇跡は「19」という数学的コードをベースにしてできているという事や、それを発見したエジプト出身のラシャド・カリファ博士の仕事と経緯について、さらには、博士の父が有名なスーフィーであった事などが書かれている。実は、私たちが81(9×9)日前のKIN214に台北で出会ったKIN15とKIN35の二人も、スーフィーを学んでいた。

台北でスーフィーというのが何とも興味深いが、彼女たちはむしろスーフィーの世界から「13の月の暦」を知った人たちだったのだ。その流れも含めて、今、「アラーの慈悲の力」が活発化しているのを感じる。何故なら、世界を大変容へと導いているウイルス感染症はcovid-19という名前だからだ。

最後に「ウル 19=260 地球の魔法使いの術」から、ホゼが記した興味深い一説を引用しておこう。

”彼は第1章目は何とか訳しました。それは7行あるだけの非常に短いものでした。その7行を実は一日5回の祈りの中で繰り返すのです。この「7行を5回唱える」というのがイスラム教のベースになっています。イスラムとは「平和」、あるいは「世界の神に従属するゆえの平和」という意味があります。” (D)

スペクトルの月2日 9・鷲(KIN35)

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