「青い時空のサーファー」から「赤い時空のサーファー」へ

私と「13の月の暦」の出会いは『時空のサーファー』という一冊の本から始まった。【赤いサーファー、青いサーファー】などに記した通り、既に何度も触れてきた事ではあるが、改めて面白い関係性に気付いたので、それをメモしておきたい。

1996.1.10(KIN2)、戸塚駅前に旭町商店街という、今となっては懐かしい昭和テイストの商店街があった頃の話だ。当時、実家から通勤していた私は、その商店街にある文華堂という小さな書店に立ち寄るのが習慣になっていた(この習慣は電車通学するようになった中学の頃からのもの)。

別にはっきりとした目的があった訳ではなく、何となく心惹かれる本があれば手に取るという感じで、店内をサーッと巡ってそのまま帰ることもしばしばだったが、その日は電撃的に目に飛び込んで来た本があった。それが青い背景に浮かぶ地球、そして7色のサーフィンというポップなカバーに包まれた『時空のサーファー』だった。

パラパラめくって「これはスゴい本を見つけてしまった!」とその場で購入。これまた習慣としていた奥付を確認すると、何と手にしたその日が発行日!この瞬間に全てが始まったのだった。

ただし、「13の月の暦」については、日本の読者向けあとがきに「初級者向けサーフボード」として紹介されていただけで、使い方などは一切記されていなかった。それもそのはずで、原著は『ドリームスペル』が発表される前の1988年に発行されたものだから、まだ「13の月の暦」自体が存在していなかったのである(参考:マヤ暦と「13の月の暦」は別物である)。

その後の経緯は『銀河のマヤ、聖なる時の秘密』に詳しく書いてあるので詳細は省くが、江本勝所長の会社に勤めていたおかげで、著者ホゼ・アグエイアス博士の来日情報を偶然知り、本を手にしてから3ヵ月ほどで本人に会ってしまうという驚きの展開へと繋がって行くのである。

今回、気になって、当時高橋いづみさんが発行していた紙媒体「パン・ジャパン・リポート」(当初はビクトリー・リポート)で細かい日程を改めて確認してみた。そして以下のような事が明らかになった。

私がホゼ&ロイディーン・アグエイアス夫妻、高橋徹&いづみ夫妻と同じ空間に初めて身を置いたのは、1996.4.13(KIN95)の事で、場所は当時水道橋にあった倫理研究所の倫理文化センターというホールだった。つまり、『時空のサーファー』を手にしてから正確に93日後に、その著者であるホゼに出会っていたのである(ちなみにKIN93は地球の母のキンで昨日珍しく夢に登場した)。

この時のアグエイアス夫妻の講演タイトルは「これからの地球文明と暦の変革」で、『時空のサーファー』のカバーデザインとも美しくシンクロしていた。その9日後の4/22(KIN104)に、富士山麓で行われた「アースデイの瞑想会」で、アグエイアス夫妻、高橋夫妻とともに「地球の瞑想」を行ったのだった。

「地球」が表紙を飾る『時空のサーファー』を手にして102日後の事である。ちょうどその日は、『時空のサーファー』監修者の高橋徹さん(KIN104)の53回目の銀河の誕生日でもあった(今回改めて計算した)が、私が高橋夫妻と会話を交わしたのは、その日が初めてだった。そこから、怒涛のようなシンクロウェイブが始まり今に至るのである。

KIN104の「アースデイの瞑想会」から正確に13銀河スピン(およそ9年半)後のKIN104、つまり高橋徹さんの誕生66銀河スピンの記念日に当たっていた2005.7.26に、一度絶版となっていた『時空のサーファー』は、モデラートという出版社から赤いサイケなノリのカバーを纏って再販された。

この時の編集者さんから「あとがき」の依頼を受けた事は、【金星経由でやって来た「地球の父」と「銀河の父」】にも書いた通りだが、自分の人生を劇的に変容させた本に「あとがき」を書かせてもらえるなんて、今、振り返ってみても夢のような話だ。

現在、日本中が「偽マヤ暦」で汚染されているように、今や嘘でひっかけお金でねじ伏せれば何とかなるようなご時世ではあるが、こういう事だけは、どんなにお金を積もうがコネを使おうが、宇宙とのタイミングがズレていたら絶対に実現しない話なのだ。以下のようなタイミングで『時空のサーファー』を手にしたかどうかで決まる話だと言ってもいいだろう。

私が『時空のサーファー』を手にしたG1/10は、『13の月の暦』の365日暦だと「共振の月1日」、つまり7月1日に当たっていた。この7月1日を「7・1」とみて、「銀河の音・太陽の紋章」に変換すると、「7・竜」(KIN241)=私の誕生キンになる。

加えて、その時点(1996年)ではまだ存在すらしておらず、やがて自分が日本語版の制作世話人を引き受ける事になる『時間の法則の20の銘板』のクロノグラフ(ひと月=1キン)の数え方で逆算すると、この「白い電気の魔法使いの年」の「共振の月」全体も、KIN241に対応するのである!

ホゼとロイディーンが『20の銘板』の情報をキャッチする前に、私はやがて登場する『20の銘板』の数え方で自分の誕生キンに当たる月の、自分の誕生キンに変換できる日(共振の月1日)に、『時空のサーファー』に出会っていたのだ!

当然のことながら、こういった関係性は、ずっと後になってから明らかになった事ばかりで、その瞬間には全く気付いていないものばかりである(何しろ気づける要素がまだ存在していない状態だったのだ)。しかしながら、近所の書店でカバーに魅了されて一冊の本を手にした瞬間から、私は「自分自身の時間」であるKIN241に共振した人生を生きる流れに入っていたのである。

そして、こういう出会いは、今、この瞬間にも実は起きているのである。それに気づくかどうかは、行動を起こすかどうかにかかっている。書店で本を手にしなければ、アグエイアス夫妻来日情報のビラを受け取らなければ、アースデイの瞑想会に参加していなければ、今の私はいない。新しい冒険は、常に今、ここから始まっている。(D)

電気の月21日 13・猿(KIN91)

人気ブログランキングへ
気に入っていただけたら↑をポチッとクリックしてください!

★「13の月の暦とマヤ暦の大基本」  初心者必読
★無償公開版「13の月の暦」