エンデ「鏡の中の鏡」と「白い磁気の鏡」

「青い月の嵐の年」もあっという間に10日目に突入して、昨年の「時間をはずした日」の「白い鏡」から見ると反対キンに当たる「黄色い星」の日が巡って来た。そこで、「白い鏡」から最も遠い「太陽の紋章」の位置から、その日を振り返ってみたいと思う。

ダライ・ラマ法王14世の誕生キンでもあるKIN14(2019.7.26)から始まった「白い磁気の魔法使いの年」の大晦日(G7/25)は、「13の月の暦タイムスコア展」も行われている二子玉川で、【時間をはずした日「鏡」の集い】を開催した。「鏡」を入れたのは、もちろんその日のツォルキンがKIN118(白い磁気の鏡)だったからだ。

この集いに、開催日前夜に申込んで来られた方(女性)がいた。当日、席の(私から見てウェイブスペル回りで行う)関係で最初に自己紹介をする事になったその方の誕生キンがKIN14である事が分かった時、「1・魔法使い」で始まって「1・鏡」で時の輪が閉じる1年の締めくくりに相応しい条件が整った、と私には感じられた。

実は、その前日(KIN117)、神楽坂セイ・ギー・ヒーで暦のワークショップを行った際にも、KIN14の方(男性)が参加されていて、やはり席の関係で最初に自己紹介していただく形となった。

どちらも初対面の方だったが、KIN14で始まった1年の締めくくりに、男性と女性のKIN14に続けてお会いできた事は、「白い磁気の魔法使い」という時間、そして「一年」に祝福された気分であった。

「鏡」の集いでは、大きな鏡を使った瞑想を行った後、タイムスコア展が行われている二子玉川Time&Spaceに会場を移して、みよこみよこさんのイラストとスイーツを楽しみつつ(私達は断食中だったので炭酸水)、お祝いの時間を過ごした。

その時、KIN14(女性)さんの太陽暦誕生日をお聞きすると、G2/6との事だったので、例のごとく私は手帳でその日を開いてみた。すると、そこには【月の創世記への魔術飛行と「時間泥棒」】というブログをUPしたことと、その「時間泥棒」が登場する『モモ』の作者ミヒャエル・エンデについてのメモ、「1929.11.12生まれのKIN33(7・空歩く者)」があった。

それらのメモが、KIN14さんにとって意味があるかどうかなどは一切考慮せず、私はただそのメモを読み上げてみた。するとKIN14さんはかなり驚いた様子で、「実は私、今、エンデの『鏡の中の鏡』という本を読んでいる最中なんです」とおっしゃる。「それはスゴイね!」と、私はそこにいた皆にそのシンクロを即座にシェアした。

そして、気づいたのは、その瞬間、KIN14さんの隣に座っていたのがKIN33のRさん(時のからだ塾生)だったという事。つまり、KIN14さんのお隣には四次元的に、まさにエンデが降臨していたのだ! KIN33の意味を固定して捉えていたら、そういう発想には至らない。もちろん、KIN33生まれはエンデだけではないが、ここではエンデと読むのが美しい。それこそが文脈というものだろう。

もし、私が半年ほど前にそのメモをしていなかったら、もし、KIN14さんの太陽暦誕生日を聞いてみようと思わなかったら、そしてもし、そこに書いてあるメモを「多分関係ないだろう」と(私の狭い了見で)判断して読み上げなかったら、このシンクロは存在していない。

これほど完璧な繋がりがその場で「顕現」していても、「探求する気持ち」や「共有する精神」が無かったら、誰もその「事実」を発見できないまま、時間の波は過ぎ去ってしまうのだ。私はこういう体験を24年以上も日々体験し続けて来た上に、他者が共有した事で起こるシンクロも目撃し続けて来たからこそ、「水晶の円卓」等での共有を強く勧めているのだ。

KIN14さん(女性)は、その後の気づきもメールで送って下さったので、以下にシェアさせて頂こう。

”エンデの『鏡の中の鏡』を読むきっかけは、アルヴォ・ペルトの曲『Spiegel im Spiegel(鏡の中の鏡)』です。
この曲に惹かれて検索してるうちに、エンデの本にも同名の本があると知りました。”

”本日、体を動かす時間のなかで、好きなイメージを心に描いて部屋に広げるとき、この曲をきくと浮かぶ世界を広げていたのでした。そこには、鏡のような湖面があります”

アルヴォ・ベルトという作曲家については全く知らなかったので、ちょっと調べてみた。1935.9.11生まれのKIN81。Time&Spaceで時々見かける蛭子さんと同じだ(笑)。と思っていたら、やはり絡んで来たので、鏡の日の鏡シンクロについてはここまでなのだが、以下、少し書き添えておこう。

今日は、私たちが3次元的な時間船と呼んでいるサグラダファミリアの設計で著名なガウディの236回目の銀河の誕生日。236=118×2。「白い鏡」から最も遠い「太陽の紋章」の日に、「白い磁気の鏡」を二重にしたようなサイクルになっているところが何とも興味深い。

この記事を書くに当たり、年末の神楽坂セイ・ギー・ヒーでのワークのメモも観ていたら、セイ・ギー・ヒーさんは間も無く20周年を迎える事が分かった。2000.8.27(KIN131)生まれのこのマジカルなヒーリングスペースは、今年の8/27にKIN151(8・猿)の道筋を迎える事になる。

このKIN151は、ドリームスペル日本語版第2剃(箱入り)の申込み受付を開始した日付であり、同時に、スペインが生んだフラメンコ・ギターの天才・ビセンテ・アミーゴ(KIN151)の誕生キンでもある。

今回、トップ画像に使わせてもらったのは、大分から「時のからだ塾」に参加されているのりこさん(KIN106)が、日曜に行われたクラスの帰りに大分空港付近で撮影した写真で、そのビセンテのアルバムのカバーと良く似ているとLが指摘した一枚。

写真の類似だけでも面白いのだが、のりこさんはこの「青い月の嵐の年」の中で、そのKIN151(8・猿)の道筋を迎える事になっているのである。そして、手帳を確認した事で、それがセイ・ギー・ヒーさんの今年の道筋とも重なる事が分かったのだ。正確にはセイ・ギー・ヒーさんの260日後がのりこさんの誕生日という事になる。

ガウディもビセンテもスペインが生んだ天才。マヤの知恵を破壊してしまったスペインの末裔にも13:20的に才能を開花させ、人類に貢献している人々がいるのだから、やはり物事は単一面ではなく、様々な文脈で見て行く必要があると言えるだろう。

最後におまけを一つ。日曜(KIN126)の「時のからだ塾」の後のランチも私達はTime&Spaeに行ったのだが、そこにバッチリシンクロして蛭子さん(KIN81)が来ていたことをメモしておこう。あるいは蛭子さんの体を借りて、エストニア出身の作曲家アルヴォ・ベルト(KIN81)が4次元的に遊びに来ていたのかもしれない。(D)

磁気の月10日 11・星(KIN128)

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