GM108Xの導き(7)〜エピローグ

GM(銀河マヤ)108Xに導かれた天香久山&藤原京巡礼という通過儀礼を完了し、このタイミングでのみ達成可能だった特別なミッションを無事に果たした気分になっていた私は、どこかホッとした心持ちで大和八木から近鉄で京都へと向かった。

しかし、既にこのシリーズで何度か紹介して来ている「日本神話.com」というサイトを移動中に発見し、天香山神社にあった「波波迦(ははか)の木」が「大嘗祭」にも直結している事を知って興奮しまくっていたので、ウトウトする間もなく京都に到着してしまった。

八条口のロッカーに荷を預け、混み合う前に帰りの新幹線の指定を取っておく事にする。前日KIN107の映画上映会後にチャクラで偶然お目にかかった方のお店「わたつね」さんで食事をし、八坂神社に寄って駅に戻るというイメージでおおよその時間を決め、18:21発のぞみ44号4号者10の指定を発券(4・10=KIN30は『20の銘板』の見方で「自己存在の月」全体に対応するキン)。

その時は気づいていなかったが、今、これを書いた瞬間に【天皇誕生日の寂光院(125-81=44)】という過去記事に、京都からのぞみ44号に乗った話を書いていたのを思い出した。しかも、その内容は平成最後の天皇誕生日に大原を訪れた事で、第81代安徳天皇と「三種の神器」について想起する事になったというもの。これは数字が時空の記憶回路として働く良い例と言えるだろう。

「わたつね」さんを目指して地下鉄に乗り込んだ時点で既に15時を回っていたが、食べログ情報によれば、定休日は日曜祝日で営業時間は11:00~20:00。ティータイムのような変な時間帯になってしまったが、却って店主と話が出来るチャンスがあるかもしれないと真っ直ぐ店に向かった。

お店には迷う事なくたどり着けたのだが、目に飛び込んで来たのは準備中(15時〜17時)の札。もちろん想定外だったが、既に空腹感もなかったし、17時までの1時間半を使えば、自分の足なら八坂神社をお参りして戻ってこられるはずだ。開店後すぐに入店&注文すれば、そんなに焦らずとも予約した新幹線にも間に合うだろうと考えて、早速、東に向かって歩き始めた。

しばらく行くと、独特なデザインのビルに目が引きつけられた。見上げると星型の窓に「1928」。何と!畝尾都多本神社の前にいた8241ナンバーの車から計算した数字そのものだ(1928=8×241)。数時間前に思いつきで計算した結果と完全に一致する数字が、目の前に「星」と共に出現する驚きは、他の誰にも分かり得ないものだ。

何しろ、最初は10/27(KIN107)中に帰宅するつもりだったのが、直前に1日延泊する事を思い立ち、天香久山にだけ寄って帰るつもりが、KIN107の出会いから「わたつね」さんにも寄ってみようとも思い、それと連動して「8」繋がりから八坂神社にも寄ろうとした事があって初めて目にする事になった「1928」なのだ。

しかし、「この数字が何か?」と聞かれても、その時点では「ただ一致しました」以上の答えは無かった。こういう時は焦って答えを確定しようとしない方がいい。これだけハッキリとしたしるしであれば、必ず明確な答えに自らたどり着く瞬間がやって来るもの。下手(無理)に意味付けをすると、納得の行く答えに到達する前にその回路(スユア)をショートさせてしまう事にもなる。

三条大橋を渡って鴨川沿いに南下する途中、西の空に沈もうとしている太陽の周りに、まだ虹色の暈が出ているのに気づいた。これはGM108Xの通過儀礼がまだ続いていることを私に印象付けた。八坂神社の本殿には素戔嗚尊を中心に13柱の神々が祭られている。その事はすっかり忘れていて、ただ「八」繋がりで参拝を決めただけだったが、ここでとても重要な事を思い出した。

素戔嗚尊は櫛稲田姫命との結婚の折、「我が心すがすがし」といわれた後で、日本最初の三十一文字の和歌「八雲たつ 出雲八重垣 妻ごみに 八重垣つくる その八重垣を」と詠まれた事が『古事記』に記されているのだ。「星」に導かれた1日の終わりに、こんなに「八」が出て来る歌と直結する神社に参拝する事になるとは思っていなかった。

しかも、現在の自分の運命の道筋はKIN31で、令和で一度きりの「大嘗祭」が完了する今日から始まった「倍音の月」全体は『時間の法則の20の銘板』の見方でKIN31に対応するのだ。三十一文字とつながるKIN31(5・猿)も八と直結する「黄色い星」も、共にドリームスペルでは金星軌道に対応する「太陽の紋章」だ。

参拝を終えて四条大橋を渡り、先斗町の細い通りを北上し、三条通りを西に進む頃には、すっかり日が暮れ始めていた。ほぼ17時ぴったりに「わたつね」さんに入ると、私が最初の客だった。何となしに一番奥のカウンター席に座ると、目の前に様々なチラシが置いてある。

そういえば、チャクラでお会いしたご主人は化学物質過敏症で、合成香料等がちょっとあるだけでも体調を崩されるという話をされていた。だとすると、目の前のチラシにある中塚さんという方がご本人なのだろう。しかし、このチラシにまで「全国各地108人がボランティア活動」とあるのだから、GM108Xの導きは半端ない。

チャクラのあっちゃんによれば何でも美味しいとのことだったので、気分で天ぷら蕎麦を注文。ホールのお姉さんにご主人がいるか聞いたところ「まだ準備中」との事だったので、帰りにご挨拶する事にして待つことしばし。サクサクの美味なるてんぷら蕎麦を堪能。町の定食屋さん料金でありながら、評判通りの素晴らしい美味しさ。

満たされた気分で席を立ち上がると、前日チャクラでお会いした方が厨房から出て来て下さった。やはりお名前は中塚さんだった。お名前も知らないまま、かつ自分も名乗らないまま何となくな会話をしただけで、いきなりお店に押しかけてしまったが、108のサインが示す通り、全てはギャラクティックマヤ(GM)の導きだったのだろう。

この時間帯でなければ、厨房から出て来られてお話ができる余裕も無かっただろうし、そもそも「わたつね」さんに立ち寄ろうと思わなかったら、「1928」や「八坂神社」のシンクロも無かったのだ。中塚さんおススメの「香味かつお」をgetし、再訪問を約束してお店を後にした。

最後に登場した1111は「11・猿」ホゼからの労いだろうか

八条口のロッカーに預けた荷物をピックアップした時点で、予約したのぞみ44号よりも早い時間帯の新幹線に乗れそうだったので、そのままホームに向かって6:08発の「のぞみ248号」の自由席へ。608は天香山神社の住所で、KIN248は「黄色い星のウェイブスペル」(13日間)の初日に当たる「黄色い磁気の星」でもある。加えて248=31×8で、三十一文字の八坂神社とも直結している。

空いている所に適当に座り、ひと息ついたところで座席を確認すると2号車6。「2・6」→「2・世界の橋渡し(KIN106)」で「世界の橋渡しとしての日本」開催日と完璧にシンクロ。保留になっていた1928について分かったのは、それから4日後に『ニュー・シネマ・パラダイス』を観て、改めてエンニオ・モリコーネの誕生日を確認した時だった。

モリコーネは1928年11月10日生まれのKIN186(4・世界の橋渡し)。11月10日と言えば、台風被災を考慮して日程変更となった即位祝賀パレードが行われた日で、この日が、天皇誕生日からぴったり260日後に当たる日だという事は【「神秘の柱」KIN121でのご即位と祝賀パレード】にも書いた通りである。

天皇誕生日の260日後がモリコーネの誕生日という関係性は常に一定であり、毎年、「運命の道筋」がシンクロする特別な関係だ。そのモリコーネが生まれたのが「1928」年だったのだ!加えて、モリコーネと同じKIN186生まれの本『銀河のマヤ、聖なる時の秘密』には、以下のような文脈で天皇陛下(当時は皇太子殿下)にも登場して頂いているのである。

2006年にメキシコで行われた第4回世界水フォーラムで、陛下(当時皇太子殿下)が「江戸と水運」という基調講演をされた同じ日(KIN78)に、事務局からの正式招待を受けた江本勝所長も講演をしたのだ。第4回の「4(自己存在)」とマヤに直結するメキシコが会場であったところにも注目しておきたい。

「1928」につながる車「8241」が停車していた畝尾都多本神社は、水に関する神様を祭る神社であった。そこからモリコーネ、天皇誕生日、水の研究者でもあった江本所長、更にはその江本所長との共著『銀河のマヤ』(まさにギャラクティックマヤ)へと繋がって来たのだから、「1928」はこれら全てを結びつけるスユア(時空の記憶回路)だったと言えよう。

「自己存在の月」の最終日、KIN125に大嘗祭は皇居東御苑で始まった。同日、125社からなる伊勢神宮では、第125代天皇(上皇陛下)の皇女で神宮祭主の黒田清子さん(KIN125)が大嘗祭当日祭で奉仕されていた。大嘗祭は夜を徹して執り行われ、KIN126(白い太陽の世界の橋渡し)、倍音の月1日、つまり本日未明に終了した。

13の月の暦(ドリームスペル)』で見る限り、第126代天皇である今上天皇にとって、これ以上完璧なタイミングでの大嘗祭は無かったと言い切れる。

この事実からも分かるように、日本を多次元的に活性化させ、世界を調和的な方向に導くのに、この暦が果たす役割は大きい。銀河マヤ(GM)の贈り物『ドリームスペル(13の月の暦)』は、本来の形で多くの人々に起動されるのを待っている。(D)

倍音の月1日  9・世界の橋渡し(KIN126)

11/23(KIN134)の追記:「令和」は大化以降248番目の元号である。のぞみ248号は「令和」とシンクロしていた事になる。

GM108Xの導き(1)〜プロローグ
GM108Xの導き(2)〜天上の虹から
GM108Xの導き(3)〜出雲と日向
GM108Xの導き(4)〜八村選手から大和八木へ
GM108Xの導き(5)〜天香久山の聖なる時間トンネル
GM108Xの導き(6)〜藤原京に掛かる虹

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