キン(56)=サイ時間(28)×月(2)

13の月の暦』の中に含まれている様々な周期に何となく意識を向けていると、それぞれの間に面白い関係性が成り立っているのに気づく事がある。

例えば、今日の260日暦(ツォルキン)はKIN56。365日暦(太陽暦)は「月の月15日」で、数字で書けば2/15となる。更にこれを「サイ時間単位」(*)で見るとKIN28に対応する。

今日のタイトル「キン(56)=サイ時間(28)×月(2)」は、こうした日付の要素が、美しい関係になっているとても珍しいケースという事で付けたもの。こういう関係性に気づけると、時空に埋蔵されているお宝(光のライン)を発見したような気分になる。ある意味、空に虹を発見するのに似ているかもしれない。

さて、ここに『時間の法則20の銘板』の見方(詳細はこちらを参照)が加わると、さらに面白くなる。なぜなら、その見方では、今月「月の月」全体もまたKIN28(2・星)に対応するからだ。これらの情報を元に、ちょっと「ものの見方」を切り替える遊びをしてみたいと思う。

まず、もともと数学的に成り立つ「56=28×2」を、今日の日付情報に「置き換える」と「キン=サイ時間×月」となる。ここに、「月の月=KIN28=サイ時間」という情報を加味すると「キン=サイ時間×サイ時間」とも「キン=月×月」とも捉える事が出来るようになる。もちろん、数学上は「56=2×2」とか「56=28×28」にはならないので、あくまで「意味としての等式」である。

一方、「56=28+28」は数学的にも成り立つ式なので「キン=サイ時間+サイ時間」が成り立ち、ここから「意味としての等式」に変換するなら「キン=サイ時間+月」とか「キン=月+月」もアリという事になる。結局、ここでやっている遊びは、「数学的関係性」と「意味的関係性」の等価交換みたいな事だ。

こういう遊びが何を意味するのか?は、誰も教えてくれない。ただ、『ドリームスペル』時間魔術のコアにある「置き換え」に長けてくると、こういう遊びが自然に出てくるし、こうした「置き換え」に馴染むほど、リアリティの中でも同じような変換が活用出来るようになって来る。つまり、体験するリアリティを変容させるテクノロジーとして、応用可能だという事だ。

KIN56(4・戦士)から「形を定義する」「知性を問う」といったキーワードの確認をするだけの人よりも、それがKIN28(2・星)と「月の月」の積だと思っている人の方が、想像力の幅が広がるというもの。KIN56=「気品を美しくする」×「私の挑戦は何か?」と思っていたら、今日1日の過ごし方だって大きく変わって来る。

KIN56から、「私にとって気品を美しくする挑戦とは、どんな事だろう?」という問いかけへの変換は、かなり大胆な飛躍を含んでいるが、単なる思いつきとかデタラメな変換ではなく、上記のような「置き換え」の法則を踏まえているところにミソがある。

とすると、上記に示した他の変換による「意味的関係式」も、それぞれとても興味深い内容に満ちている事に気づかされるだろう。こういう体験や発見の積み重ねが、私たちの潜在意識に影響を与え、体験するリアリティの創造に実際的な働きをもたらすのである。

ここに書いてあることが、雰囲気的にでも理解できた方は、既に「13の月の暦」をかなり高い自由度で使いこなせるドリームスペル・プレイヤーであると思うし、何が何だかサッパリわからないという方でも、ここまで何とか読み進めて来られたのであれば、将来的には体験を伴って理解できるセンスのある方だと思う。とにかく、「遊び」と思ってあまり難しく考えすぎないことだ。(D)

*「サイ時間単位」は、『倫理プロジェクト』というテレパシー実験プログラムで用いられた「364日暦⇄260日暦」変換表のことで、トップ画像が元々のもの。『13の月の暦・手帳』(こよみ屋)にも掲載されているが、何故か今年度版から掲載箇所が変わって大変不便になってしまった。個人的には、来年、元の位置(ツォルキンの隣)に戻してもらいたい情報の筆頭である。

月の月15日 4・戦士(KIN56)

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