チベットYOGAヒーリングで「心の本性」を垣間見る

1週間前の1/13(KIN185)、渋谷で新年最初のスペシャルイベント《新春初夢コラボ~笑顔はじける「虹の身体」への道〜》が開催されました。前半は箱寺孝彦先生が「チベットYOGAヒーリング」をご指導下さり、後半は私が「天真体道ボディーワーク」をご紹介するという構成。

企画者自ら言ってしまうのも何ですが、素晴らしい「お年玉」を年の初めに受け取ってしまった!と思えるような、心身の高まるイベントでした。世界初の試みに集って下さった皆さまと箱寺先生に、改めてお礼申し上げます。

「チベットYOGAヒーリング」は、ボン教ゾクチェンに伝わる「トゥンコル(秘密の輪)」というヨガを、箱寺先生が一般向けに調整して下さったもので、日本では昨年公開されたばかり。11月に行われたクラスに友人と参加したLが、「とっても面白かった!」とその様子を伝えてくれましたが、私はその日は用事があったので、今回のイベントを心待ちにしていました。

座法の指導をされる箱寺先生

何しろ、古くから伝わって来た真のチベット体操、それもかつては一般に公開される事などなかった特別な内容を、ゾクチェン修行を積んで来られた先生から日本語で直に学べるのです。商業ベースで展開されているフィットネス的なヨガや、西洋経由の資格ビジネスとは全く違う、ゾクチェンの教えと一体化したヨガなのです。

その証拠に、最初はタンカ(仏画)を前に「帰依と拝礼の五体投地」を行い、チベット語でいくつかのお祈りをしてから伝授が始まります。今回は、まず「ツァルン」という脈管に生命エネルギーを通過させる瞑想法を教わり、その後、80種以上あるというトゥンコルの中から11種の動きを教えて頂きました。

ツァルン瞑想を行うと、身体の内側から熱くなるのを感じましたが、本来の呼吸法はもっと強い感じのもので、トゥンコルを行う際にもそういう呼吸で行うとのこと。これを集中的に行ったら、心身に様々な変化が起こるであろう事は容易に想像できましたが、それだけに経験を積んだ指導者のもとで行う必要性も強く感じました。

3つの脈管の色は、白、赤、青で、ちょうど『13の月の暦』の「白い磁気の魔法使いの年」、「赤い銀河の季節(65日間)」の始まりのKIN185(赤い電気の蛇)、そして「青い夜のウェイブスペル(13日間)」というタイミングに、見事にシンクロ。

弾む宝珠

加えて、トゥンコルは、どれもネーミングがユニークで、楽しいものばかり。個人的に印象に残ったのは「絹織り人」「虹を呼ぶヨガ」「弾む宝珠」の3つでしたが、どの動きも最後には必ず「ハー」と言いながら仰向けになり、その後、上半身を起こして「ペッ」と声を出します。

「ハー」も「ペッ」も思考を断ち切る働きがあって、その瞬間「心の本性」がむき出しになると教えてもらいましたが、確かに、何とも言えない「間」と「湧き起こるような嬉しさ」が感じられるのです。ある面、天真体道の胸開きや各種ジャンプの時などに感じる状態と似ているようにも思えました。

ただ、せっかくその状態を体験していても「それが心の本性ですよ」と教えてもらわないと、よく分からないまま思考にまみれた状態に戻ってしまっているかもしれません。特に劇的な体験を求めていたりすると尚更です。そういう意味では、やはり経験を積んだ先生から「心の本性への導き入れ」をして頂く必要があると思います。

笑顔はじける会場

箱寺先生はトークも面白いので、参加者の笑顔が絶えないまま1時間半のプログラムが終了。お陰で、後半の天真体道ボディーワークは最初の「礼」から一気に深く静まって、皆が一つになってしまったような感じでした。以下、参加者から届いた感想を幾つかシェアさせていただきます。

”箱寺先生の説明は分かりやすくユーモアたっぷりで、チベットYOGAヒーリングの、最初の一歩を教えていただだきました。これから、少しずつ生活の中に取り入れていきます。後半の天真体道に入った時、すでにみなさんとの一体感があって、最初の黙想のときに、シーンと静まった中に、リラックス感があって、ピタリと気持ちがひとつになって、すごくびっくりしました。瞑想のときも、場ができていたおかげか、思考に引っ張られずに出来ました。”(Sさん)

”とても気持ちよく楽しかったです!私が昨日1番驚いたことは、天真体道で、全員で手を繋いで目を瞑りながらワカメになっている時、遠くの人も凄く近くに感じた!輪がすごく小さく感じた。あ、そうだった、大きな輪だったんだ!と思ったのです。一体感すごかったですね!あと、みなさんとの、発声もぶわっっってきました!天真体道で感じる体感、すっきり清々しくて爽快が大好きです。初めてのチベットヨガも、すごく奥深く素晴らしい体験をさせたいただきました。心をさらけ出すヨガ。真の幸せを追求するヨガ。虹の身体になる扉を開かせていただいた感じです。Kindleで読める”ゾクチェン瞑想修行記”もとても面白かったです!”(Nさん)

”参加されたみなさんのエネルギーが良くって、本当に心地よかったです。私はチベットヨガを体験して、20年以上前に習っていたヨガ教室で、五体投地をやってたことを思い出しました。講座で聴いたチャントが、なんとも懐かしく感じられて、それはヨガ教室を懐かしく思ったのではなくて、昔、子守唄のように聴いていたんじゃないかと思うほど、すーっと身体にしみ込んでいったのが印象的でした。箱寺先生のお話もおもしろくって、神聖な寺院で学ばれたことを、わかりやすくユーモア交えて教えてくださって、先生のお人柄とセンスの良さを感じました!”(Kさん)

”楽しくって楽しくって瞬間瞬間リラックスしてニンマリしちゃうような(笑)。箱寺先生のお話し、面白かったです。思考のお話しは、先日読んだエックハルト・トールの本を思い出してより深く入った気がします。”(Rさん)

天真体道わかめ体操

また、箱寺先生ご自身も天真体道の印象を【新春初夢コラボ 天真体道を体験してきました!】というブログにまとめて下さっているので、ぜひご覧になってみて下さい。

ちなみに、箱寺先生は私と同い年の50歳で、70日早生まれのKIN171(2・猿)。現在の「運命の道筋」はKIN221(13・竜)で私達と同じ地球家族です。「年に1度くらいは一緒に何かやりましょう!」という話になっているので、どうぞ楽しみにしていて下さい。

最後に全員で弾む笑顔

また、ボン教ゾクチェンの教えは、東京、大阪、そしてオンラインでも学ぶ事ができますので、ぜひ箱寺先生のサイトを訪れてみてください。ボン教の真の価値を理解しはじめた欧米の動きを見ていると、何年か後には、箱寺先生から直接教わるのが難しくなる状況がやって来るかもしれません。今がチャンスです。(D)

共振の月12日 11・空歩く者(KIN193)

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