4日間で類似・反対・神秘・ガイドを体験する

『13の月の暦』を使う目的は、自然に調和するリズム(周期)で日々を生きるということに集約される。従って、最もシンプルかつ本質的な「使い方」は、今日を「電気の月3日(365日暦)」「KIN127(260日暦)」と意識することだと言える。

しかし、ただ漫然とその日付を追ったり、形式的にキーワードやその解釈の受発信をしていても、その人の心の中でグレゴリオ暦の9月22日の方が相対的に強く意識されているままであれば、それは単なるファッションのようなものであって、実質的に使っている事にはならない。

そういう意味では、この暦を本当の意味で「使う」のは、簡単そうでいて実はそう簡単ではない。だからこそ、私は時空のサーファークラスで「どうしたら楽しく持続的&発展的に使えるか」を伝え続けているのだが、そのポイントの一つは「自分で実践して気づくこと」にある。

なぜなら、実践に基づく気づきは、暦ユーザーの中でだけ通用するオタク的なものではなく、日常に普遍的に応用可能なものとなるからだ。例えば、今朝も『テレクトノン』のコマを動かしていて、ある気づきを得た。

が、その前に『テレクトノン』について少し説明しておこう。『テレクトノン』は、ものすごく強引に要約してしまえば、365日暦と260日暦の共鳴状態をコマを動かすことで実感できるボードゲーム型の暦である。中級者用の時空サーフボードとされているが、毎日手を動かして体感的にもこの暦の波動を味わえるという味では、初心者にこそ必要なツールとも思える。

さて、それで何に気づいたかだが、日々移動するボード上のコマは全部で13あり、そのうちの5つが『ドリームスペル(13の月の暦)』のお告げ盤における「運命」「類似」「反対」「神秘」「ガイド」を示す5色のピラミッドである。その動きの中に、言語化されていない関係性の本質が示されているのだが、今日、気づいたのは以下のポイントだった。

この4日間、「青い鷲」の場所にある「青いコマ」は一度も移動せず、役割だけを「類似」「反対」「神秘」「ガイド」と変容させた。

従って、今回のブログタイトル【4日間で類似・反対・神秘・ガイドを体験する】も、実は「青い鷲」という日付(時間)の立場で付けられたものだという事になる。日付や時間を擬人的に捉えるのは『13の月の暦』の基本的な姿勢だが、一般には「まず人が居て、そこに《青い鷲》という意味が張り付く」的にイメージしている人が多い。

「私」というエゴに無意識的にしがみ付くような周波数(12:60)の中で長く生きて来た結果として、そういう形式の方が馴染み易いのは仕方ないが、それでは『13の月の暦』の本質は理解できないのである。

画像は、3日前の「月の月28日」から今日にかけての4日分の『テレクトノン』のコマの動きだが、この中で唯一動かず「静止している」のが「青いコマ」である。最初の「月の月の28日」の時は、「運命キン」に当たる「緑のコマ」が「黄色い種」のところにいるので、「青いコマ」は「類似キン」の意味合いで「青い鷲」の所に置かれている。

しかし、次の「電気の月1日」になれば、「運命キン」の緑のコマは「赤い蛇」の位置へと移動するので、「青いコマ」は「青い鷲」に位置したまま「反対キン」へとその役割を変えるのである。

ところが、意味を固定したがる12:60周波数に馴染んだ人々は、「青い鷲の所に居た青いコマは類似キン」と覚えてしまう(執着してしまう)ので、「同じ場所に居ながら役割が変わる」というのが理解しにくくなるのである。

「類似」「反対」「神秘」「ガイド」は「運命キン(緑のコマ)」に対して決まる関係性なのだから、「運命キン(緑のコマ)」が移動すれば、同じ位置にコマが置かれていても、当然、その役割は変わって行くのだ。

『13の月の暦』は、「同じ出来事や物事が繋がり方によって意味を変え、全く新しい働きを持つ」という、シナジー的なところにこそミソがあるのだから、そういう感覚の初歩を養うのにも『テレクトノン』は有用だと、今朝の気づきは教えてくれるのである。(D)

電気の月3日 10・手(KIN127)

《13の月の暦ワークショップ》
・9/23(祝)横浜 13の月の暦レクチャー
・10/23(日)ZOOM サイ時間単位(倫理プロジェクト)と5:7

 ★「13の月の暦とマヤ暦の違い」  初心者必読!

《天真体道瞑想クラス》
・9/23(祝)16:40~18:10 横浜
・9/26(月) 10:00~11:00  二子玉川
・9/26(月)21:00~21:45 ZOOM 新月
・10/4(火) 10:00~11:00  二子玉川

《note限定お宝資料》
ドリームスペル(13の月の暦)で見る日本と皇室
・「パカルの特別な13日」の由来と真の意味