5つのチャクラと7つのチャクラ

自分が50になったのをきっかけに、「5」と「7」に焦点を当てる流れが続いているので、この波に乗って以前から記しておこうと思っていた「5つのチャクラ」と「7つのチャクラ」についてもまとめてみたい。

ドリームスペル(13の月の暦)』には、「人のホロン」という図が出て来る。これは、20の「太陽の紋章」を手足の指に結びつけているだけでなく、親指(頭頂)、人差し指(喉)、ハート(中指)、太陽神経叢(薬指)、ルート(小指)というように、五指と「5つのチャクラ」を結びつける図でもある。

ここで言うチャクラは、肉体(3次元)とホロン(4次元)をつなぐポイントとされている。『ドリームスペル』で定義されるホロンは「統合的な一貫性、自己組織化能力、多次元的な包括性に特徴づけられる銀河の全体性」を意味するので、日々のキンをチャクラに結びつけて意識し続ける事は、自らをより高次の全体性の中に位置付ける事になる。

21年前に書いた『宇宙の暦は13ヵ月』の中でも、ほぼ同じように紹介しているのを再確認してホッとしたが、この間の実践を通じて今はっきりと言えるのは、体験するリアリティの統合的な一貫性は、確かに高まり続けて来たという事だ。この暦が何を目指して提示されたものなのかが理解できたら、チャクラの瞑想(意識化)は日課から外すことが出来なくなるだろう。

ところで、世間では「チャクラは7つ」とされている事が多い。これは、ヒンドゥーの伝統にあったものが西洋世界に紹介された時に、7つ説が取り上げられた事と関係しているようだが、実際には伝統や行法の内容によって変わるもので、必ずしも7つと固定されている訳ではない(4,5,6などもある)。

そもそも、解剖学的に確認できる器官ではないチャクラは、「車輪」とか「円」を意味するサンスクリット語で、エネルギー的なセンターを示している。だから、体感した事が無い者にとっては、観念的なものとしてしか扱えない対象でもある。かく言う私も、最初の頃は額のムズムズ程度しか感じられなかったのだが、継続して意識し続けた結果、まさに「回転する車輪」のように感じられるポイントが、5つ、7つと増えて行ったのである。

予備知識がなくとも、何かの拍子にそう言う感覚が生じる事はあり得ると思うが、意識する事で認識できたり、感覚が強化されることもあるのだ。さて、実は『ドリームスペル』から7,8年後に発表された『7:7::7:7』という銀河ツールでは、「7つのチャクラ」が登場する。

13の月の暦・手帳』にも紹介されているこの「7つのチャクラ」は、先の「5つのチャクラ」とは意識する順番も色の関係も異なるが、私は今もその両方を日々意識して過ごしている。何故なら、7つの方は1週7日周期とリンクし、5つの方は色彩(または倍音色彩)という5日周期と繋がっているからである。

『13の月の暦』の365日暦は「28×13+1」という区切り方になっていて、ひと月28日は「7日×4週間」でもある事から「52週間+1」とも表記できる。つまり1年の中で「7つのチャクラ」を52回意識する構造を持つのだ。

一方、『テレクトノン』マニュアルで触れられているウィナルカレンダーは、同じ365日を古代マヤ暦の区切り方「20×18+5」に切り替えたもので、ウィナル(20日)ごとに4つの倍音色彩(5日周期)がある事から、1年で「5つのチャクラ」を73回意識できるようになっている。

奇しくも満月の今日8/15は、「磁気の月」の第3週が完了する日で、同時に、ウィナルカレンダーでは2番目の「ウォ月」が始まる日でもある。つまり、今日は新年が始まってから「7つのチャクラ」をぴったり3巡分意識し終える日であり、同時に、元旦から5日単位で見て行く「5つのチャクラ」(倍音色彩)では5巡目の最初のチャクラを意識する日でもあるのだ。

「5つのチャクラ」は、「人のホロン図」から見る限り「極性の地球家族」から数え始めるのが自然な感じがするが、1年の初日が「ルートの地球家族」から始まる関係で、ルートから始まって太陽神経叢で終わるという、ちょっとズレた5日の循環になる。このズレた5日の循環を「倍音色彩」と呼ぶのである。

少々こみ入った話になって、初心者には分かりにくい文章になってしまった感があるが、『宇宙の暦は13ヵ月』と最新の暦情報を見比べながら読んでもらえれば、雰囲気くらいはつかめるのではないかと思う。ポイントは、「5つのチャクラ」も「7つのチャクラ」も、意識し続けて行くと体感的にも感じられるようになるし、多次元的な統合度も高まるという事である(実践しない人にとっては単なる観念上の知識に過ぎない)。

尚、アグエイアス夫妻が「5つのチャクラ」の方を先に提示した背景として、『ドリームスペル』全体が「銀河の第5の力」という「5」の働きを前面に出している点、アグエイアス夫妻がチベット仏教の影響を強く受けていた点などが挙げられる。西洋世界で特に有名になった『チベット死者の書』では、「5つのチャクラ」に基づく説明が為されているからだ。

三十一文字を生み出す5と7の秘密】や【伊勢内宮への国道23号、皇居東御苑への国道1号】を見れば、「5」と「7」に意識を向ける事は、ツォルキンと太陽暦の比に意識を向ける事にもなるのが分かるだろう。全ての鍵は、比とリズムの中にある。(D)

磁気の月21日 8・魔法使い(KIN34)

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