六に導かれた初詣

令和が始まり、2020年代に入ったと思う間もなく令和4年(2022年)が明けた。

ここ数年、初詣は赤坂の日枝神社にしていたが、今年は昨年末からの流れを受けて、世田谷の赤堤六所神社を初めて参拝した。その理由を、私たちの時空のサーフィンの楽しみ方を交えて紹介しようと思う。

きっかけとなる波がどこで生じたかを特定するのは意外と難しい作業なのだが、今回は多分、ジョジョ第6部「ストーン・オーシャン」のアニメ放映にあったと思う。ジョジョ第1部が少年ジャンプに連載された頃からのファンである私の影響を受け、今ではLもすっかりファンとなった我が家では、ジョジョは最重要情報として扱われている。

12月からネトフリで第6部アニメの一挙12話公開となる事を知った私たちは、11月下旬頃にアマプラで第5部の復習をしていた。ここで、第5部では「亀」が重要な存在として登場する事をメモしておこう。12月に入るとジョジョ第6部のためだけに、期間限定でネトフリに登録。初旬には12話全部を見終えてしまった。

12/12(KIN103=12・夜)に行われた剣武天真流の師範研修稽古と懇親会の帰り、渋谷でJRから田園都市線に乗り換える時に、思いがけずアニメ「ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン」スペシャルモザイクアートに遭遇。何と半蔵門線渋谷駅B2Fコンコースに12/13~12/19限定で掲示されるものを偶然目にしてしまったのだった。

渋谷駅を使うのは月に2回程度で、そのコンコースを通る事はさらに少ないので、このシンクロにはかなり興奮を覚えた。その後、色々と用件が重なって忙しくしていた頃、Lがジョジョ原作者・荒木先生の情報を追う中で、赤堤六所神社に荒木先生奉納の「亀」があるという事を突き止めていた。

ただ、私の様子を見て伝えるべきタイミングを計っていたようで、実際にその神社の話を聞いたのは鏡のウェイブスペルに入ったG12/27以降だったと思う。ちょうどその頃、ジョジョ第4部のスピンオフ作品『岸辺露伴は動かない』を実写化したドラマが3夜連続で放映されていて、その最終話は「六壁坂」というタイトルだった。

しかし、この時点ではまだ、初詣にどの神社に参拝するかは決めていなかった。規模の割に比較的速やかに参拝できて交通の便も良い日枝神社に今年も参拝しようか、とも思っていた。思えば、この神社に初詣でするようになったきっかけも、荒木先生奉納の作品があるという事だった。

そして、迎えた大晦日。元旦が『13の月の暦』では律動の月20日、KIN123(青い律動の夜)、銀河の音6(律動)が月日で重なる「魔術の亀の日」であると確認し、パカル王の石棺が開封された1952.11.27(KIN123)からツォルキンが97回巡った日であること、そして、97はKIN97(6・赤い地球)と変換できる事にも気づいた時点で、赤堤六社神社に初詣する事が決まった。

この決断を後押しするように、年末の全日本選手権で圧勝した羽生結弦選手の誕生キンがまさにKIN123で、以前【みちのくの王者達「荒木飛呂彦・大谷翔平・羽生結弦」】という記事で荒木先生との繋がりも書いた事を思い出す。更に、「六壁坂」が放映された12/29はKIN120(3・太陽)で、このKIN120はサイ時間を通じて常にG暦元旦とシンクロする事にも気づいた。

この発見のプロセスで、石棺開封69年に当たっていた2021.11.27がKIN88(10・星)で、地球の父の誕生114銀河スピンでもあった(LはG1/14生まれ)ことに気づき、石棺が封印されていたパレンケ「碑銘の神殿」の中央階段が69段で、KIN69は来年の『13の月の暦』の元旦でもあることまで一気に思い出した。

このように、自分が気づくことで見えてくることと、偶発的に生じること(渋谷駅のシンクロや六壁坂放映のタイミングなど)がひとつの時空回路として繋がった時に、私たちは「この波に乗ろう」と決断するのだ。そしてその勢いに乗ると、「調べてみたい」という気持ちも湧いてくるのである。

赤堤六所神社の御祭神が気になって調べると「大国魂命・伊弉冊尊・素戔嗚尊・布留大神・大宮売命」。何とこの六所という名前は「平貞盛の数世の孫服部貞殷が府中の六所宮現大国魂神社を勧請して赤堤の鎮守と定めた」事によるらしい。チベット民族蜂起88銀河スピンに当たっていたKIN76(G11/15)に訪れた四国の剣山や祖谷は、平家とも深い関係のある場所で、大国魂神社はLが753詣でをした神社だと言う。

753と言えば【古事記とドリームスペル(銀河マヤ)の共振構造】に書いた通り、7:5:3は高千穂神社の注連縄の比率であり、古事記の文脈では「7は神世七代、5は地神五代、3は日向三代を表す」という。今日引いたおみくじについては後述するが、その関係で財布に入れたままにしてあった高千穂神社のおみくじ(KIN83=5・夜に引いたもの)に気づいて開くと、何と「6番」であった。

ところで、ジョジョ第6部のために登録したネトフリは12月中でおさらばする予定だったので、せっかくならと話題になっていた『呪術廻戦』のアニメ24話を、12/29~31に一気見した。今、世間はどういうものに反応しているのかを知るためでもあったが、なるほど良く出来ているなと思うと共に『鬼滅の刃』を超えるまでの要素は無いと感じる。

が、思わぬシンクロ収穫があったのは、六所神社の御祭神の一柱「布留大神」を調べた時の事だ。布都御魂剣(ふつのみたまのつるぎ)に宿る神霊「布都御魂大神」を祀る石上神宮のサイトでは、以下のように十種瑞宝(十種神宝)に宿る神霊「布留御魂大神」について説明しているのだ。

物部氏の遠祖・饒速日命(にぎはやひのみこと)が、高天原より天降られる時、天津神から「天璽十種瑞宝(あまつしるしとくさのみづのたから)」を授けられました。この時「もし痛むところあれば、この十種瑞宝を、一二三四五六七八九十(ひとふたみよいつむゆななやここのたりや)と言って振りなさい。ゆらゆらと振りなさい。そうすれば死(まか)りし人も生き反(かえ)らん」とお教えになりました。

またWikiでは、”「布瑠の言(ふるのこと)」とは、「ひふみ祓詞」・「ひふみ神言」ともいい、死者蘇生の言霊といわれる。” ”十種神宝→ 呪術廻戦-伏黒恵の術式、『十種影法術』の元ネタ。” という情報まで見つけてしまった。

3日前まで伏黒恵というキャラクターの存在すら知らなかったところに、この情報はインパクトがあった。KIN123(ひふみ)に参拝しようと決めた六所神社の御祭神から辿って「ひふみ祓詞」という言霊が出てくること自体が驚きだ。

そして元旦。三茶で世田谷線に乗換え松原駅で下車。雲ひとつない晴天の下、風に揺れる樹々が目印になってすぐに辿り着けた。時折暴風に近い風が吹いていたにも関わらず、立派な樹々に囲まれた境内では殆ど風を感じない。素晴らしい佇まいの境内に鮮やかな朱色の本殿。調べによると現在の本殿は昭和44年(1969)に再建されたもので、私と同い年だ。

多少行列にはなっていたものの参拝までにさほど時間は要さず、事前にLが調べて荒木先生が奉納した事が明らかになっていた手水舎の「亀」からの水で手を清める(コロナ対策で口はゆすがないでとあった)。裏に行くと確かに「平成27年8月吉日 奉納 荒木利之」とある。まるで第5部に登場する「ポルナレフ亀」のようだ。

これだけで既に満足してしまっていたが、参拝を済ませた後にもう一つ感激したのが、古札のお焚き上げがその場で出来るようになっていた点。一般にお正月には古札をお返しする場所が設けられているものだが、その場で直接炎に古札をくべられるのは、初めての体験だった。消防団員の方が居てちゃんと見ているからできる事だと思うが、その炎がとても暖かかった事も含め、Lも感激しきりであった。

そして恒例のおみくじ。私は「44番」「33番」、Lは「14番」「30番」「39番」「43番」と二人で合計6回引いて終了。この手続きの意味と考え方については、今は長くなるので省略して、昭和44年生まれの私が同じ年に誕生した本殿がある神社で44番を引いた事、Lが引いた最初の2つの合計も44で、3つ目までの合計83が高千穂神社に参拝した時のキンだった事をメモしておこう。

そして、Lの4回合計の126が今上天皇陛下の126代とシンクロしており、本殿の賽銭箱の手前にはその今上陛下が読まれた歌を印刷した用紙が置かれていたという事を記録しておきたい。というのも、今までそのような場所で今上天皇の歌と分かる資料を目にした経験がないからだ。しかも初詣に全ての人の目につく場所にあえて置いてあるのだ。

神社から松原駅に向かう途中2-41を発見してKIN241の私は更にご機嫌に

そんな不思議なシンクロを体験しつつ、清々しい気持ちで六所神社を後にし、再び世田谷線に乗り込んだ。そして、例年なら2日目か3日目に参拝することが多い松陰神社にも初詣。こちらもそれほど並ばずに暖かな日差しを浴びながら参拝(気温が低いのでとても有り難く感じた)。松陰神社は、Lが天真書法塾シャンバラ教室開講前日に素晴らしい発見をした場所。

それを改めて証明するかのように、ここではLが「1番大吉」、私が「32番大吉」を一回で引いてミッションコンプリート。合計が33となるのも美しいが、既におみくじを引くための小銭が尽きていて一回しか引けない状況だったので、素晴らしい締めくくりとなった。

この日まで恒例の3日間プチ断食(具なし味噌汁やお茶をOKとする軽い断食)を続けている状態で、縁側茶屋の玄米甘酒を頂く。例年、プチ断食中でも甘酒は頂く事にしているのだが、ここの玄米甘酒は絶品で、ほのか(必要十分)に甘くてエネルギーがあり、一気に身体が温まった。これで2022年(令和4年)も素晴らしい年となるであろう。

という感じで楽しむのが、私たちの時空のサーフィンスタイル。かなり長くなってしまったが、13の月の暦ユーザーの皆さんに多少なりとも参考になれば幸いである。(D)

律動の月21日   7・種

追記:六所神社のすぐ裏手には三界寺というお寺がある。KIN123は「6・夜」で「青い夜」の紋章コード番号は「3」なので、「6・3」とも書ける。という訳で完璧な参拝であった事が数字を通じて示されていた。

追記2:何と蒼天道場生で元・時のからだ塾生でもあるNさんが、萩の松陰神社で同じ元旦に同じ32番大吉を引いていた事実が1/4(KIN126)に判明!このシンクロ、寅さんを観た直後に明らかになった。松蔭先生は寅次郎という名もあった。

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