賢治と剣山の『PAPERSKY』

地上で読む機内誌『PAPERSKY』の最新号(No.65)は、Iwate Kenji Miyazawa Issue。

以前からこの旅行誌とは色々とシンクロしていてビックリさせられるのだが、岩手・宮沢賢治特集の今号もまた、沢山の見どころと共に驚きが満載で、一体誰がこの絶妙なる全体の采配をしているのか?と問いかけたくなるような事ばかり。まずは視覚的に掴み易いところから書き起こしてみたい。

チベット民族蜂起88銀河スピンに当たっていたKIN76(11・戦士)、私達は四国の剣山に初登頂した。その4日後のKIN80に届いた最新号を開いて最初に驚いたのは、P86のこの写真(今日のサイ時間はKIN86)。4日前に、剣山の全く同じ場所で同じ角度から写真を撮っていたからだ。

「歩いて旅する、日本の古道」として「祖谷街道トレイル 徳島県つるぎ町貞光〜剣山山頂」という記事がある事自体、ピンポイント過ぎて驚きであった。何しろ私達は2ヶ月ほど前まで、四国に「祖谷」という秘境があることすら知らなかったのに、数日前にそのエリアを訪れて感激して来たばかりなのだ。

加えて、【賢治に出会う「魔術の亀の日」のアラビア書道】にも書いた通り、両親が盛岡出身の私にとっては、賢治特集に出てくる盛岡の住所がいちいちリアルに迫って来る。かと思うと、20年以上前に江本勝所長(KIN90→今日が誕生キン)と共に仕事で訪れた三内丸山縄文遺跡の記事もあったり、とにかくどこを開いても驚きの連続。

そんな状態で眠る前に全体をパラパラとめくっていて印象に残ったのは、『注文の多い料理店』初版本の美しい装丁だった。翌朝、朝一にスマホでFBを開くと、何と、国会議員の青山繁晴さんが全く同じ『注文の多い料理店』の写真(こちらは復刻版と判明)をUPしている!

青山繁晴さんの事は長いことフォローしているが、宮沢賢治の作品を出しているのは初めて目にした。しかも、青山さんの誕生キンは、盛岡に居た私の祖母と同じKIN258(11・鏡)なのだ!加えて、この出来事を体験したKIN81(11/20)は、チベットサポートNPOクリカの設立15周年当日&10年前に安倍昭恵さんとお会いした直後、昭恵さんが剣山に登ったキンでもあった。

こんなに色々重なるのは、『PAPERSKY』編集キャプテンの香織さん(KIN197)が「時のからだ塾」に参加されている事と少なからず関係しているとは思うが(4次元的レベルで)、もちろん、お互いの行動や仕事の進行状況を把握している訳ではない。

様々なゲストを迎えての旅の企画が実行され、記録され、編集され、雑誌の形になるのにはタイムラグがあり、私達はどんな特集が組まれているのか出版されるまで知らないし、私達もどこかに行く前に旅先を誰かに知らせる事は殆どない。まるで狙ったようにシンクロしていても、それらは全て結果的にそうなっただけなのだ。

具体例として、自分の記憶整理も兼ねて、今回のケースについてもう少し記述しておこう。きっかけは、私が「最近、自然の中に行っていない」と9月の半ばころに騒ぎ出した事にある。残暑は続いていたものの、既に海のシーズンは終わりつつあったので、いつか行こうと思っていた剣山へという話になった。

9月末、Lが剣山登山の経験がある友人たちに聞き回ったり、本やネットで調べたりを開始。結果、剣山へのアクセスを高松から出るシーズンバスを利用すると決めて、フライトチケットを押さえたのが10/9(KIN39)。10/11(KIN41)に宿を確定。

10/12(KIN42)、アラビア書道展の会場で本田先生(KIN211)から作品解説を聞き、宮沢賢治に影響を受けて生み出された作品である事を知る。ちなみに、この時点では賢治と剣山が繋がって来る事は全く予想もしていなかった。

10/30(KIN60)「時のからだ塾」のクラス終了後、旅の専門家でもある香織さんに「剣山に行った事はありますか?何かご存知だった教えてください」とお聞きすると、少し前にご主人のルーカスさんが行ったばかりだという事と(それが最新号に出ている内容)、その関係でまた近いうちにその辺りを訪れる予定になっているという話を教えて下さった。

その後のやりとりの中で、何とルーカスさんは、私達のぴったり5日前のKIN71に剣山山頂にいた事が判明。たったの5日違いだったが、その日山頂は霧が凍ってできる霧氷で真っ白な世界だったらしい。私達が到着した日は晴天で、その霧氷の最後の名残が雫となって樹々から滴り落ちている状況であった。

それにしても、海外取材が難しい日々とはいえ、日本だって見所は無数にあるのに、このタイミングと位置のシンクロ率の高さはやはり異常である。この1回だけでもそう思えるのに、昨年の夏至日食の大分講演会(KIN84=昨日のサイ時間)の前日に訪れた「久住高原」や「うのこの滝」がその少し後の号にまんま掲載されていたり「TOKYO TREE TREK」でのシンクロなど数え上げるとキリがない。

思えば、初めて『PAPERSKY』とのシンクロについて書いたブログは、ツォルキンの故郷とも言えるメキシコはオアハカを取材したNo.57についてであった。それで気づいたのだが、今月「倍音の月」全体は、何と『20の銘板』の見方でKIN57(5・地球)に対応しているのだ。

宇宙船地球号を唱えたバックミンスター・フラーと、時間船地球2013を提唱したホゼ・アグエイアスが書簡のやりとりをしていたという事実。おそらくはそれが、フラーのダイマクション・マップが表紙を飾っている『PAPERSKY』と、『13の月の暦(ドリームスペル)』を通じてアグエイアス夫妻と直にやりとりをしていた私達との間に、驚くべき共振作用をもたらしているのだろう。

4次元の編集者としてこれらのシンクロの采配をふるっているのは、個々の存在の自律的共振作用が生み出す「場」としてのハイアーセルフなのかもしれない。(D)

倍音の月15日   12・犬

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