平和の運動としての『13の月の暦』

ニコライ・レーリヒ(KIN204)は「13の月の暦に替える平和の運動」に多大な影響を与えたロシアの画家だ。『13の月の暦』提唱者のホゼ&ロイディーン・アグエイアス夫妻は、レーリヒの唱えた「文化による平和」を継承する形で暦の運動を展開し、世界中にそのメッセージを伝える旅に出た。

アグエイアス夫妻から高橋夫妻経由で預かっている旗

それ故、アグエイアス夫妻は暦のメッセージを伝える時には常に「レーリヒ平和の旗」を掲げていた。彼らの発信した膨大なメッセージや10回以上来日した時の講演録は、ボランティアによって邦訳され、パン・ジャパン・ライブラリーに保管されている。

レーリヒはまた、聖なる国シャンバラを探し求めて中央アジアやチベットを旅した探検家でもある。月日の銀河の音が「太陽(9)」で響き合う「魔術の亀の日」の今日KIN204(9・種)は、そのレーリヒの207回目のキンバースデーに当たる(参考:シャンバラに出会うレーリヒのKIN204)。

一方、チベットに伝わるカーラチャクラ・タントラ(時の輪の教え)では、仏陀にこの教えを請願し授かったシャンバラの王スチャンドラを初代とし、ダライ・ラマ法王14世(KIN14)を86代目の継承者としている。現在86歳の法王の「運命の道筋」はKIN204でレーリヒとシンクロしているのだが、これは今日が法王の太陽暦誕生日(G7/6)から260日のタイミングに当たる事を示している(参考:銀河マヤとシャンバラのお告げ「78」)。

前行含め10日前後もの期間を要する大法要となるカーラチャクラの灌頂を、法王が世界各地で30回以上も行なって来られたのは、この教えがシャンバラという不可視の聖地と密接に関わっており、「世界の平和」と深く関係するからだと言われている。それは、通常、限られた条件の者にしか授けられない密教の灌頂が、特例的に広く大衆に開かれている理由にもなっている。

ちなみに、見えざる次元にあるシャンバラで、今も並行的にカーラチャクラの教えを継承している存在の称号が「クリカ」である。私たちがその名で活動するようになった経緯や、レーリヒ夫妻が最晩年を過ごしたインド・クルー渓谷のアトリエを、驚くべきシンクロに導かれて訪れた事などは、拙著『シンクロニック・ジャーニー』にまとめてあるので、興味が湧いた方はご覧頂ければと思う。

ウクライナや中東はもちろんの事、単に報道されていないだけで、今も世界各地の紛争や内戦によって多くの人々が命を落とし、住む場所や仕事も奪われている。心を痛めずにはいられないが、今すぐ誰でも始められる平和の運動として『13の月の暦』が存在している事に焦点を当て、改めて本来の意味と使い方を伝えて行く事に力を注ぎたいと思う。(D)

*トップ画像はレーリヒの作品「Mother of the World」(Nicholas Roerich Museumより)
*追記:11年前のこの日、KIN89(11・月)にKIN11(11・猿)のホゼ・アグエイアスは銀河の帰還した

太陽の月17日  9・種

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