プリンスとパカル王は反対のパートナー

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今日、KIN60「黄色い銀河の太陽」は、マヤ考古学史上でも特に有名なパレンケ王朝11代目の王「キニチ・ハナーブ・パカル(パカル王)」が生まれた日付「8アハウ」を『ドリームスペル(13の月の暦)』ツォルキンの表記法で示した日。「パカル王の誕生キン」とスッキリした表現で書けないのには理由がある。

パカル王のKIN60は、ミュージシャンのプリンスがKIN60生まれというのとは意味が違うからだ。プリンスの誕生キンは、ドリームスペル(13の月の暦)アプリ「KIN3D」などに1958.6.7(グレゴリオ暦での誕生日)を入力すればそのまま導き出せるが、パカル王の場合、確かに遺跡には「8アハウ」と誕生の日付が刻まれてはいるものの、それは古代マヤ暦の日付であって、ドリームスペル・ツォルキンで計算したものとは異なるからだ。

この辺りの事情は【マヤ暦「反対キン」の起源とパカル王(KIN60)】にまとめてあるので、「マヤ暦」と「13の月の暦」という似て非なる2つの暦について正しく把握したい方は、是非リンク先に飛んでみて頂ければと思う。特にKIN60という表現がマヤ暦のものだと信じているウブな方は、【13の月の暦とマヤ暦の違い】と合わせて事実確認から始めてみると良いだろう。

パカル王

パカル王

結論を書けば、『ドリームスペル(13の月の暦)』のツォルキンで計算したパカル王の誕生キンは、KIN190(8・犬)となる。このことは、江本勝先生との共著『銀河のマヤ、聖なる時の秘密』に経緯も含めて詳しく書いてあるので、「時の秘密」について知りたい方はこちらも一読されることをお勧めする。

ここで気づくのは、パカル王はマヤ暦だと「8アハウ(KIN60相当)」で、『ドリームスペル(13の月の暦)』だとKIN190(8・犬)となり、自ら130キン離れた「反対のパートナー」として顕現している事。ホゼがパレンケでパカル王の声を聞いた後に『ドリームスペル』が生まれた背景を知っていると、この事実に対する驚きは倍増する。

そして、もう1つ気づくのは、プリンスとパカル王も「反対のパートナー」であるという事。パカル王自身が「反対のパートナー」という見方は、銀河マヤの視点に少し馴染んでからでないと???状態になるかもしれないが、プリンスとパカル王という3次元的に異なる人物同士の比較なら、イメージがし易くなるだろう。ここで「反対のパートナー」とは何かを、原典の『ドリームスペル』で確認しておきたい。

反対のパートナーの法則:反対のパートナーは、常に日、運命キンの音と同じであり、10のウェイブスペルおよび130キン離れている。自分の反対のパートナーを知ることは、自分のホロンのパートナーを増やす。

130キン離れている事は分かるが、ホロン(4次元)のパートナーを増やしてどうなるのかは書かれていない。そこが『ドリームスペル』の特徴で、実践して体感を深めない限り、書いてある事の意味合いを想像する事すらできないのだ。「反対キン」などの言葉を頼りに自分で調べ、自分で想像し、自分で体感する。そこから通底する何かを見いだす。これがドリームスペル(13の月の暦)の使い方である。

しかし、安直に答えだけを知りたがるコピペマシーンと化した人々は、見かけ親切な詐欺師たちが語る「絶対反対キンというのがあって、こういう意味なんですよ」という(用語も含めてデタラメな)説明を鵜呑みにするのである。権威(認定講師やその元締め)が答えを与えてくれるので、考えたり想像したりする力はますます失われる事になる。

与えられた情報を鵜呑みにする前に「自分ならどうするか?」を問い続けて行けば、世の中の嘘やデタラメもよく見えてくる。例えば、私は最近「反対のパートナー」に関する大変面白い体験をした。この体験がどういう意味を持つのかを教えてくれる人はどこにもいないが、私としてはどんな印象を受けているのか書いてみよう。

バラと紅茶のシンクロニシティ】という過去記事に書いた通り、私は160日前のKIN160(4・太陽)に、近所の玉川高島屋で友人の増田夫妻(「1・鏡」&「5・鏡」)にバッタリ出くわした。それ自体、奇跡のようなタイミングだったが、そこからぴったり130日後、つまりKIN160の「反対のパートナー」に当たるKIN30(4・犬)に、再び増田夫妻に偶然会う事になったのだ。

これは、暦的なタイミングを狙ったのではなく、月1回事前予約制でしか入手できない幻の弁当「オラヌ弁当@茶倉」の販売日に合わせてLがヘアカットしに行く事が決まり、私は特に用事は無かったのだが、「待望のオラヌ弁当をゲットできるなら」という事で茶倉さんに伺う事にしたのだ。

するとそこに、これまた近所に用事があって偶々元町近辺に来ていた(普段は忙しくあちこち飛び回っている)増田さんも合流。結果的に、ぴったり130日後に再び増田夫妻に会う事になったのだ。つまり狙って会おうとしたのは、KIN30(G9/30)のオラヌさん(KIN18)だけで、その他は、タイミングも含め全くの偶然でしかなかったのだ。

だが、そこに「時間の法則」の面白さがある。反対のパートナーというツォルキンで最も遠い関係性の日付で2人に出会った事は、一番遠い位置、ある意味真逆の地点から物事を見る事と関係している。奇しくも、彼らのライフスタイルはこの期間にまさに劇的に変容して、全く新しい世界を体験し始めている。

そして空間的にも1回目は私たちの地元二子玉で、2回目は彼らの地元横浜元町で会う流れとなった(視点が逆)。こういう実体験を通じて、私は「反対のパートナー」という関係性についての理解も深めて来ているのだ(他のケースも含め)。

思い出したが、オラヌさんは現在KIN123(6・夜)の道筋を歩んでいる。今日はパカル王の石棺に刻まれた古代マヤ暦でのパカルの誕生日だが、KIN123はその石棺の蓋が開封されたまさにその日のキンである。そう思うと、この出会いにはパカル王も深く関わっているのかもしれない。

その証拠に、「パカルの特別な13日」のうち3日が集中する調波15(KIN57〜KIN60)の中で、久々にX級(最高レベル)太陽フレアが生じた。日本時間では10/29となっていたが、世界時では10/28(KIN58)であり、地球向きのエリアでフレアが発生したことで、今日(KIN60)の夕方から明日位にかけて、放出ガスが地球に届き、場合によっては無線やGPSなどに何らかの影響が出るかもしれない。

太陽からのダイレクトメッセージが、パカル王誕生の日付「8アハウ(太陽)」に届くところが何とも素晴らしい。あるいはプリンス(KIN60)が、別次元から新曲を届けようとしてくれているのだろうか。いずれにしても、どんな体験ができるのか楽しみだ。(D)

*トップ画像は毎年『13の月の暦タイムスコア展』をやらせて頂いている二子玉の超人気カフェTime&Spaceに鎮座するプリンス。流石に写真のチョイスもクール。

自己存在の月13日 8・太陽  パカルの特別な13日

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