少女漫画の瞳の星はリアルだった☆天真体道稽古メモ

日曜に剣武天真流本部稽古で号令を掛けて帰宅したら、何だか瞳(黒目部分)がいつもより大きく見えた。実は、以前Lにも言われた事があって、その時は「流石にそれは無いだろう..」と思っていたのだが、翌朝(9/26)、改めて鏡を見たら、前夜とは明らかに違う状態(普段の比率)に戻っていて、これは注意深く観察する必要があると感じた。

それこそ、目の錯覚の可能性も十分あるし、前日は瞼が窪み気味にでもなっていて瞳が大きく見えたのかと思い、目を見開いたりもしてみたが、むしろ白目部分の比率が大きく見えて前夜の印象とは全く違う。書の稽古を通じて「白黒の比率」にそれなりに敏感になっているので、もし前夜特に変化が無かったのであれば、そもそも気にもならなかったはずなのだ。

確信を得たのは、9/26午前に行った天真体道瞑想クラス後のこと。再び鏡を見てみると、また瞳が大きくなっていたのである!昼間の光の中でも前夜とほぼ同じ印象だったので、どうやら気のせいではなさそうである。というか、これまでに観察されて来た様々な現象を振り返ると、それだけが際立って奇妙な訳ではないことにも気づいた。

思えば、剣武の稽古中、瞳がものすごくキラキラする人を何人か目にしていて、「少女漫画で瞳に描かれている星はデフォルメされている訳でも、心象を表現したものでもなく、リアルにそのままなんだ!」と感動して、稽古後に本人に伝えたこともあった。

ちなみに、9/26(KIN131)は『13の月の暦』の新しいサイクルと新月が重なっていた事もあって、夜にZOOMでも天真体道瞑想クラスを行ったのだが、瞳の変化が持続するのはせいぜい数時間程度のようで、クラス開始前には通常の状態に戻っていた。しかし、驚いたのは終了後の方だった。何と、今度は期待に反して瞳には殆ど変化は見られず、ほぼ普段のままだったのだ。

おそらく「瞳の変化」には、ある程度の運動量も必要なのだと思われる。ZOOMクラスは運動量が最も少なく、ダイレクトな「気」の交流も起こらないので(ディスプレイ越しにも感じるものはあるのだが)、対面で行う稽古で起こる他の現象も、相対的に微弱にしか生じない傾向がある。

拙著『天地人々ワレ一体』には、こうした変化に運動量はあまり関係がないと書いたが、やはり多少汗をかくくらいの運動量は、最低限必要なのかもしれない。加えて、組手などを通じて直接人と触れ合ったり、全力発声をしたりする機会が多いと、比較的変化が大きく見られるようにも思われる(ZOOMはどちらもしない)。

何かその辺りに、多次元的な循環を促す作用があるのではないかと思う。せっかくなので、天真体道の稽古前後でかなり明確に観察される現象を、以下に列記しておきたいと思う。

・肌がツルピカになる(明るく白っぽくなる)
・爪の付け根部分がピカピカに輝く
・手の甲がしっとり滑らかになる
・足裏の感覚がフカフカしたクッションのようになる
・存在感が大きくなってオーラが輝いているような印象を受ける
・眉間の辺りに無意識的に現れている社会的表情が消える(参考「ケロちゃん」
・全体の印象が若返る(参考「新年の光」
・目が大きくなる(これは顔の面積に対しての目の大きさの印象)
・瞳が大きくなる(目の中の黒目の比率)
・瞳がキラキラと輝く

これらはいずれも、気温や湿度、運動量、参加メンバーなどによっても変わるし、個人差もあるので、毎回全てが必ず観察される訳ではない。余程、素晴らしい場が生じた時でないと見られないものもある。しかし、30年近い稽古生活を通じて観察し続けて来た結果から言えば、程度の差こそあれ、ほぼ誰にでも起こっている現象であるのも確かなのだ。稽古会場で見ていると必ず前後で違いがあるし、合宿などではその状態が持続しているような印象も受ける。

そして、これは自分が長年携わって来た仕事や観察からの推測ではあるが、上記現象にはおそらく「水の動き」が深く関わっていると思われる。「瞳の大きさや輝き」も水分の状態で変わると思うと合点が行く。「気」と呼ばれているものの正体は多分「水(の構造と動き)」とリンクしている、というのが現時点での私の見解だ。

多少運動量が多くても、心身の変化をより顕著に味わってみたいという方は、本部の天真体道クラスをお勧めする。「いや、私は変化は少しでも良いから運動量は少なめで」という方は、クリカの天真体道瞑想クラスに参加してみると良いだろう。参加者が多いとより変化が起き易い傾向があるので、家族や友人と一緒に参加するのも一つの手だ。

遠方でいずれも叶わないという方はZOOMクラスへ。しかし、機会があれば、やはり一度は対面稽古に参加してみて欲しい。その場の何とも表現し難い感覚を先に身体で味わっておくと、オンラインでもそれが再現され易くなるのではないかと思う。

もしかしたら、他の運動でも自然に上記のような現象は起きているのかもしれないが、私が観察している限りでは、そういう印象を受けるものは今のところ殆ど無い。やはり「意識の方向性とリンクする型や動き」に鍵があるのではないかと思っている。

トップ画像は、萩尾望都著『スター・レッド』。「少女漫画のキラキラ瞳」を探していて書棚から見つけた文庫版だが、今日は火星軌道と繋がる「赤い空歩く者」の日。このマンガの内容も火星と直結しており、日付ともピッタリシンクロしているので使わせて頂いた。(D)

電気の月9日  3・空歩く者

《13の月の暦ワークショップ》
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・10/20(木)18:00~19:00 上野毛
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《note限定お宝資料》
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・「パカルの特別な13日」の由来と真の意味

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