「ホリスティック・ヴィジョン」シンポジウム

今日、11/29(KIN35)から、スペインのバルセロナ郊外にあるTerrassa(タラサ)で、4日間に渡って「ホリスティック・ヴィジョン」という国際シンポジウムが開催されます。

このシンポジウムは、新刊『「天地人々ワレ一体」宇宙ととけあう究極の心法』の最後に追記した「国連での12賢人会議」の次のステップとして、ルシエル(Le Ciel)財団がオーガナイズしているものですが、以下に示す概要とスケジュールからも分かる通り、本書で取り上げた天真体道と、その提唱者である青木宏之先生が、極めて重要な役割を担う事になっています。

★ホリスティック・ヴィジョン国際シンポジウム(11/29~12/2)

ルシエル財団は、文化的、精神的、環境的プロジェクトを通じて、人類と自然の聖なる繋がりを取り戻し、調和を回復させるという使命をもって設立されました。今回のシンポジウムでは、今の地球が直面している最も重要な問題についての具体的な解決方法を、「12賢人会議」で得られたヴィジョン「愛と調和」をベースに討議します。

このイベントは、以下に挙げる13のソリューション指向のワークショップで構成されています。新エネルギー、聖地の保存と建築、家族やコミュニティ、教育における多次元的視点、公正な金融システム、水、現実における神聖さ、グローバルコミュニティの播種、輸送と森林再生、地球生物圏の浄化、愛と正義、統合的健康、パーマカルチャー(持続可能な農法)。

会議の参加者は、実績のある各分野の専門家、改革者、イノベーター、インフルエンサー、業界リーダー、投資家で、40カ国から180名が集っています。彼らは、人類と地球の両方を再生し保護する革新的な解決策とプログラムを創り、選択し、資金を供与します。

そして、この会議で選択された解決方法は、その後一年をかけてテストされ、最適な結果を導き出します。その方法は全世界に向けてオープンソース(誰でも自由に使えるもの)として公開される予定です。

一連のプロセスにおいて最も大切なことは、神聖な叡智を現代の方法論と融合すること。人類と自然の分離を古代の知恵に倣って再び調和させ、美しくよみがえった惑星を何世代も続く子々孫々への贈り物とすることです。

★スケジュール
11/29(木)夕方(現地より8時間進んでいる日本では深夜)からシンポジウムのオープニングセレモニーとディナー。「開会の儀式」として天真体道の演武。

11/30(金)朝(日本時間では午後)。シンポジウムの始まりに、今回4人だけ招かれたマスターの一人である青木先生号令のもと、180名全員が参加しての天真体道ワーク。3日間に渡るシンポジウムでのコミュニケーションがスムーズに行われ、人類にとって素晴らしい成果がもたらされるよう、全員の意識を融和させ一つに繋ぐ。その後、各ブースに分かれてのシンポジウムが夕方まで行われ、夜は完成した映画『The Twelve』(12人のマスターのドキュメンタリー)の上映会。

12/1(土)朝から夕方まで、各ブースに別れてのシンポジウムが行われ、夜はカジュアルパーティー。

12/2(日)最終日。コロンビアのマスター・エバンジェリスタがクロージングセレモニーを執り行い終了。

現地には、青木先生のほか、天真会の吉田晶子事務局長、吉田倫子剣武天真流本部正師範、望月ウィウソン剣武天真流本部正師範が入っていて、演武やワークショップで活躍予定との事。12人のマスターは、ほぼ全員が先住民の長老という事もあって、大自然との調和について、都市部に暮らす人々の立場で伝えられる殆ど唯一のマスターとも言える青木先生に、大役が巡って来たようです。

ワークショップの内容については、先生方から情報を頂いているので、私たちも週末の下記の機会を使って「シンポジウムの場」に同期しつつ、その活性化に貢献したいと思っています。もちろん、このブログを読まれたお一人お一人が、会議に気持ちを合わせる事でもそれは可能だと思いますが、同じ天真体道の手続きで行うと、より共鳴度が高くなると思います。

このシンポジウムが未来に与える影響と意義を理解され、何か協力したいという気持ちが起こった方は、是非会場にいらして下さい。天真体道の瞑想体技を通じて、地球生物圏(バイオスフィア)と精神圏(ヌースフィア)を調和的に活性化したいと思っています。一緒にやりましょう!

11/30(金)二子玉川での天真体道瞑想クラス
12/1(土)横浜ナディアでの天真体道瞑想クラス
12/2(日)神楽坂のヒカルランドパークでの天真体道体験ワークショップ

最後に、このシンポジウムに関するいくつかのシンクロニシティについてシェアしておきます。シンポジウム初日に当たる今日は、『13の月の暦(ドリームスペル)』のツォルキン(260日暦)だと、KIN35(9・鷲)という日に当たります。

「青い鷲」という「太陽の紋章」は「ヴィジョンを創り出す」というキーワードを持ち、「太陽の(9)」という「銀河の音」は「意図を脈動させる」というキーワードを持ちます。まさに「ホリスティック・ヴィジョン」シンポジウムの始まりにぴったりの日付です。

また、このシンポジウムに先立って行われた「国連での12賢人会議」については『天地人々ワレ一体』のP246に追記してありますが、KIN246(12・世界の橋渡し)は、現地で演武予定の吉田倫子師範の誕生キンでもあります。ちなみに、その一つ前のKIN245(11・蛇)が青木先生の誕生キンです。

ここでブログを終えてUPしようとしたところで関連ページを目にして、もう一つ驚きの発見をしたので付け加えます。このシンポジウムへの支持表明者の中に、ボン教に関する著書を多数書かれているテンジン・ワンギェル・リンポチェがいらっしゃるのを見つけました。

ボン教に関しては『マヤのリズム』P165に「ボン教との出会い」という項目を設けて記している通り、日本にその教えを伝えている箱寺(森)孝彦さんとご縁があり、交流をさせて頂いている他、手元にはワンギェル・リンポチェご自身の著書『チベッタン・ヒーリング』もあるからです。

これまで私たちが関わって来た様々な流れが共鳴しながら統合され、何か素晴らしい事が起こりつつあるのを強く感じています。(D)

倍音の月15日 9・鷲(KIN35)

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