令和「REIWA」はチベット語で希望!

新元号 「令和」発表の昨日(平成31年4月1日)は、私が天真書法塾の師範称号を得てからぴったり10周年の記念日だった。

説明によれば、「令和」は万葉集が由来。天平二年正月十三日に大宰府の大伴旅人(おおとものたびと)の邸宅で梅の花を愛でる宴が催され、その宴で詠まれた梅の花の歌32首の序文「初春の令月にして、気淑く風和らぎ、梅は鏡前の粉をひらき、蘭は珮後の香を薫す」から『令和』を導き出されたそう。

中国由来ではなく、日本の古典に由来する初の元号は、やはり日本国民の一人としてとても嬉しい。そればかりか由来文中には、私の雅号・蘭禅の蘭も登場し、個人的にも嬉しいサプライズだった。天真書法塾師範科の2月稽古では、先生方から頂いた課題作品の一部として「万葉集・梅の花」から大伴旅人の歌を数首書いたばかりだったので、『えっ!元号由来にも旅人さん?!』と超デジャビュだったことも記しておこう。普段の稽古では、漢詩唐詩が課題となることが多いのだから。

ところで、昨日夕方には、ダライ・ラマ法王事務所のルントック代表から、突然以下のようなメールを頂いたので、その一部を紹介する。

『新しい元号(令和)おめでとうござます。 日本国民とって、希望に満ちた将来でありますように。 チベットではREIWAは希望という意味です。 希望を持ちなさいとか、希望をすてないようになど、 老若男女問わず使用しております。努力なしで、良い希望はないとか。この元号は、チベット人の希望にもつながりますように。』

日本の新しい元号「令和」REIWAが、チベット語で希望とは、なんと素晴らしい!

新元号「令和」REIWAがチベット語で希望なら、私の雅号「蘭禅」 RANGZENはチベット語で自由を意味する。 私の主宰する天真書法塾シャンバラ教室は、チベットの民族蜂起の記念日である3月10日(2010年は自分の誕生キンだった)を選んでスタートしたのだし、自分にとって大切な事柄が、このようにピタッと美しくシンクロすることに素直に感動を覚える。

かくして、書の師範称号を得てからぴったり10周年の記念日は、日本の新元号が発表された日であり、改めてチベットの希望と自由とそして平和を祈る忘れがたき日となった。トップ画像はダライ・ラマ法王事務所のルントック代表が送ってくださった、チベット文字のREIWA。狙ったわけではないと思う(笑)。しかし日本の新元号をチベット人たちが喜んでくれていることが私には嬉しい。(L)

太陽の月27日 3・嵐(KIN159)

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メモ1*新元号が発表された午前中はピカピカに晴れていて、桜も満開。何もかもが日本の新元号「令和」を祝福していたかのようだった。昨日朝の私の夢には大きな青い鳥が登場。家の中にふわりと飛んで入ってくる夢だった。起きてから河原に行くと、つがいの青いカワセミが姿を見せてくれた。

メモ2*昨日から始まったNHKの連ドラは、なんとこの銀河スピンの始まりを過ごしていた十勝が舞台!しかも3月10日もキーとなっている。