KIN99の九品仏で河口慧海(10・嵐)の碑を読む

今日、太陽の月17日(G3/23)は、銀河の父・ホゼが銀河に帰還したKIN89(11・月)から10年というタイミングだった。10年経つとKINは10進むという関係性があるので(経過年数が5の倍数の時のみ)、ツォルキンはKIN99(青い銀河の嵐)となる。

という事は、エンニオ・モリコーネ(KIN186)がダライ・ラマ法王(KIN14)の誕生日でもあった「宇宙の月10日(G7/6)」に旅立ってからちょうど1銀河スピン(260日)という日でもあった訳だ。その時の事をまとめた過去記事に目を通して気づいたのは、テレビ番組のロケで剣武天真流本部正師範がスイカ割りに挑戦した日でもあったという事。

その映像が番組に使われたのは、それから半年近くも経過した2021年1月のことだったが、体験としては既に遠い昔の出来事のように思えていたので、まだ260日しか経っていないというのは逆に新鮮な感じがした。

KIN99はまた、モリコーネと共に『ニュー・シネマ・パラダイス』を生んだジュゼッペ・トルナトーレ監督の誕生キンでもある。つまり、モリコーネはダライ・ラマ法王の太陽暦誕生日にトルナトーレの誕生キンが同期した日に旅立ったのだ。多くの名作映画を共に作り上げた2人の縁を知れば知るほど、この一致が単なる偶然とは思えなくなる。

もっとも、『13の月の暦』は見える世界(365日暦)と見えない世界(260日暦)を統合する暦なので、自分がその暦で生きれば生きるほど、見聞きし体験する世界も自然と統合されて行く。だから、確率的にはありえなさそうな同期現象も、日常的に体験されるようになって来る。というより、本来全ては一如であることに気づかされるだけなのだ。

さて、今日は天真書法塾発表会(G5/1,2)に向けた作品制作ために、九品仏の施設を借りて最後の追い込みをしていた。ちょうど桜が早めに開花をした事が報じられていたので、駅前のアジアン料理サハラでカレーを堪能し、九品仏浄真寺の境内で春の息吹をたっぷりと味わってから制作に取り掛かった。

浄真寺の境内には、仏教の原典を求めて鎖国状態にあったチベットに日本人として初めて入国を果たした河口慧海の碑がある。昨年はコロナの関係で訪問が叶わなかったが、私たちが教育支援で毎年訪れているチベット人学校から至近距離にあるカトマンズ・ボダナート仏塔前にも慧海を記念した碑がある。それで驚いた事があった。

「青い嵐」の冒険者たち】に書いてある通り、慧海の誕生キンは、パカル王の石棺の拓本を取った美術家・刀根山光人やエジプト学者・吉村作治と同じKIN179(10・嵐)なのだが、今日のサイ時間がまさにそのKIN179だったのだ!

実は、一昨日のKIN97から始まった35(7×5)週目、今年はキンとサイ時間の「太陽の紋章」が一週間一致し続けるというスペシャルな現象が起こっているのだ。慧海がKIN179であることは九品仏に到着するまですっかり失念していただけに、何とも素晴らしいタイミングで桜咲く浄真寺を訪れる事ができて、すっかり嬉しくなってしまった。

加えて、ランチで訪れたサハラでは、ボダナート出身の店長さん(考えてみればこれも凄い確率だ)に数ヶ月ぶりに会う事もできた。何でも、コロナの関係でネパール帰国後3ヶ月もそのまま滞在する事になってしまったらしい(フライトなど諸事情で)。それにしても、役者もセットもタイミングも都合よく揃い過ぎていて、まるで映画のようである。

KIN99は、ダライ・ラマ法王14世(KIN14)の現在の道筋でもある訳だが、慧海はラサで、ダライ・ラマ13世に謁見したとも言われているのだ。様々な人と時間の流れが交差するこの世界、『ドリームスペル(夢の魔法期)』というツールと言葉を私たちに届けてくれたホゼの事を思い出すのにふさわしい1日であった。

ところで、「青い嵐」の年に「青い嵐」の日になるのは、20日周期のウィナルカレンダーで月始めである事を意味する。当然、ウィナルカレンダーの各月の初日は『ドリームスペル』の「銀河の羅針盤」の外周部の緑の円盤の日付(3次元のG暦日付)と一致する。

ホゼの旅立ちは、ウィナルカレンダーでは毎年13番目のマク月の初日で、元旦から240日(元旦含めて241日目)のタイミングに当たる。誕生日といい旅立ちの日といい、流石に提唱者だけの事はあると毎年思う。

メルマガ『驚きは魂のごちそう』は、G暦第2・第4火曜の配信という設定にしていて、今日の配信を狙ってもできる訳ではないのだが、こういうスペシャルな日にシンクロしてVol.26が配信された。26号にちなんで、暦のコーナーでは【反対のパートナーは26歳の自分でもある】を、もう1つのコーナーでは 【「光の呼吸」と横隔膜のリラックス】について書いている。

今とは全く異なる社会情勢の中、鎖国中のチベットにまで潜入して教えを求めた慧海の行動力と求道心の強さには、ただただ敬服するしかないが、何かを本気でつかもうとするのなら、慧海に倣いあらゆる角度からよく調べ、どこに学びに行くべきかを吟味した上で行動した方が良いと思う。

フットワーク軽く動く事も大切だが、動機が曖昧なままあちこちフラフラ渡り歩いても、得るものは少ないだろう。本当にしたいのは何なのか?この地球に何をしに来たのか? そこがはっきりすれば、向かうべき方向もはっきりして来るのだ。(D)

太陽の月17日  8・嵐(KIN99)

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