久遠の彼方と同期する久遠波濤剣

13の月の暦』の提唱者ホゼ&ロイディーン・アグエイアス夫妻が、広くその名を知られるようになったのは、マヤの預言に基づいて「ハーモニック・コンバージェンス」という世界規模の平和の祭典を呼びかけた事による。昨今、頻繁に行われるようになった世界同時瞑想の類は、1987年に行われたこのイベントを一つのきっかけ(モデル)にして始まったと言えるだろう。

昨日は、そこからちょうど32周年に当たるタイミングだったが、同じ1987年に出版された『マヤン・ファクター』(ホゼ・アグエイアス著)も、全く新しい切り口からマヤの暦にアプローチしたという意味で、世界のスピリチュアルシーンに新しい潮流をもたらした一冊と言えるのではないかと思う。

既に【マヤ長期暦 9.13.0.0.0(KIN37)】などの過去記事を通じて何度か紹介している通り、本書はアグエイアス夫妻のチベット仏教の師であったチョッギャム・トゥルンパ・リンポチェことC・T・ムクポに捧げられている。

今日KIN37(11・地球)は、そのトゥルンパの113回目の銀河の誕生日。トゥルンパはホゼと同じ1939年生まれだったが(ホゼの伝記P110にG2/19とある)、『マヤン・ファクター』が発刊された4/16(KIN193)を溯ることわずか12日前の4/4(KIN181)に、48の若さでこの世を去った。

日本の読者に向けたQ&Aを含む完全な邦訳がVOICEから出されたのは1999年7月26日(KIN254)のこと。昨日、暦クラスの準備でパラパラとめくっていて、ふと目に止まった「久遠の彼方との同期」というイラストが、自分の誕生キン(KIN241)とシンクロするP241に掲載されている事に気付いた。

しかも、昨日、磁気の月23日(G8/17)のサイ時間はKIN241。ハーモニック・コンバージェンス2日目(8/17)が、常にサイ時間KIN241と同期する事を改めて認識しつつ、そのタイミングで『マヤン・ファクター』P241に「久遠」という言葉が書かれている事に気付いたのが、私には驚きだった。その理由は以下の通りだ。

拙著『「天地人々ワレ一体」宇宙ととけあう究極の心法』でも詳しく紹介している剣武天真流では、テキストとDVDがセットになった「教範」をベースに、各自が自修を進めて行く事が原則となっている。この教範DVDの中で、唯一私が演武しているのが「久遠波濤剣」という型だからだ。

「久遠」という言葉が、日常的に使われるものであるのなら別に驚くことでもないのだが、普段滅多に見聞きするような言葉ではない上(少なくとも私の日常では)、「久遠波濤剣」という実にピンポイントな型でのみ剣武のDVDに登場しているKIN241の私が、P241に「久遠の彼方との同期」と命名されたイラストを、サイ時間KIN241に発見すれば、驚くのが自然というものだろう。

そのイラストの中のKIN241に該当する右上の場所に、マヤ長期暦の表記で12.0.0.0.0と記されているのが気になって、KIN3Dというアプリで調べてみると 1618.9.18(KIN83)となった。9/18は母の誕生日なので、さらに気になって確認すると12.0.0.0.0から322年後と判明。

そして、322に何かあるのか?と気になって因数を探すと、その一つが「322=14×23」となる事が分かった。こういう作業に意味があるかどうかを問うのはナンセンスである。ただ「気になる」を探求すると、面白い扉が開くことが往々にしてある、とだけ書いておこう。

14をKIN14、23をKIN23と読めば、322=ダライ・ラマ法王(KIN14)×フランシスコ法王(KIN23)となり、テレクトノン的に書けば「夜明けの人々の法王」×「聖なる書の人々の法王」となる。そしてもちろん、14+23=37(チョッギャム・トゥルンパ)でもある。

これらはただの数字遊びであり、同時に、神秘のサインを読み解く手法の一つでもある。チョッギャム・トゥルンパをきっかけに「久遠波濤剣」に至ったので、9/15(KIN65)に新宿文化センターで行われる剣武天真流演武会「大剣祓い」の案内ハガキも添付しておこう。近く改めて案内させて頂くつもりだが、「剣」や「久遠」に感じるものがある方は、ぜひご来場いただければと思う(入場無料)。

最後にメモを2つ。一つはトゥルンパに関するWikipediaからの情報。

“王家の招きをうけブータンを訪れ、そこでブータンで唯一の瞑想施設に入り、ジグメ・ワンチュク王子(第4代国王、先代(2011年6月現在))の個人教師を務めた。そこで王家のアドヴァイザーとして滞在中のディルゴ・キェンツェー・リンポチェと再会する。そのおり、パドマサンバヴァゆかりの聖地タクツァンで瞑想していたトゥルンパは、西洋の科学物質文明のなかに仏教を真に根付かせるには、自らのなかの精神の物質主義を断ち切ることが必要だと悟る。”(以上wikiより引用)

このような背景など全く知らずに、私たちは2007年にタクツァンを訪れ、2008年にはカトマンズでディルゴ・ケンツェ・リンポチェの居室に導かれ、その頭蓋骨の入った箱を見せてもらった経緯がある。そして、今、まさに秋篠宮ご一家がブータンにプライベートな旅をされている最中。秋篠宮さまは、ローマ法王フランシスコに一昨年だかにお会いされているはずで、眞子さまはフランシスコ法王と同じKIN23である。

もう一つのメモは、昨日、磁気の月23日(8/17)が辻麻里子さん(KIN241)の太陽暦誕生日だったという事。現在放映中の朝ドラ「なつぞら」の舞台となっている十勝で、14年前の今頃、その十勝でご一緒していた事は【辻麻里子さんと行なった聖地「然別湖」での儀式】に書いた通りである。

「14」と「23」がこういう形で登場することと、P241に「久遠の彼方との同期」というイラストを見つけた事には関係がある、というのが私の立場であり、ここで行った作業は、私にとっては、まさに「久遠の彼方から届いた信号」を「同期」を通じて読んだ結果なのである。そして、それは「遊び」の感覚を忘れない時、可能となる事なのだ。(D)

磁気の月24日 11・地球(KIN37)

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